あたらしい土日シリーズ「いろんなコンピューター言語の覚え方」、前回は、コンピューター言語の体系というお話でした。
コンピューターは、入力→(情報/データの)処理→出力という具合にながれますが、それを言語体系に合わせて考えると、こんなかんじ
・(さまざまなデバイスからの)入力 画面 ファイル ネットワーク : ↓ ・処理 ・変数宣言 ・ある1つの値を宣言 整数 小数 文字 論理値 ・複数の値を宣言 配列 (文字列) 構造体 ポインタ(1つの値でもOK,なんでもあり) ・処理命令 ・処理命令 ・演算子 ・命令(関数・メソッド) ・制御文 ・条件 ・繰り返し ・ジャンプ ↓ ・(さまざまなデバイスへの)出力 画面 ファイル ネットワーク :
今回はそれをもとに、覚え方の手順について考えてみたいと思います。
■覚え方の手順
覚え方の手順としては、こんな感じかなあと思います。
(1)処理を開始するところについて、処理が終了するところについて
処理の書式
コメントの書式
実行開始ポイント・終了箇所
(2)処理で扱えるデータとその宣言の仕方について
変数について(整数、小数、文字、論理値など)
変数の初期化について
定数について
複数の変数をまとめてあつかう
配列とポインタ
構造体・クラスなど
(3)宣言したデータの処理方法
整数・小数の演算子、処理(メソッド・関数など)
文字・文字列の演算子、処理(メソッド・関数など)
論理値・その他の演算子、処理(メソッド・関数など)
配列の処理など
(ポインタの処理など=言語によってはない)
構造体・クラスの処理など
(4)制御文
条件
繰り返し
ジャンプ
(5)入出力処理
ファイル
画面
DB
ネットワーク
(6)複数の処理を作ってまとめる
分割コンパイルなど
次回から、上記の手順にそって、具体的な内容を書いていきたいと思います。