雇用維持から労働移動へ 概算要求
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130828/t10014089891000.html
によると、(以下太字は上記ニュースより引用)
「行き過ぎた雇用の維持」から「労働力の移動を支援する政策」に転換することを掲げた政府の成長戦略を受けて、厚生労働省は、解雇を防ぐために支給している助成金を半減させる一方で、転職支援の助成金を大幅に増額し、およそ300億円を来年度予算案の概算要求に盛り込みました。
とのこと。具体的には、
「雇用調整助成金」と、転職を支援する「労働移動支援助成金」の予算規模を今後2年で逆転させることにしています。
「雇用調整助成金」の昨年度の支給総額は1100億円余りでしたが、来年度予算案では、これを半減させ545億円とする一方、「労働移動支援助成金」は昨年度の2億4000万円から大幅に増額し、301億円を概算要求に盛り込みました。
ここで、大幅増額する「労働移動支援助成金」とは・・・
労働移動支援助成金は、民間の人材ビジネスを活用して従業員を転職させた企業に対し、その費用の一部を支給するもので、これまでは中小企業だけが対象でしたが、大企業にも適用するほか、転職したあとのスキルアップの訓練の費用も助成することにしています。
厚生労働省によりますと、昨年度はこの助成金を利用して774人が転職しましたが、来年度は、およそ7万人分として要求したということです。
簡単に言うと、大手企業首切り支援はじめます。助成金使って。7万人目標!ってこと。
ベンチャー企業の人事担当者だけど
http://anond.hatelabo.jp/20130826033127
の話を待つまでも無く、この業界は、ブラック業界なので、
ベンチャーに限らず、大手でも、まあ、使い捨てなわけです。
でも、いままでは、法律があって、公には使い捨てられませんでしたが、
この政策&予算化によって、どうどうと、胸を張って、使い捨てられることでしょう。
ということで、この使い捨て人材を、どうするか。
うまく使うことが出来れば、この施策は、チャンスにもなるわけなのですが・・・
その辺を利用した人間が、次の時代を開いていくと、面白いですねえ・・・
・・・あ、でも人余ってるからって、データサイエンティストにするのは、
違う気がする・・・(^^;)