令和4年2月18日(金)
鶯 餅
柔らかな薄い餅で餡を包み、青きな粉を塗したもの
端をやや尖らせて鶯に似せてあり見た目も春の到来を感じ、
趣が在る。
うぐいす餅は、餅(亦は求肥)などで餡を丸く包み楕円形に
して左右を引っ張り、うぐいすを象る。
うぐいす粉を青大豆からきな粉を作り、まぶして仕上げる
最近では、よもぎを混ぜた生地を使う店もあるようだ。
うぐいす餅の由来は、
天正年間(1580年代)の頃に、大和郡山(現、奈良県)
の郡山城主の豊臣秀長(秀吉の弟)が、秀吉を招き茶会を催した。
その際に作った餅菓子を秀吉が大層気に入り、「この餅を鶯餅と
名付けよ」と、菓子名を下賜したといわれている。
現在もこの地(郡山城の前)に和菓子屋「菊屋」を構えて、
この菓子「鶯餅」を作り続けている。
本家菊屋の鶯餅「御城之口餅」
菊屋では、搗いた餅に普通のきな粉(黄色)を塗している。
ご近所の和菓子屋にも、「鶯餅」が出回るようになった。
早速カミさんに所望した、、、、、
今日の1句(俳人の名句)
街の雨鶯餅がもう出たか 富安 風声