令和4年2月24日(木)
クロッカス : 春サフラン
アヤメ科の球根植物、 地中海沿岸や小アジア原産
アイガー北壁のクロッカス
薬用に栽培されるサフランの仲間で、地下に短縮肥大した
塊根状の球茎を持ち、地上には茎はなく細長い葉と花を開
くための花柄しかない。
花の色は黄、白、紫色等がある。
春咲きと秋咲きに大別されるが、春咲きのものをクロッカ
スという。
秋に購入した球茎を水栽培し、冬中花を楽しんだ後で土に
下してやると、亦明くる年に忘れずに花芽を出して花を咲
かせる。
早春に松葉状の葉の間から花茎を出し、可憐な花を付ける。
晩秋に咲くサフランは、花を薬用やスパイスとして使用す
るが、早春に咲くクロッカスは観賞用にのみ栽培される。
球根を植える時期は10月~11月頃で、土を2cm位
被せる。
寒さに強く日当たりが良い場所なら、冬場に植えっぱなし
でもよい。2月~4月頃に開花する。
クロッカスは耐寒性が強いので、我々初心者にも育て易い
そうである。
花が終わったら切り取り、その後葉が枯れる迄日陰に放置。
地植えのものは、そのまま4,5年は植えっぱなしでも花
が咲き続け、花が咲きにくくなったら掘り下げて土壌改良
し、秋に球根を植え換える。
公園や学校の花壇等に、クロッカスの花が咲いて学童達が
その傍をワイワイ通学の列が行く、春を感じる光景が、、
今日の1句
クロッカス日和の中を登校す ヤギ爺