令和4年2月4日(金)
立 春 : 春来る
春、最初の二十四節気の節にあたる。太陽黄経が315度の日で
陽暦の2月4日頃。
実際には未だ寒く、草木の芽吹きやコートを脱ぐなどの本当の春
お到来は未だ先の事のようで、今朝も早々にストーブを点けた。
今朝の気象庁の発表では、また真冬の寒気が到来し、週末には
名古屋の平野部でも積雪の恐れが在るとの予報。
「早春賦」に在る様に「春は名のみの風の寒さや」である。
とはいえ立春と聞き、今日から春なのだと思うと気配もやわらぎ
先駆けて春を味わう気分となる。
句仲間からは「先日の吟行で、梅が咲き始め万作もそろそろ、、、
そうそう、笹なき(鶯)を初めて聞いて感動した」とのメール。
暦の上での立春は、寒さのドン底で春が立ち、「春寒」等と言って
寒さにうち震える事も多い。
唯、立春は寒さの中に光の強まりにより、いち早く春を感じる節気
とも言え、北国では大気は冷たくても晴れた日には、キラキラ光る
軒端の氷柱から水滴が滴り、そしてポツンと落ちる、、、、
知床ではそろそろ流氷の便りが届くのもこの頃である。
亦、小鳥たちは光の強さに敏感で、ホルモンを刺激され鳥の恋歌の
囀りが始まる頃と言われている。
心なしか雀のなき声も大きくなったように感じるが、、、、、
球春も南から聞かれるようになり、コロナ過の中で各球団が沖縄
キャンプが始まった。
中日の立浪新監督が、コロナの陽性反応が出て濃厚接触者のコーチ
と共に隔離された。(監督の指導を受けていた選手はキャンプ続行)
12球団のうち中日だけが、外人選手の補強無し(大丈夫なの?)
で、唯でさえ厳しい批評の在る中、指揮官・スタッフ離脱で練習は
選手任せ、、、早くも下馬評は最下位争いとか本当に大丈夫?
中日にも春はマダマダ遠いようである。
埠頭公園に散策に出掛ける。
公園や路上には雑草の中に小さな花達が覗いている、、、、
水仙などに混じり、
タンポポ、シロツメクサ、ぺんぺん草(なずな)など、、、
確実に春の息吹を感じているようだ。
今日の1句
雀らの忽ち春を知らせをり ヤギ爺