ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ビックデータ時代に「自由闊達に議論」ってのが古い?今や「知の融合の電子化、自動化」

2012-11-01 19:20:09 | Weblog
きのう、(あ、日付的には今日)NHKスペシャルの再放送

メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオ
第1回 岐路に立つ"日の丸家電"
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/1027/index.html


いくつか、?の付くものがあった。
例えば、「テレビにこだわりすぎ」とか、
「原点に戻れ」とか・・

で、その中でも、最後の締めの言葉、
「自由闊達に議論」
ってのは、ど~なのかなあ?と思うので、
まず、これにコメント(ほかのモノにも、今後触れるかもしれないけど)




50代以上の人は、「自由闊達に議論」ってのが、好きですよね~

だけど、これ、非効率的なんですよね。
こんなにデメリットがいっぱいある!
(1)議論する時間がもったいない。
(2)声が大きいと議論に勝ってしまう場合がある
   →いい考えが潰れてしまう
(3)落ち着いて考えられないので、
   ぶっちぎりの独創的発想が生まれにくい

その割りにメリットは・・・
・いろんな人と、議論すると、化学反応していい考えが、
 生まれる「かもしれない!」

・・・(2)、(3)があるのに、生まれるのか?

(1)の時間は大切だぞ!
人間のスピードって、所詮たかが知れてるぞ・・コンピューターには勝てないぞ!




 今の人は、マニュアルとかを求めるわけです。
 それは、(1)に挙げた時間の問題+楽して覚えたいということ。
 もちろん、世の中が高度化したから、マニュアルなしでは、
 操作できないくらい複雑なものもあるわけだけど・・・

 ただ、それも、電子化・自動化されてきているわけです。

 とするとですよ、議論だって、電子化、自動化されてもいいわけですよ。

  「知の融合の電子化、自動化」

 ってことですね。




どうやるか・・・

・まず、形式知にします。この知識が、どういうフォーマットがいいかってのは
 置いておく。まあ、マインドマップみたいなかんじで、グラフ化するのが
 いいんじゃないかな?グラフ用のDBもあるし・・
 で、この形式知の知識が、DBになっていると・・

・ある問題を提示すると、答えとなりそうなものが、DBから検出され、提示されると
 この辺は、IBMのワトソン君がクイズ番組で応えた要領で・・・

・それを評価する。ここが自由闊達な議論の電子化になるわけですねえ・・
 その答えをもとに、多角的にシミュレーションして評価する
 ・・・んじゃ、イノベーションは起こらないわけですよ!

 ここで、

・2つの知識があったとき、ある知識を入れると、劇的に知識が広がる、
 つながる、答えが出るという知識をみつける。
  →これが、東京大学システム創成の大澤先生のデータ結晶化になるんだろうけど・・
  →この2つの知識を結ぶところがイノベーション

・ただ、これは、数学的に調べるだけなので、実際そんな知識を結び付けられる
 とは、限らない。そこで、この部分を人間が考え、思いついたら、DBに入力し。。




という形で、問題解決していくのが、将来像なんじゃないか?

つまり、人間が自由闊達に議論をするんじゃなくって、
コンピューターが協調して、知識の中から、解をみつけていく。

そして、決定的なところ(知識を結び付けるところ)は、
人間が考えないといけないけれど、
その人間が考えた結果も、今後のデータに反映されていくと・・・

ちなみに、知識を結び付けるとことは、
大澤先生は、知識の結晶化で、チャンスとしていているところだけど、

この結び付けるところが、前に書いた、山本先生だと、

知識流通が加速する生活の多様化
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/2621c7909727c73fb2e037059081a925


になっていくのだろうか・・

人間の役割は
  ・暗黙知を形式知にする
  ・形式知を結び付ける
  ・実践知を実施する
になってくるのかな?




このぐらいのコンピューターによる知識革命?はすぐそこに来ていて、
その象徴が、IBMのワトソン君なのであろう。

だから、自由闊達に議論なんかしていたら、世の中、遅れちゃうかもよ?

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Happy Birthday ASIMO!

2012-11-01 15:23:59 | トピックス
12th Birthday



・・・って、昨日だったか、ひょっとして(^^;)

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知識流通が加速する生活の多様化

2012-11-01 13:01:50 | AI・BigData
KKE Vision2012
http://kv2012.kke.jp/

で聞いてきた、「知識流通が加速する生活の多様化」(名古屋大学:山本先生)
の話を、ここにメモメモしてみる




■主な内容
・コミュニケーションの発展
・生活の多様化と知識流通
・生活知識連携サービス
・ソーシャルメディアの進化
・コミュニケーションの課題
・まとめ

■コミュニケーションの発展
・コンピューティングの発展
  メインフレーム+コンピューターネットワーク
    ↓
  高価なワークステーション
    ↓
  パソコン+分散コンピューティング
    ↓
  ケータイ/モバイルコンピューティング
    ↓
  ユビキタス
    ↓
  生活者+ソーシャルコンピューティング

・インターネット利用の発展
  1992年 日本のインターネット商用利用
  1994年 インターネット元年
      →イントラネットという概念
  2000年 Wiki ブログ 個人で情報発信
  2005年 SNS
     自分自身のために情報記録:ライフログ
   今    Twitter,FaceBook
→より早く、簡単に情報発信
 タバコ部屋:コミュニケーション
   →仮想空間でタバコ部屋

