ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

Google Earth上で、その場所に関連するYouTubeの動画を見ることができる

2007-10-14 21:11:15 | Weblog

ここのニュース
Google Earthに「YouTubeレイヤー」登場
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071012-00000049-zdn_n-sci

によると(以下斜体は上記サイトより引用)


米Googleは10月11日、Google Earth上に「YouTube」レイヤーを追加したと発表した。Google Earth上で、その場所に関連するYouTubeの動画を見ることができる。


そうな。。


YouTubeに動画をアップロードする際、関連する地名などをタグ付けできるようになっている。このレイヤーは、そのタグを活用したもの。

 対応するのはGoogle Earth 4.2以降。Google Earth上に表示されたYouTubeアイコンにマウスを重ねると表示される説明のふきだしに、YouTubeの動画画面が現れる。Windowsではアイコンをクリックすることで直接動画を再生することもできる


とのこと。。

ほー。。


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失われた20年-ソフト業界は変わったのか? その14:1995年ごろ(7)

2007-10-13 21:25:24 | 土日シリーズ

20年位前、1980年代終わりごろから、最近まで、ソフト業界とかその周辺の変遷について、特にソフト開発の立場を中心に見て行く、土日シリーズ「失われた20年-ソフト業界は変わったのか?」その第14回目。

 今、1995~99年までについてです。今回は、そのころの開発方法論、その4 オブジェクト指向です。




■OMTとか、SmallTalkとか

 オブジェクト指向は、データと業務(メソッド)をカプセル化により、局所化することによって、修正箇所を局所化でき、また、ものをベースにしているため、ものをクラスとしてとらえ、そこから実社会をモデル化して開発できると「された」!

 しかし、いま「された」!に「」をつけたように、現代においては、これはもう、要求文の品詞レベルから、Javaのプログラミングまで一貫した流れになるけど、当時は、そこまではっきりしていなかった。

 small talkを使っていればオブジェクト指向とされるような風潮もあった。

 当時のはやりは、設計分野においてはOMTであり、手元にある「オブジェクト指向方法論OMT」が、1992年の出版であることから、95年の当時には、その考えは知られていたといえるが、実際には、うーん、どーなんでしょうねえ。。

 ま、当時から、羽生田氏と本位田氏は知られていたことは、たしかだ。




■九州大学病院

 ここで、問題になったのが、九州大学病院の開発だ。
 当時(たしか1997年か98年)IBMが開発した、九州大学病院のシステム、当初はオブジェクト指向でやるという話だったが、実際にはこれが。。。。

 結局、VBで納品することになった。

 このとき、大量のオブジェクト指向プログラマ、SEが導入されたが、それでも結局、SmallTalkではなく、VBで納品されたということは、オブジェクト指向開発に、冷や水を浴びせる格好となった。




■どうしてこうなったのか

 「どうしてこうなったのか」をウィリアムのいたずら的に推測すると、当時のオブジェクト指向開発方法論の未熟さであろう。

 現在なら、要求文を動詞にわけ、それに対するメソッドを書き、その動詞が対象とする「もの」(おもに名詞)をクラスとして(原則)、その中にメソッドを書き込むといった、一連の流れができている。

 しかし、当時はその流れがあいまいだった。
 この流れはJavaの登場と、2000年以降のUMLと仕様書、プログラムが融合することによってできる。




 きょうはここまで



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Cの配列は分かる人に、ポインタを教える(その1)

2007-10-12 18:27:43 | Weblog

 表題のとおりのお話。まずは、その1




■配列とポインタ

 いままで、配列を宣言することはやってきました。

char c[5] = {'a','b','c','d',0};

 など。

(char c[ ] = "abcd"; でも、もちろんOK)

 この配列の場合、大きさは宣言時にあらかじめ決まっていました。
 しかし、大きさが決まらないものを取りたい場合があります。

 このときに、ポインタを使い、領域を取って使います。




■ポインタによる領域の取り方

 では、同じく、c1というところに、5バイトぶんの大きさを取って、
 "abcd"とセットしてみましょう

 こんなかんじになります。

char *c1;

c1 = (char *)malloc(5);

strcpy(c1,"abcd");

