組織・・うんたらかんたら~(経営学関係)の
授業の宿題を、ここでやってみる
<<講義内容>>
・バーナード
・サイモン
・サイアート=マーチ
・ガルブレイズ
組織:課業の不確実性を処理するメカニズム
課業の不確実性
=課業の遂行に必要な業務(の情報)量
-組織が既に持っている情報量
・問題解決の方法
問題の把握:構造化=MECE、なぜ5回
<<講義に対するフロアからの質問>>
・授業では、問題に対して、なぜを問い(5回?)MECEに分割すること大事。
また、ルール化、標準化が重要という話であるが、
アジャイルの世界では、現在は、クネビン・フレームワークにおける
単純・込み入った問題から、複雑な問題に移行しようとしていると考えているらしい。
そのような問題では、MECEにできず、「なぜ」と尋ねてもよくわからず、
課業の不確実性が大きい問題を対処しなければならず、
「とにかくやってみよう」という方針しか立てられない。
このような社会においても、従来の問題解決の方法は、有効であろうか?
<<先生の回答>>
有効であると考える。2つの意味で。
(1)すべての問題が、不確実性であろうか?
会社によっては、たしかに不確実性が高い問題を扱っているだろう。
しかし、そうでない会社もあるだろう
(ここで、会社の実名が出たが、その会社の人に失礼なので省略)
複雑な問題は、従来の考え方だけでは解けないかもしれない。
しかし、従来の考え方で解ける問題、そのように考えたほうが適当な問題までも
複雑に考えないといけないと唱えて、思考停止することは、ないだろうか?
(2)複雑な問題は、単純化できないだろうか?
たしかに複雑な問題を複雑なまま捉えないといけない場合もある。
しかし、従来の学問のように、構造的に分解して、単純化すれば、解ける場合も
あるのではないか?
その場合は、分割し、単純化した部分に対しては、標準化、ルール化できる。
たしかに、複雑な問題は存在し、それを複雑に扱わなければいけない場合も
多いであろう。しかし、単純化できる問題も多くあり、問題解決には、両方の
視点を持つことが必要である。
<<宿題:この問題を通して考えること>>
今回のフロアからの質問は、アジャイルとウォーターフォールの関係
とも言える。
問題によっては、単純な問題もあり、ウォーターフォールが向いている
問題もあるだろう。
なんでもアジャイル、アジャイル最高!というのは、
なんでもウォーターフォール、ウォーターフォール最高!
というのと、大して変わらない思考停止状態なのかもしれない。
また、アジャイルでも、規則はあるわけだし、標準化すべきこと
(朝にミーティングする。スプリントの期間などなど)はあるわけで、
それは、問題が複雑だから、決めなくていいということにはならないであろう。
複雑な問題を扱うとしても、標準化やルールがなくて良いわけではなく、
標準化するところもあるけど、決まっていない部分もあるというように
しないといけない。
なところで、宿題おわり。
授業の宿題を、ここでやってみる
<<講義内容>>
・バーナード
・サイモン
・サイアート=マーチ
・ガルブレイズ
組織:課業の不確実性を処理するメカニズム
課業の不確実性
=課業の遂行に必要な業務(の情報)量
-組織が既に持っている情報量
・問題解決の方法
問題の把握:構造化=MECE、なぜ5回
<<講義に対するフロアからの質問>>
・授業では、問題に対して、なぜを問い(5回?)MECEに分割すること大事。
また、ルール化、標準化が重要という話であるが、
アジャイルの世界では、現在は、クネビン・フレームワークにおける
単純・込み入った問題から、複雑な問題に移行しようとしていると考えているらしい。
そのような問題では、MECEにできず、「なぜ」と尋ねてもよくわからず、
課業の不確実性が大きい問題を対処しなければならず、
「とにかくやってみよう」という方針しか立てられない。
このような社会においても、従来の問題解決の方法は、有効であろうか?
<<先生の回答>>
有効であると考える。2つの意味で。
(1)すべての問題が、不確実性であろうか?
会社によっては、たしかに不確実性が高い問題を扱っているだろう。
しかし、そうでない会社もあるだろう
(ここで、会社の実名が出たが、その会社の人に失礼なので省略)
複雑な問題は、従来の考え方だけでは解けないかもしれない。
しかし、従来の考え方で解ける問題、そのように考えたほうが適当な問題までも
複雑に考えないといけないと唱えて、思考停止することは、ないだろうか?
(2)複雑な問題は、単純化できないだろうか?
たしかに複雑な問題を複雑なまま捉えないといけない場合もある。
しかし、従来の学問のように、構造的に分解して、単純化すれば、解ける場合も
あるのではないか?
その場合は、分割し、単純化した部分に対しては、標準化、ルール化できる。
たしかに、複雑な問題は存在し、それを複雑に扱わなければいけない場合も
多いであろう。しかし、単純化できる問題も多くあり、問題解決には、両方の
視点を持つことが必要である。
<<宿題:この問題を通して考えること>>
今回のフロアからの質問は、アジャイルとウォーターフォールの関係
とも言える。
問題によっては、単純な問題もあり、ウォーターフォールが向いている
問題もあるだろう。
なんでもアジャイル、アジャイル最高!というのは、
なんでもウォーターフォール、ウォーターフォール最高!
というのと、大して変わらない思考停止状態なのかもしれない。
また、アジャイルでも、規則はあるわけだし、標準化すべきこと
(朝にミーティングする。スプリントの期間などなど)はあるわけで、
それは、問題が複雑だから、決めなくていいということにはならないであろう。
複雑な問題を扱うとしても、標準化やルールがなくて良いわけではなく、
標準化するところもあるけど、決まっていない部分もあるというように
しないといけない。
なところで、宿題おわり。