ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ビッグデータの学問的背景が無いことが、全ての問題では無いだろうか?

2013-10-21 18:41:27 | AI・BigData
ビッグデータの学問的背景として、よく挙げられるのに統計学と機械学習が挙げられる。
また、ビッグデータの利用として、マーケティングが挙げられる。

しかし、マーケティングも統計学も突き詰めれば、ビッグデータと矛盾する。




統計学は、母集団が大きいとき、いかにデータを少なくしても、有る程度の精度を
保って、母集団の値に近いものが出せるかという発想に立っている。

つまり、ビッグデータのままで取り扱うことを否定し、乱数などを使って、
データを少なくして、処理を行う。

だから、統計学を突き進めて行くと、ビッグデータの意味はなくなってしまう。




一方、マーケティングを突き詰めていくと、マーケティングは平均値を出して、
当たり前のことを知るものではない。それでは、他社と変わらない。

かといって、きわどい特殊事例を狙いすぎると、それは誤差かもしれないという
ことになる。

そこで、モデルをたてて、そのモデルの正当性を検定によって確かめる。

しかし、ビッグデータはあらかじめ、モデルを立てるのではなく、データから
価値有る情報を見出そうとする

だから、マーケティングを突き進めて行くと、モデル(仮説)を立てないで、
抽出させようとしても、当たり前の結果しか、出ないんじゃないの?
ということになる(実際、データ分析すると、結構、当たり前の結果が出てくる)




つまり、統計学やマーケティングを突き進めると、ビッグデータの思想自体を
否定してしまう。

これらの分野から、技術を借用することは可能なのだが、その根本的な思想は、
これらの分野から借りてきたり、敷衍したりすることは、出来ないのだ。

だから、「ビッグデータ学」とでもいうべき、思想のよりどころが必要になる。
なぜ、ビッグなデータをそのまま扱わないといけないのか?それを扱うと、
どんなことが見えてくるのか・・・

この辺がしっかりしないと、学問としても認められないし、教育も出来ない。
単に借用技術の寄せ集めになってしまうということが、意外と論じられていないと思う。

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今日FPGAで学んだこと(12)ROM化

2013-10-21 14:12:11 | トピックス
今日じゃなくって、ずっと前だけど、

実習・FPGAベースの組み込みシステム開発
http://seminar.cqpub.co.jp/ccm/ES13-0104

で学んだことのメモメモ




■ROM化
・方法
  シリアルROMを使ったROM化と
  フラッシュメモリを使ったROM化がある。

・注意点
 NIOSⅡ/eタイプを使用すること
 →これ以外のタイプだと、評価版となり、ずっとUSBブラスターをつなげていないといけない
  フラッシュ化してるかどうか、わかんなくなる

■シリアルROMを使ったROM化
  EPCSコントローラーが必要
    →Qsysで接続する

<<手順>>
(1)QsysでEPCSコントローラーを接続する
(2)NiosⅡのReset vector memoryで
  epcs_flash_controller・・・・を選択
  →リセット時のジャンプ先がEPCSコントローラーに
(3)EPCS端子をregularI/Oへ
  QuartusⅡの[Assignment]→[Device}
   ダイアログが出たら、左側[Device and Pin Options..]
   DCLKを 「Use as regularI/O」へ
(4)EPCS専用端子を接続
  回路図とか、HDLでとか
(5)FPGA側は、コンフィグレーション作成までを行っておく
   (コンパイルなど)
(6)NIOSⅡEDS Flash Programmerを使って書きこむ(フラッシュへの書き込み)
   SOPC informationファイル指定
   sofとelfを追加(Add)して、書き込み(start)

■Flashメモリを使ったROM化
  EPCSコントローラーのかわりに、Flashメモリーコントローラーを使う

<<手順>>
(1)NIOSⅡEDSのBSPエディターの
   [Main]で以下の3つの項目にチェック
     allow_code_at_reset
     enable_alt_load
     enable_alt_load_copy_rwdata
(2)NIOSⅡEDSのBSPエディターの
   [Linker Script]の以下の領域をflashメモリーに設定
     .rodata
     .text





