遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

潮路句会1月

2022-02-17 16:39:19 | 日記

令和4年2月17日(木)

潮路句会・新年初句会より、

場 所 : 大手コミュニテイ・センター

参加者 : 8名(内1名不在投句)、欠席1名

兼 題 : 新年、当季雑詠

赤らみて日輪を抱く冬芽かな   玲 子 

 

潮路抄

弾かれて負独楽の息切れにけり   玲  子

 

風花の日に輝うて消えにけり    美保子

 

追ひかける手よりも速き雪ばんば  青 魚

 

初空に輝き放つダイヤ富士     政 子

 

楠を抱きし両手の冷たさよ     千 里

 

朝の雪音吸ひ込みて降りしきる   輝 子

 

松ヶ枝の葉先に満つる淑気かな   美智子

 

寒柝の余韻残りて眠る街      ヤギ爺

 

※ 雪ばんば : 綿虫の別称、雪蛍

  雪ばんばは、地方に依り雪の降る夜に現れる妖精のこと

  山梨県、愛媛県等に伝わる民話から、、、、。