令和4年2月9日(水)
山茱萸の花 : 春黄金花
ミズキ科の落葉小高木、 高さ≒3m
早春、小枝の先に黄金の小さな花が珠のように集まる。
庭木として観賞用に植えられる。
和名は、「春黄金花」(ハルコガネバナ)と言う名がある。
晩秋になると紅色の楕円形のグミの実に似た果実を付ける
ので、別名を「秋珊瑚」とも呼ばれる。
江戸の享保年間に中国から朝鮮半島を経由して渡来した。
当時は薬用として栽培され、漢方薬の山茱萸として滋養強
壮に用いられた。
名古屋の東山植物園へ行き、「万葉の里」の山道を散策し
ていると、野辺一帯に山茱萸の花の鮮やかな黄色が現れ、
花の少ない山道をパッと明るく華やかせてくれる、、、、
今日の1句(俳人の名句)
さんしゅゆの花のこまかさ相ふれず 長谷川 素逝