遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

草紅葉

2021-10-16 16:53:11 | 日記

令和3年10月16日(土)

草紅葉 : 色づく草

秋も深まると足下の千草の葉も紅く染まって美しい。

草原や川原、湖畔や山辺と随所で目を惹くようになる。

小さな秋を見つけるにふさわしい、、、、

露や霜を受けるとキラキラ輝き、珠玉でその身を飾るようだ。

身近にも田の畔や土手の上など、靴で踏みにじるのが惜しく

なってくる。

然し、その美しさもほんの一時で、やがて霜の季節に至れば

草も枯れてみすぼらしい姿をさらす、、、、、

 

娘家族の住む一宮市の木曽川堤では、毎年11月の初旬に

全国高校駅伝大会の愛知県予選会が行われる。

以前は、名古屋市内で行われていたが、交通規制が大変の

ようで、数年前からこの地に変更となった。

娘の家の付近が女子高生の折り返し地点となり、各高校の

関係者が集まる。

土手の草紅葉が紅く染まる中、ランナー達は懸命に直走り

私達も応援に集まる、、、、、

ランナー達は景色を眺める余裕はない様だが、草紅葉は真っ

赤に染まり応援するかの様である。

 

今年の草紅葉には少し早い様だが、そろそろ色付き始めている。

 

今日の1句

草紅葉ランナー達のひた奔る    ヤギ爺