遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

師 走

2022-12-01 15:37:39 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年12月1日(木)

師 走 : 極 月

陰暦12月の異称であるが、今の陽暦でも同じく12月に
用いられている。
師走の「師」は僧のことで、この月になると僧も彼方此方
と、忙しく走り回ることから出来た言葉と俗に言われるが、
また師は伊勢の御師と呼ばれる下級神職のことで、この人
達が歳末に伊勢神宮の御札を、全国に配り歩いたところか
ら出た言葉だという説もある。
こちらの方が歳末の慣わしを感じさせる言葉として季節感
を濃く含んでいるように思われる。
他に、語義的な解釈として「為果つ月」(しはつつき)、
(一年の仕事の終りの月)に依るとされる説もある。
語源には諸説があるが、文字面からも年末の慌ただしい人
の往来を思わせる響きがある。
12月の他の呼称は(一年の終りを告げる月として)、
「極月」「窮月」「限りの月」「除月」がある。
また、蔵王集(室町時代の文献)から、「梅初月」(梅が
咲き始めるころの月)、「春待月」(春が来るのを待つ月)
という呼び名がある。


今日から12月、今年も残り一月(カレンダーも只の一枚)
今冬一番の寒い朝を迎えた。今年最後の公園の落葉搔きの日。
昨日の強風で、さぞかし落葉は降る積もって、、と思い来や、
さほどの量でもない。


大空高く舞いあがった落葉は一体何処へ、、、、、、?
四方八方、飛び散り、、周辺の家々の屋根、道路へと消えた。


それでも小一時間、搔き集めた落葉はゴミ収納袋(45L)に
40数個はあった。後に未だ残る樹木の枯葉(今一度、、)

落葉搔きを終え、名古屋港へ散策に出掛ける、、、
名古屋港水族館、

平日の午前、人影は疎ら、強風は治まり、時折の冷たい風は
火照る身体に心地佳い。波も穏やかで陽射しは暖かい。

ポートビル、


港界隈のクリスマス・イルミネーションも、先月中旬から始
まり、、少しずつ「年用意」も進んでいるようだ。
これから師走の街は慌ただしさが増して、、、、、。

今日の1句

極の月未だ分別のつかぬ儘  ヤギ爺