遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

骨董市

2022-12-18 15:11:06 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年12月18日(日)

大須観音骨董市

骨董品は、希少価値の在る古美術品や古道具のことをいう。
フランス語のアンテイーク(antque)と呼ばれる。
骨董品で重要な事は、あくまで「古いこと」で、文化遺産の保護を
目的として骨董品の輸出入を禁ずる国も在り、注意が必要である。
それに合わせて復刻版と称した贋作にも注意しなければならない。
アンテイーク(骨董品)の定義は、WTOでも採用される加盟国間
に於いて「100年前に製造されたことが証明された物品」とし、
関税免除の対象となっている。
欧米では100年以上を経たものを「アンテイーク」、100年に
至らぬものを「ジャンク」と言い、その中でもさ程価値のない中古
品に近いものを「ラビッシュ」とする。
日本では「骨董」は、希少価値の在るもの、アンテイークのような
意味はなく、「古いだけで価値がなく役に立たなくなったもの」と
も説明されている。江戸時代の「大言海」によれば、「雑多なガラ
クタ」という意味がある。
漢字の「董」という字は「真なる大切な物、骨董」とあり、時代を
経て、木諸価値の在る古い物という意味が付与されてきた様だ。

その種々雑多な古道具や古美術品等を集めて、神社境内や青空市場
に出店することを「骨董市」という。
中には古いだけで役に立たない時代遅れのものやガラクタ等を並べ
骨董と称して売り出す。物品のジャンルは問わず食器。文具などの
日用品、玩具、宝石・貴金属を含む装飾品、衣類、家具など多岐に
渡る。

名古屋の大須観音の境内では、毎月18日、28日に「骨董市」が
催しされている。
今年の1月までは、コロナ過のために中止されていたが、2月から
毎月行われるようになった。
古着や、

地下鉄の大須観音駅を降り、境内に入る門前から古着屋等が出店し
観音境内前にはそれこそ種々雑多、色々な物が所せましと並ぶ。

別称「ガラクタ市」そのままで、古着、食器類(これが一番多い)
食器類多い、
酒徳利、お猪口、盃
各種の面、
古銭、
食器、古美術品、
狸の置物、
玩具、民芸品、
蓄音機など、
文具、玩具。置物、装飾品、古いレコード盤、古書物、古銭等々
が溢れている。

中にはジックリ古美術品を見て手に取り、店主と値切り交渉する

常連客も見えるが、私のように何も判らず暇に任せてぶらつく者
も多い様である。中には外人さん等の姿も見えるがやはり此処は
年配者が多い様だ。

境内の奥に大須商店街が続き、こちらは若い人達が、、、、、。

今日の1句

骨董市暇人多き年の暮れ  ヤギ爺