 まずは、宣言です。
 変数名に、*を付けることでポインタになります。

 その後、mallocという関数で、(メモリ)領域をとります。
 mallocの引数が、取る大きさなので、ここをかえることによって、いくらでも取る領域の大きさをかえることが出来ます。

 たとえば、intの5個分の大きさをとり、それをi_lの中に入れてみましょう。
 intの大きさはsizeof(int)でわかりますので、

int *i_l;
i_l = (int *)malloc(sizeof(int) * 5 );

 となりまdす。mallocは、どんな型の領域でもとりますので、キャストしたほうがいいです。




■領域を取ったら、解放する

 なお、自分でmallocで領域を取ったら、必要なくなったところで、解放してください。
 free(c1);
 で領域を開放できます。
 (i_lの場合は、free(i_l); )




■まとめ

 決まった大きさのときは配列を使いましたが、決まっていない大きさ(領域)を取りたいときはポインタを使います。

ポインタを使うには、

char *c1;

c1 = (char *)malloc(5);

strcpy(c1,"abcd");

// 処理

free(c1);


のように、
1.まず宣言(変数に*をつけると、ポインタになる)

2.領域をmallocで確保

3.適当に処理して

4.処理が終了したらfreeで返す

という形になります。




 次回は、ポインタによるアクセスについてです


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SugarCRM Developer's Manualが来たんだけど。。。

2007-10-12 15:19:03 | SugarCRM

 やっとAmazonで買った、SugarCRM Developer's Manual(ISBN 978-1-847192-06-6)が来ましたよ。。

 で、いま、ぺらぺら。。って見ただけなんだけど。。。

 うん?思っているイメージと、違うぞ??

 普通、デベロッパーズマニュアルというと、システムを作る人用なので、ソースコードの書き方、Sugarでいうと、PHPファイルや設定ファイルの書き方のイメージだけど、その部分についての突っ込んだ話というよりは、ユーザーカスタマイズ、画面上でできるカスタマイズの話が中心で、ソースをいじる部分は、さらっとしか書いてない。

 たとえば、検索項目や編集項目にある、ドロップダウンメニューについてで言うと、
 ドロップダウンメニュー(コンボボックスのこと)の説明は、
 Using Studio to Create Drop-down Box ( P51) とManually Adding a Drop-down Box(P53)に書いてあるんだけど、ここで言っていることは、app_list_stringsにdomを追加することしか書いていない(これ自体は、全体共通の言語用ファイル、ja.lang.php,en_us.lang.phpに定義する)。

 たしかに、ここで定義することは必要なんだけど、手作業で編集するには、編集画面で出すために、EditView.phpとEditView.htmlの修正が必要で、その際、ある関数を知らないと、たいへんというか、うまく出ない。

 また、表示するときには、DetailView.htmlのテンプレートで、値をセットする。

 さらに、これ、編集をドロップダウンにしたら、検索もドロップダウンにしないといけない。
 そのためには最低2箇所の修正が必要で(サーチフィールドと、サーチフォーム)さらに、vardefs.phpの定義をenumにしないと、検索画面で、その値で出ない。

 。。。というようなことは、書いていないような気が。。。




 そして、Sugarの場合は、ドロップダウン、ポップアップ、サブパネルの3種類で、手入力でなく、値を選ぶ形で入力できるんだけど、それらについては、(上記のものが、言語ファイルで定義していて、DBでないところから気づくように)おおまかなスタイルガイドがある気がするけど、それについて書いていない。

 このスタイルガイドに違反したプログラムもかけるけど、ちょっと大変になってくる。




 さらに、サブパネルの定義に関する部分がない、チャートの話(ダッシュボードのカスタマイズ)はあ??と、開発上知りたい情報がない。。

 もちろん、サーチフォームのオプション設定によって、サブクエリーを隠しでやるとか、そーいうTIPSは載ってないしい。。

 はっきりいって、がっくし(-_-;)

 まー、このへんは、ウィリアムのいたずらが、このブログで書くしかないんですかねえ。。。
 (連載検討中)




 と、悪口ばかり書いたけど、カスタマイズで済む人にはいいかもしれない。
 また、SugarのER図が94ページからあるなど、有意義なデータもある

 。。。けど、DESCコマンドをたたけばわかる、
 106ページからのDBの中身はいらないよ(-_-;)

