令和3年10月7日(木)
ミステリー記念日
今日10月7日は、ミステリー記念日だそうです。
ミステリー作家のエドガー・アラン・ポーが亡くなった日を祈念
とした。(これは日本のオリジナルの記念日のよう)
エドガー・アラン・ポーは、1809年1月19日に米国のマサ
チューセッツ州ボストンに生まれる。
旅役者の両親の基に生まれたが父親は蒸発、母親は死亡した。
名付け親の商人アラン家に引取られる。
17歳でヴァージニア大学に入り、学力は優秀であったが、賭博
大酒飲みであった。卒業後一時期、陸軍に入隊するが、素行不良
で退役処分となる。
その後、文筆活動を始め、筆名をエドガー・アラン・ポーとする。
「アッシャー家の崩壊」「黒猫」「モルグ街の」殺人」を発表し、
人気作家となるが飲酒による悪癖が止まない、、、、。
1833年、僅か13歳の従妹ヴァージニア・クレムと結婚するが、
1847年に彼女は結核で死亡。
その2年後の1849年10月7日にポーも死亡(死因不明、
酒場で泥酔状態で他人の衣服を着て発見されたとある。)
1945年、アメリカ探偵作家クラブにより「エドガー賞」が設立
された。その後毎年のように多くの著名作家が誕生した。
日本へは、1887年(明治20年)、「ルモルグの人殺し」「眼
鏡」「黒猫」等が発表され、小泉八雲、夏目漱石、芥川龍之介等の
明治の文豪たちに多くの影響を与えたようである。
1923年(大正12年)、エドガー・アラン・ポーの影響を受けた
平井太郎は、筆名を江戸川乱歩と名乗り、欧米の探偵小説を参考にし
た「赤い部屋」「人間の椅子」「鏡地獄」等を発表し、昭和の始め
頃から、一般大衆に受けて人気作家となった。
江戸川乱歩
1930年には、少年向けに発表した少年探偵団「怪人二十面相」は
大ヒットしシリーズ化、ラジオドラマや映画化もされた。
江戸川乱歩は日本のミステリー作家の奔りであろう、、、、
松本清張
私も乱歩の作品からミステリーファンとなり、横溝正史、高木彬、
松本清張、、最近では宮部みゆき、東野圭吾、横山秀夫等の本に
夢中となり、秋の夜長の耽読は止まらない、、、、、。
宮部みゆき:模倣犯
宮部みゆき:火車
宮部みゆき:クロスファイヤー
東野圭吾:真夏の方程式
宿命:東山圭吾
横山秀夫:臨場
今日の1句
ミステリー秋の夜長を耽読す ヤギ爺