令和3年10月11日(月)
岡崎城
岡崎城が最近TVの話題によく出て来る。
NHK大河ドラマ、渋沢栄一の「青天を撞く」の冒頭で、
「私、徳川家康です。」と、北大路欣也が登場する、、、。
岡崎城は名古屋から急行で30分の地、菅生川と矢作川の間
の丘陵地に作られた城で、徳川家康の生誕の地として有名で
ある。
1547年(天文3年)に竹千代(家康)がこの地に生まれる。
当時は城とは名のみ、櫓や門は茅葺きで石垣もなく堀の周りは
土塁で固められていた。
1617年(元和3年)、改修工事により天守が建てられ石垣
も築かれた。
1873年(明治6年)には廃城が命ぜられ城は取り壊されて
本丸と石垣の一部が残された。
取り壊し前の城、
1959年(昭和34年)、天守閣の復旧工事がなされた。
6年程前、「岬句会」の旅行で全国の仲間がこの地に集まり、
岡崎城、家康の菩提寺「大樹寺」「八丁味噌蔵」等を巡った。
その後も、句仲間との吟行や毎年11月に開催される、岡崎
ジャズストリート等で訪れている。
岡崎城内に入ると、直ぐ目に入るのが「徳川家康の銅像」、
「家康産湯の井戸」等が在り、中でも目に付くのは「家康の
しかむ像」である。
家康のしかむ像
幾多の戦の中で家康がたった一度敗退した武田軍との「三方
ヶ原の戦」で命からがら逃げかえった折りに見せた、恐怖に
歪んだ表情をした像である。
今年も「岡崎ジャズストリート」が11月6,7日の二日間
岡崎城二の丸能楽堂他、市内各所で開催される。
二の丸能楽堂
八千代
八千代、菜飯田楽膳
昨年はコロナの影響で中止となったが、内外のミュージシャン
が一同に会し、マニアたちは心待ちのようである、、、。
今日の1句
蟋蟀の棲家となりし産湯の井 ヤギ爺