令和4年2月16日(水)
馬酔木の花 : あしび、あせび
ツツジ科の常緑小低木、高さは3m
早春に白色の壺状の花を多数開き、累々と房状に垂れる。
山地の乾いた土地に好んで自生し、人家の庭にも植えられる。
牛馬が食べると痺れて酔ったようになるので馬酔木という。
標準的な和名は「あせび」という。
葉は煎じて殺虫剤になるとても有毒な植物である。
本州・四国・九州の暖地に生息し、園芸品種には桃色もある。
木材は堅く、薪炭材や細工物に使用される。
秋(9,10月)、扇球状の実が成り、熟すると黒くなる。
実や葉は有毒であり、花言葉は「危険」「清純な心」と、旨い
花言葉を付けたものだ。(何方が造るのだろう)
名古屋の東山植物園に、「万葉の道」と言う名の散策路が在る。
吟行に訪れると必ず通る小径、、、、
季節の植物があり、静かな森の中を歩くと喧噪を忘れさせる。
女坂(なだらかな坂道)をゆっくり歩いて行くと、馬酔木の白い
鈴蘭の様な花が迎えてくれる。 鬱蒼とした森を抜け薄日の射す
径が広がった、、、、、、・
今日の1句
花あしび木漏れ日のくる女坂 ヤギ爺