P.S 上記の内容はバージョン4.5の人のみです。
ほかのバージョンでは、違うファイルになっているんじゃないかなと予想されます。
その理由も、いつか、機会があったら書きますね。




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日経産業に載ってる東芝ソリューションの校正システムって

2007-10-12 12:41:41 | Weblog

たしか、東芝ソリューションが、何かの記事で、中国のオフシェア開発をするときに、自然言語処理を使って仕様のあいまいさをなくして、それで品質を上げたっていうことが書いてあったと思ったけど、その、「自然言語処理を使って仕様のあいまいさをなくして」いるソフトのコトかなあ。。

日経産業の10月12日1面の

「文脈解析する校正システム 東芝ソリューション
 日本語文書の誤訳防ぐ
 あいまい表現修正 まず中国向けソフト」

って・・・

 あの記事(新聞じゃなくって、オフシェアの記事のほう)読んだとき、ウィリアムのいたずらがやろうとしている、「品詞を分析して(うーたらこーたら、以下省略)仕様書をつくり、足りないところを確認する」っていうことをやるソフトかと思い、「やば、先やられた!」と思ったけど。。これなら、大丈夫そうだ(^^)v




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ニコニコ動画が機能を大幅に拡大、「ニコンドライフ構想」を発表

2007-10-12 02:17:27 | Weblog

ニコンドライフ?

あとで読み直したいので、記事のURLをメモメモ
ニコニコ動画が機能を大幅に拡大、「ニコンドライフ構想」を発表
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20358356,00.htm


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米グーグル、フィンランド企業を買収=携帯開発に向け布石?

2007-10-11 13:38:51 | Weblog

ちょっとふるいけど、ここのニュース
フィンランド企業を買収=携帯開発に向け布石か―米グーグル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000033-jij-int

によると(以下斜体は上記サイトより引用)


インターネット検索エンジン最大手の米グーグルは9日、フィンランドの新興企業ジャイク(Jaiku)を買収したと発表した。グーグルは「グーグル携帯」を開発中と憶測されており、ジャイク買収には、同社が持つ携帯向けソフトや技術を取り込む狙いがあるとみられる。


やっぱ、グーグル携帯すっかあ(^^)

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CCNA1のお勉強をゆるーくやってみる。その4:2進数とか10進数とか

2007-10-10 19:42:25 | 土日シリーズ

 シリーズ「CCNA1のお勉強をゆるーくやってみる」です。
 今回は2進数とか10進数とか。。




■ビットのON、OFFとは

 一般に、コンピューターは、ON、OFFによる2進数で表現するといわれる。

 で、問題は、このON,OFFだけど、コンデンサなど、電気をためとくところ(こいつがメモリになる)で、電圧が1ボルトだったらON,0ボルトだったらOFFということにしている。

 じゃあ、途中の電圧はありえないのか?というと、急に電圧が上がるような素子を使っていると思った(なので、極超短時間で切り替わると思った)




■2進から16進、16進から2進

 これはかんたん
 2進を下から4桁ごとにくぎって、

  1桁目+2*2桁目+4*3桁目+8*4桁目

(各桁は0か1)で、16進をならべていく。

 16進から2進は、逆に16進を4桁ごとに2進にして、つなげていく。




■2進から10進、10進から2進

ここのサイトが分かりやすかった

初級シスアド講座 10進数と2進数の相互変換
http://www.pursue.ne.jp/jouhousyo/sysad/sysad010.htm





次回は、ANDとかORとか


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インクの反射率を利用して、すかしとかバーコードを入れるのはありだよな。。

2007-10-10 12:13:17 | Weblog

ここのニュース
Xerox、普通のカラープリンタで印刷できる「すかし」技術を開発
http://slashdot.jp/articles/07/10/07/1043208.shtml


 たしかに、下色除去(UCR)とかで、スミ版と他の色は置き換え可能なので、スミ版と他の色の反射率が違えば。。できそうですね。

(以下斜体は上記サイトより引用)