つぎは「Flashメモリを使って、ファイルシステム」
  

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Ubuntu13.10の新機能

2013-10-21 11:06:21 | ネットワーク
OSC Tokyo 2013 Fallのセッション

Ubuntu13.10の新機能
Talk about "saucy salamander"

を聞いてきたのでメモメモ




19番目(半年1度リリース)
  なにそのクッキーで話し弾むかも?

Saucy:礼儀しらずの
salamander:爬虫類。黄色と黒の縞々のやつ
→サラマンダーと引くと、半分くらい、なんか違うものが出る

どこでもいけるよの意味→なくなっている

最初にまとめ
基本的に13.04を使っている人に大きなメリットはありません

dm-cacheなど・・・
Linux Kernel3.9~3.11の強化

デメリットは日本語入力周りを除くとあまりない

64ビット推奨になった
  デスクトップでメモリ4Gごえできる
  64ビットでCPUはやくなる・・・モンテカルロとか?
  仮想マシンで64ビットの人とか・・?

Ubuntu Touchがリリース
 リリース版というデイリービルド?

Mir/Xmir
  2個以上モニターをつなげると死ぬ

例外その1
universeにmikutterが入った!


ubuntu+ibus
注意点
1.そのままの状態だと日本語入力、キーボード入力にも問題

新機能
dm-chache/bcache
・SSDをキャッシュとして使う機能
  →実装がいろいろあって、戦国時代

KVM
・ARM版もできた

LXC
・Ubuntuの中でUbuntuを走らせたい人むけ?

ZSwap
・メモリ上のイメージをハードディスクに書く
  →圧縮展開する
 →圧縮機能がついてるディスクだと、意味ない

リリースノートを読んでみよう
・wubi封印
・サポート9ヶ月
・カーネル3.11
・13.04と同じ→さぼってる
  Python3.3 13.04→13.10に書き直している
・AppArmor(SELinuxみたいなやつ)
  強化された13.10で動かなかったら、こいつ疑おう
・Upstart User Session
  無条件で有効
Ubuntu for phone
・不具合リスト:スクロールするだけで、受けが取れる
 ビデオをリプレイするとクラッシュ!
 カレンダー予定追加できるが、編集できない
IBus1.5の記述:
 アップグレード前に見る(あわしろいくやさん)

その他の機能
aarch64
・armの64ビットサポート
  高効率
UpstartUserSession
・環境変数を親のシェルに返したいときうれしい



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Toppersプロジェクトのご紹介

2013-10-21 07:53:19 | Weblog
OSC Tokyo 2013 Fallのセッション

組み込みシステム向けオープンソースとToppers(とっぱーず)プロジェクトのご紹介

を聞いてきたのでメモメモ




組み込みシステム
昔:機器に組み込まれる+専用コンピューター
今:機器に組み込まれる+汎用コンピューターも増加

アプリケーション分野
 工業製品、FA機器、運輸、通信、AV、パソコン周辺

採用したプロセッサ
 ARM系 30%以上、SH系

プログラムサイズ
 64Kもあるし、16Mもある・・けど小さい
言語
 80%がC
OS
 ITron→フリーのITron注目
 T-Kernel
リアルタイムOS:Toppers
  →組み込み分野のLinuxOSみたいなのを目指す
  →でもLinuxと類似のOSをもうひとつ作っても意味ない
     →次世代のリアルタイムOS

Toppersプロジェクトのねらい
・OS開発
・開発支援ツール
・技術者育成

Toppers
 ASPカーネル
 Toppersビルダー

Toppersライセンス
 レポートウェア:報告義務のみ

第14回Toppers開発者会議
 ゲスト:ECHONET Lite

Toppers/ASP+mruby

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