令和4年2月17日(木)
潮路句会・新年初句会より、
場 所 : 大手コミュニテイ・センター
参加者 : 8名(内1名不在投句)、欠席1名
兼 題 : 新年、当季雑詠
赤らみて日輪を抱く冬芽かな 玲 子
潮路抄
弾かれて負独楽の息切れにけり 玲 子
風花の日に輝うて消えにけり 美保子
追ひかける手よりも速き雪ばんば 青 魚
初空に輝き放つダイヤ富士 政 子
楠を抱きし両手の冷たさよ 千 里
朝の雪音吸ひ込みて降りしきる 輝 子
松ヶ枝の葉先に満つる淑気かな 美智子
寒柝の余韻残りて眠る街 ヤギ爺
※ 雪ばんば : 綿虫の別称、雪蛍
雪ばんばは、地方に依り雪の降る夜に現れる妖精のこと
山梨県、愛媛県等に伝わる民話から、、、、。