また、この文書をコピーしたとしても、文字がゆがめられて読みにくくなり、コピーされた文書であることが判別できるという


ってゆーかあ、コピーしたら、下色除去の加減は、機種によって違うので(というか、わざと変えて、へんな値で埋め込むだろうから)、下色除去したインクの割合までは再現できず、反射率は再現できない=コピーと判明できると思う。





 これ、いっそのこと、同じシアンでも、反射率の違うシアンインクとかつくって、CMYK+反射率違いのシアンとかの5色印刷にして、反射率の違うシアンの配合によって、文字が浮かび上がるとかしたら、すかしだろうが、バーコードだろうが、何でも入れられる。。下色除去のほうが、4色でできるからいいのかなあ(^^;)




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緊急地震情報をケータイで流すという話

2007-10-09 14:55:40 | Weblog

 今日のオープニングベルの一番最後、緊急地震情報をケータイで流すので、NTTドコモも、緊急地震情報関連銘柄ということになっていたけど、そーしたら、KDDIはあ??

 きっと、末武アナがお茶目だから、KDDIをはずしちゃったんだな(^^)
 <=なわけねーだろ(-_-;)

P.S GPSより、基地局の電波を使うのかしら。ケータイ側の対応は必要ないの?
P.S*2 はい、「末武アナがお茶目だから」を書きたいだけで、書いたエントリです。



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CCNA1のお勉強をゆるーくやってみる。その3:ネットワークの歴史とか

2007-10-08 21:08:08 | 一人勉強会

 新シリーズ「CCNA1のお勉強をゆるーくやってみる」です。
 今回はネットワークの歴史とかから。。




■ネットワークの歴史

1960年代から、モデムはあったみたい。
1970年代から、BBSがあったようだ。
1980年代に、BBSはどんどん増え始め、
1990年代に、モデムは9600BPSから、98年には56KBPSになり
2000年代に、高速サービスのDSL(ADSLとか)になったようだ。

ほー、そんなむかしからBBS。。
って、アメリカにおいては。。かしら?




■TCP/IPとPING

インターネットはTCP/IPを使っているわけで、まあ、その場合、
ネットワークがつながっているかどうかを調べるには、PING、
その経路を調べるにはtracertを使って調べる。

PINGは、ICMPエコー要求データグラムという、特殊なパケットをおくり、
接続を調べている。

が、VISTAで、PINGしてもtracertしても、
PING 127.0.0.1は帰ってくるけど、ほかのIPアドレスでは
一般エラー。になってしまった。。。




■ブラウザ

 WebでHTMLサイトをみるときは、一般的にはブラウザを使う。
 NetscapeNavigatorやIEなど。

 また、HTML以外でもFlashやPDF、Real PlayerやQuickTimeは、
プラグインを入れれば見れる。

 パソコンは、ブラウザ以外にも、オフィスアプリケーションがある。

 そうそう、Outlookは、機能的にみるとPIM(personal information manager)
なんですね。




次回は、2進数とか、そういう話です。


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CRMのデータベースと業務のデータベースの違い

2007-10-08 14:00:26 | Weblog

 CRM(といっても、RFM分析などの分析用)で利用されるデータベースと、一般の業務で利用されるデータベースでは、内容が違うと思います。




■データベースの内容の違い(正規化RDBと、データウェアハウス)

 一般の業務で利用されるデータベースは、正規化を行い、データの重複がないようにします。

 CRMの場合は、過去のデータを保持し(これがデータウェアハウスになるんだけど)、そこからデータを処理加工して、場合によってはサマリーデータを作成し、分析しやすい形にして(これがデータマートになる)データベースに読み込みます。

 データマートは作る場合と作らない場合がありますが、いずれにしろ、業務系と違い、過去のデータを保存するため、業務系で行ったデータベースの正規化を崩す等、なんらかの処理が必要があります。

 たとえば、正規化したDBだと、受注テーブルと、顧客テーブルがあり、受注テーブルには顧客IDが入り、顧客テーブルに住所が入っています。
 ここで、ある商品が、東京地域限定販売商品が、どの区で売れているか、3年間の推移を調べるとします。
 そのとき、もし上記のテーブルで処理した際に、2年前まで東京に行ったけど、今年、大阪に引っ越した人がいたとしたら。。。
 受注明細で該当商品を検索したら、受注データから顧客IDを拾って、顧客テーブルの住所をみるとすると。。

