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ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

富士通が5月14日に発表した、新しいクラウドの体系 Fujitsu Cloud Initiative

2013-05-17 12:08:18 | AI・BigData
について、富士通フォーラムの

新たなステージへ進化する富士通のクラウド
~スピード経営を支えるクラウドの効果的な活用~
富士通(株)
サービスビジネス本部クラウドビジネス推進統括部
シニアディレクター 渡辺氏

で聞いてきたので、メモメモ





新たなステージ 5月14日発表
 Fujitsu Cloud Initiative
 新体系
 クラウドインテグレーションサービス
 クラウドラインナップ

お客様を取り巻く環境
・既存業界・地域を越えた地球規模の新たな競争環境
  グローバル化
  消費や生活の変化:レンタサイクル
  人口構成の変化
  エネルギー・環境問題の深刻化
・ものの競争から付加価値での競争
  もの単体はコモデティ化が進み
   モノ+サービスによる付加価値が競争力となる
     カーナビ
     スマートフォン+ナビアプリ
・ICT技術の変化
  3rdプラットフォーム技術が台頭
  クラウド、モバイルネットワーク、ビッグデータ、ソーシャル
  ネットワーク(SDN)
・お客様の変化とクラウドへの期待
  お客様の声
    スモールスタートで投資リスクを低減したい
    市場投入スピードを速め、機会損失をなくし、シェアを獲得したい
    低コストかつ高品質なICTインフラを利用したい
  ICTへの期待
    JUAS
    コスト削減に加え、リアルタイム経営、グローバル化、
     商品、サービス強化、ビジネスモデル変革が拡大
    中小:リアルタイム、業務プロセス効率化
  CIOの意識の変化
    CIOをICT運用に加え、IUCTを生かしたビジネス創出に軸足を移す
    新たなICT技術をビジネス活用する上でIT部門は不可欠
  ビジネスイノベーションはIT部門のミッション
    IT部門のうち
      6割がビジネスプロセスの変革
      4割がビジネスモデル変革をミッションとして明示
  ビジネスイノベーションを成功させるためのポイント
    1位 実態把握 事務系にプロセス改革をする人いない
    2位 意識改革 事業と一体になっていく
    9位 上流・超上流から取り組む
    忘れてはいけないこと:サービスレベルを守る

・富士通のこれまでの取り組み
  3つのクラウド適用範囲
    基幹系
    フロント業務
    ソーシャルクラウド

・取り組みの変遷
  2009年からクラウドビジネスの適用範囲を順次拡大
    S5
    A5:Azure
    プライベート
・S5のグローバル展開
  SLA:99.9998

・富士通クラウドの特徴
  トラステッド
  グローバル
  インテグレーション
・事例:キャノン オフィス向けクラウドサービス
 事例:NTTDocomo ドコモゼミ

・富士通クラウドビジネスの状況
  2010年度の3倍に伸張
  2012年度実績からみる13年度予測
    お客様のクラウド利用は13年度10%を超える見通し
    クラウドを利用したシステムの構成要素が変化する
      モバイル
      ホスティング型
      マルチクラウド

・最近のクラウドへの要望
  クラウドが乱立・進化、ユーザー視点による最適な選択
  専門家が少ない
  モバイルやSNSの活用
  セキュリティ面で心配

富士通の新たな取り組み
・お客様のビジネスイノベーションの実現へ

・Fujitsu Cloud Initiative
  お客様のクラウドニーズに対応して
  最適階を追及する継続的な取り組み

・(1)Paasラインナップの強化
   RunMyProcess
     クラウドをつないでコネクション
     フランスでは実績あり:WebLeads社
    適用シーン
     与信の自動化
     ヘルプデスクの統合
     ワークフロ型グループウェアのマイグレーション
     SNSやGISのマーケティングへの活用
   クラウドサービスイネーブラー
     ID管理、認証、契約、課金 JSaaSのノウハウ
   その他
     モバイル活用基盤サービス、
     データ活用基盤
     ソーシャル連携
・(2)クラウドインテグレーションサービス
    クラウドインテグレーター2000名
    クラウドスペシャリスト100名
    最適な選択・組み合わせ
  特徴:
   クラウドインテグレーションサービスモデルによる提案強化
     ハイブリッドクラウド
     インターネットセキュリティ
     BCP
     コミュニケーション
     ネット
   マルチクラウド環境統合運用
     統合運用監視画面
       お客さまが使って運用できる
・(3)IaaSラインナップの強化
     S5のほか、ホスティングも
   S5専用サービス:物理的に専用環境、業界内クラウド、事業用クラウド
   ホスティング:仮想サーバーとしても使える
・(4)クラウドセキュリティの強化
   セキュリティ対策サービス
    クラウド運用の実践知に基づき、先進の脅威に対する対応を強化
    富士通クラウドCERT