・インターネットサービスの発展
   1995年 NTTディレクトリ
         AMAZON→社会ニーズとらえてる
   1998年 Google 単純、簡潔さ

・Googleが獲得したケーパビリティ
   世界中の情報を整理し世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること
     →Google Map
        個人情報は?
        Googleのサイトをフィルタで禁止
           →企業のセキュリティ対策VSグーグルのミッション

・デジタルコミュニケーションの発展

個人
  電話、Web、ユビキタス
企業
  エンタープライズ
社会
  コミュニティ

・知識モードと技術の発展
  1960~ データ処理/データ
  1980~ 情報処理/情報
  2000~ 知識処理/知識
  2020~ ?   /知恵

■生活の多様化と知識流通
・生活知識の階層化
  生活の知恵:
  生活知識
  生活情報
  生活データ:
→知識そのものがビジネス
 医療データ:個々のデータはあるが、流通させられない
   →技術的にはできても、病院の・・・とか
    コンテキストが共用できるか、連携可能か?

・デジタル生活世界
  1.物理的対象  メディア端末
  2.主観的行為  知識流通活動
  3.客観的知識  生活知識

・生活知識流通アーキテクチャ:4つの階層
  生活者
  生活コミュニティ(共同体)
  生活コミュニケーション基盤
  生活知識

・知識階層と学習
   生活の知恵
       フィルタ
   生活知識
       フィルタ
   生活情報
       フィルタ
   生活データ
       センサー

  学習・フィルタ必要

・知識流通速度
  情報の伝播:友達大・小がまばらにいたほうが情報が早く伝わる
    友達多いと理解速度落ちる。すばやく送れるのは情報が少ない人

■生活知識連携サービス
・知識サービスはどのように連携されるだろうか
  デバイスの融合:カーナビをスマホ
  CMS:検索、放送、配信
 違うプレーヤーがコンペジターに
 知識がもっとも重要な資産
   地図サービスの知識がないと、地図サービスできない
 知識がコンテクストに密接につながっている:一般論をいわれても・・・
   →リアルタイム
 うまく交換するサービス、技術
   状況がカテゴライズされている

・生活上ほうっはどのように連携されるだろうか?
・放送サービスはどのように連携されるだろうか?

■ソーシャルメディアの進化
・生活者とソーシャルメディアの世界

世界1
  ソーシャルメディア
世界2
  知識流通活動
世界3
  ソーシャルメディアに蓄積されている知識

・メディアとソーシャルメディア

・ソーシャルメディアの発展
  知識共有行為
    知識変化/知識活用
  共有知識

 Googleのケイパビリティの拡大
 つながりを断ち切れない:病院にいってなおす

・SNSが分解・再結合されたケイパビリティ
  ひとつひとつはすでにある
  それを束ねたもの

・医療の現場でSNSをどのように活用できるだろうか
  バックグラウンドが違う→使う言葉が違う
   →究極はSNS
   →研修がいらない
  でも、「医療情報サービス」だったら・・・
  SNSは極限のサービス?

・仲介知モデル
 その状況に閉じた知識
   暗黙知 → 仲介知 → 形式知

・SNS
  組織変革
  知識資本を活性化

・生活知識資本

■コミュニケーションの課題
・コミュニケーションの分類
  バランス

・コミュニケーション形成プロセス

・コミュニケーション誤りの理由
   リスクがある→そのためのコミュニケーション

・人間機械コミュニケーションの限界
   デザイナーのプランを知ることができない
     →知識のギャップ

・介護支援ロボット
  使いこなす人材が必要

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BigDataを使った、タイムマシンの創り方

2012-11-01 09:00:17 | AI・BigData
昨日、

「どこでもドア」の創り方
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/5ca7149613c20c4ac1b2ed0d70a1ba25

を書いて、たぶん、気づかれてると思うけど、
タイムマシンの創り方




(1)あらゆるところに、カメラとマイクを置いておき、
 データを取り、それをクラウドに送り続ける
  →ここが、ビッグデータ

(あとはどこでもドアと同じ理屈)

(2)見たい場所と時間を指定し、タイムマシンに入る。

(3)(2)で指定された場所、時間に対応する、
   (1)のデータををクラウド内から探し、そのデータを
   3Dプロジェクション・マッピングで、映し出す/音を再生する




<<利用例>>

日本が本社、支店がニューヨーク、上海、ドバイにある。

本社、支店すべての会議室の音声、画像はクラウド上に常にアップされている

いきなり、10日前のドバイの会議内容を見たかったら、
10日前、ドバイとセットすると、
クラウドからデータを持ってきて、
3Dプロジェクション・マッピングで、会議を映し出す/音を再生する




これだけじゃ、簡単だし、今でもできる。
それよりも、たぶん、面白そうなのは・・・

・会議室の会議の発言をテキストとして残し、
 また、動きなどは、特徴点のみを保存しておく

・会議の発言テキストから、議事録を作成、DBに登録して、
 いつでも検索できるようにしておく
 さらに、データは、他支店・本店に配信しておく

・セットすると、その発言テキストと動きの特徴点をもとに、
 CGで再生する

これならば、古代でも何でも、勝手に特徴点とテキストを作れば、
タイムマシンデ再生できる。テレビの番組も、コンサートも再現できる。
議事録?も作れる・・

会議だけでなく、エンターテイメントでも使えるか?

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