 2年前、買ったのは東京で。。なのに、現在の顧客テーブルの住所をみるから、大阪になってしまいますう(>_<!)。統計結果に、購入地「住之江区」とか出てきて、うん??ってなことになってしまいます(「大阪市港区」なら、東京にも「港区」はあるので、いいかわるいかどうか、わかんないけど、気がつかない ^^;)

 これに対応するには、データを入れる際に、正規化を崩し、受注データに顧客住所をいれるか、受注データの更新日も主キーにいれ、顧客データの更新日も主キーにいれ、更新ごとにデータを保存し、更新日も考慮してJOINする(のは、相当面倒です)かしないといけません。




■CRMにおいては、トランザクション・排他制御の概念が必ずしも絶対ではない

 一般の業務においては、トランザクション・排他制御の概念は、絶対です。
 データに矛盾が生じてしまいます。

 しかし、CRMの場合、あつかうのは過去のデータなわけです。
 過去は変えられません。
 たとえば、業務系において住所変更というのは今起こっていることなので、これはトランザクションでちゃんと制御して、それ以降のデータは、新しい住所に配送しないといけません。

 しかし、2007年1月1日に、その人がどこに住んでいたか?という事実は、変えられません(もちろん間違えることはありますが)。ということは、だれが入力しても、2007年1月1日に、その人の住所は同じ値になるはずです。打ち間違いとかはあるかもしれないけど、何百回、いつだれが更新しても、過去のデータは同じ値です。なら、排他する必要がありません。かならず同じデータなのですから。
 トランザクションに関しても、リトライできるなら問題ありません。
 異常終了したら、もう一度リトライすればいいんです。

 ただ、打ち間違いやりトライがあるので、リトライしても狂わないように、同じデータがあった場合は上書き、違うデータが来たら追加というようにしないといけません。

 この性質を利用して、CRMでは、直接業務系のデータベースを参照しない(参照されると、分析のためのバッチが動くことになり、排他上、困ることがある)ということが多いです。




 これから、開発方法の違いがあるのですが、それはまた別の機会に。。


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HTMLをPDFにフリーソフトで変換、コンビニで出力

2007-10-07 23:23:17 | Weblog

昨日、CEATECに行こうとおもって、夜中、場所を確認したら・・・

しまった(>_<!)事前登録した紙をプリントアウトしなきゃ。
でも、うちにプリンタがない・・・こまったな。。
ってことで、やったこと。

■HTMLをPDFに出力

事前登録のページは、拡張子mhtだけど、実質HTML
これを、まずPDFに変えました
(ネットプリントで出すには、HTMLではだめで、JPEGは全体が取れず、
 DOC(MS-WORD)にすると、フォーマットが崩れたので)

HTML(以外でもOKみたいだけど)をPDFに変えるには、
PDF995というフリーソフトを使いました。

ここ http://www.pdf995.com/download.html
のサイトにいって、

Pdf995 Printer Driver

Free Converter
をダウンロードして、インストールしました
(Vistaでも、すんなり入りました)

で、ブラウザの「印刷」で、印刷ダイアログのプリンタを、

  PDF995

を選択、印刷すると、保存するところを聞いてくるから、
ローカルの適当なところを選んで、実行すると
なんか、宣伝??みたいなのがでて、PDFファイルができました。




■PDFをネットプリントにアップロード

 そしたらこんどは、

 ネットプリント
http://www.printing.ne.jp/index.html

にいって、(初回なので)ユーザー登録して、ログイン。

 さっきのPDFをアップロードして、番号というか記号をもらう





■セブンイレブンにいって出力

 で、セブンイレブンに夜中の3時にいって、
(7-11なのに、夜中の3時でも当然やっているのだ ^^;)
コピー機のところで、ネットプリントを選んで、
20円いれて、アップロードした時の番号というか記号をいれて
白黒にして、スタート!