まとめ
・クラウドは富士通
 Fujitsu Cloud Initiative

・今後のイベント
 Interop Tokyo

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高品質・低コストを実現するオフショア開発への取り組み

2013-05-17 08:42:45 | トピックス
というのを、富士通フォーラムで聞いてきたのでメモメモ




以前SE部門でオフショア→推進するのが購買本部へ

日本のオフショア開発の動向
・IPAのIT人材白書2012年度版を元に
  →口頭で補足
・日本のオフショア開発取引規模
   1000億ぐらい
   2002年 200億→6年間で5倍で急成長
   2008年秋 リーマンショックで落ち込み
     →11年、12年で復活
      アベノミクスで景気よくなる?

・オフショア開発の目的
 開発コストの削減が1番
 2番目以降はさまざま
   インド:高い技術力、生産性
    →オフショアは開発のお手伝いでなく、グローバル
・相手国実績
 活用されるのが中国;日本語できる
 ベトナム比率のばす
 インドはあまり延びていない
  →尖閣問題:中国に頼ってて大丈夫?
   候補:ベトナム 実力はまだまだ・・・
・参考:日本の少子高齢化
  若くなると、人口減っている
  働く人が減っていく
  2015年と2030年→800万人減る
  日本の産業の活性化によくない
   →グローバル人材:オフショア
    外国人と一緒に仕事を作る場面
・単価、生産性(国内IT企業との比較)
 中国、ベトナム 3~4割、インド5~6割(日本より高いとの回答も)
 生産性 7~8割 →かなりばらつきある(生産性が低いケースも)
・単価と生産性を加味して、力量をプロットすると・・・
   インド:単価7割、生産性8割
   中国:単価4数%、生産性6割
  見かけの発注単価はベトナムは安いが、生産性を考えると・・・

・コスト増要因(国内IT企業との比較)
  仕様説明
  詳細仕様書作成
  品質トラブル予防、対応
 コミュニケーションの問題:負担を増やさない

富士通のオフショア開発への取り組み
~ソリューションビジネス向け~
・富士通のオフショア開発状況
  グループオフショア会社を使ったオフショア展開
  国内ソリューションビジネスでは中国オフショア会社を利用
    北京BFS、しーあんFXS、上海BCH
    要件によって、いろいろ

・主な委託先と特徴
 中国:ソリューションビジネス向け、業種別、
    ローカルビジネス
 インド:SAP関連ビジネス、米国オフショア
 フィリピン:WeServ、米国向けオフショア

・富士通のグローバルデリバリーセンター(拠点)
  インド、フィリピン

・ソリューションビジネスでの取り組み
  歴史
   1992年 北京富士通→SDEMで産業流通
   2001年 富士通西安
   2007年 オフショアでかじをきる
・中国オフショア活用への取り組み
  業種別のソリューションビジネスグループ単位で
  オフショア活用戦略を立案
   製造、流通、金融(銀行、クレジット)、ヘルスケア
  共通課題への全社的な取り組み
・北京富士通
  CAD
   →プロセス産業にむけC1、PRONES(ぷろねす:生産管理)等
   →中国ビジネス
   →その他顧客(金融)
・富士通西安
  製造流通→他業種(金融、ヘルスケア、官庁)→現地ビジネス

・金融業向け活用戦略
  北京富士通、富士通西安
  チャイナプラスワン
   ベトナムフィリピン

・製造業向け
  パッケージ開発
  アプリケーション保守サービス

・ヘルスケア:パッケージ中心
  医療分野:電子カルテ
  特化:富士通西安へ→中国ローカルへ

・共通課題への全社的な取り組み
  開発標準プロセス、リスクヘッジ
   入荷と出荷のタイミングで品質チェック
   やりとりの共通化
   第三者検証
・ブリッジSEの有効活用
  SDEM準拠
  日本のSEがブリッジSEに
・オフショア会社の品質保証のしくみ
・開発環境
  専用のインフラ(クラウドセンター)
・プロジェクト運営
  進捗会議はTV会議、Web会議
  情報共有:プロジェクトWeb
・セキュリティ対策
  契約における対策
  開発環境における対策
・事例:銀行の営業店パッケージ
・事例:製造業向けアプリケーション保守
・事例:電子カルテ

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