やったあ。紙が出てきた。




で、きのう、いったら、ちゃんとこの紙のバーコード、
スキャンして読めました(^^)v
よかったです。。



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いろんなコンピューター言語の覚え方:その1 概要。

2007-10-07 14:49:04 | Weblog

 今日から、あたらしい土日シリーズ「いろんなコンピューター言語の覚え方」を始めたいと思います。




■内容

 最近の仕事では、いろんな言語を使えないといけないことが多いと思います

 サーバー側はPHPで、クライアント側はJavaScriptだけど、グラフ表示はJavaScriptでは書けないので、(かつJavaのAppletでは重いので)Flash、などなど・・

 で、そんな言語を覚えている期間は与えられません。1言語1か月かかっていたら、開発は終わってしまいます。

 ってことは、複数の言語をすぐに覚えられる&推測できる体系が必要だということになります。

 実際、複数の言語で開発しているウィリアムのいたずらは、この体系で理解していています。

 今回のシリーズでは、この体系について、書いていきたいと思います。




■コンピューター言語を覚える体系

 コンピューター言語を覚える体系というか、言語構造の体系は、「情報処理とは?」ということに基づいています。
 情報処理とは、入力するデータがあって、それをなんらかの処理して、出力します。

 処理は順番にやっていくものもあるけど、繰り返したり、条件によってとばしたりすることもあります。そして、処理をするとき、一時的に値を置いておきたい場合があります。これが変数です。

 ここまでを、まとめると、こんなかんじ

・入力
・処理部分
	・変数の宣言
	・処理
		・順番にやる処理
		・制御文
・出力





来週は、この「コンピューター言語を覚える体系」である、「コンピューター言語構造の体系」の概要について、もっと詳しく書きたいと思います。




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失われた20年-ソフト業界は変わったのか? その13:1995年ごろ(6)

2007-10-06 23:31:14 | Weblog

20年位前、1980年代終わりごろから、最近まで、ソフト業界とかその周辺の変遷について、特にソフト開発の立場を中心に見て行く、土日シリーズ「失われた20年-ソフト業界は変わったのか?」その第13回目。

 今、1995~99年までについてです。今回は、そのころの開発方法論、その3 DOAとER図です。




■ウォーターフォールの欠点

 当時、ウォーターフォールは全盛だった。
 そして、DFDによって、開発の妥当性(検証可能性)についても、プロセスとそこにくるデータフローで確認できるようになり、DFDを使ったウォーターフォールは、論理的にも深みを増してきた。

 。。。が、致命的な欠点があった。

 ウォーターフォールは前の開発フェーズに戻ることはない。
 要求仕様がきまり、外部設計が決まり。内部詳細設計に入っているときに、要求仕様の変更は、基本的にできない。そーすると、開発が終了するまで、要求は直せなくなる。
 当時の世の中の動きから、これは大きな制約だった。




■データの構造に着目する

 そこで、まず、変わらないものをベースに考えようという話になった。
 このとき、プロセスは変わりやすいが、データ構造は変わりにくいということで、データ構造を解析するDOA(データ中心指向)が出てきた。

 DOAにおいて、データを分析する際、それを表現するものとして、ER図が使われた。

 データをエンティティ(と属性)とその関係という形で考え、それを図式化したものである。
 IDEF1Xが標準ということになる。

 エンティティは、DBのデータに相当し(リレーションも中にはテーブルになるものもある)、れレーションを外部キーであらわすことにより、RDBを表現できるので、これとDFDを合わせて、分析手法として、定着していった。

 とくにDOAによる開発方法としては、ER図とDFDを書き、(ER図のエンティティはDFDの入出力に現れるようにし、そのデータフローとプロセス間に矛盾がないことで)、仕様のチェックをして、ERのエンティティをテーブルに落とし、プロセスをプログラムで表現するという形ができてきた。




■のちの社会への影響-T字型ERの隆盛

 この後の話になるが、特に日本では、佐藤正美氏のT字型ER図により、DOAはさらに発展する。
 このT字型ER図は帳票から佐藤正美氏の説明する方法により、T字型ERに落とせるため、差詩集的には帳票によって情報伝達をするビジネス社会において、帳票をERに落とし込むことで、ビジネスの形が見える手法ということになる。

 まあ、そんなこんなでウケて、いまではDOA+として、存続している。




 一方、仕様変更の局所化(=>カプセル化)という方向も出てきて、これがオブジェクト指向につながっていき、97、8年ごろの九州大学病院の失敗へとつながっていくわけだが、これについては、次回書きたいと思う。


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