令和4年12月12日(月)
炭 火 : 埋 火、消 炭
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木炭のこと。
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炭俵、
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火起こし器、
エアコンやストーブが現在のように普及していない頃には、
冬の暖房に欠かせないものであった。
機種・製法・用途によって種類は無数といってよい程ある。
硬炭・白炭など炭の性質により分けたり、雑丸・雑割・楢
丸・楢割・楓丸など原木の種類や形により分類したりする。
茶道で使う炭には、枝炭・花炭などがある。
ガスの炎などと比べると、木炭を燃やす炎には独特の趣が
ある。 炭火の色の柔らかさには風情がある。
熾きている最中の炭を「燠」(おき)という。
炭が白く灰になったのを「尉」(じょう)という。
火の着きが悪くて燻(いぶ)ったり、火が爆ぜて跳ぶのを
「跳炭」という。
ガスや石油などと違って、火の調節をし難い面もあるが、
火力を見ながら火の機嫌を伺ったり」、炭の火色そのもの
を楽しむことが出来る。
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一概に情緒的とはいえないが、炭火には細かな表情がよく
見えて「温もり」が感じられる。
「囲炉裏」や「火鉢」などに日本文化独特の情感があり、
それには日本の冬の景がよく見て獲れる。
残念ながら、それらは一般家庭では見られなくなった。
我家でも、実家に帰っても囲炉裏は基より火鉢もない。
時折、冬の時節に旅をして鄙びた温泉旅館などに泊まる
と、先ず目にするのが囲炉裏端、、、、、何だかホット
した温もりがあり、湯上がりに休憩する小部屋などには
火鉢まで用意されている。
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囲炉裏、
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火鉢、
それらも普段利用するホテルや旅館等には見られない。
反面、居酒屋等にはブームの様に「炭火焼」を強調する
店が多く在る。
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炭火を使う料理には、「焼肉」を始め、うなぎの蒲焼、
魚、鍋もの、バーべキューなど様々ある。
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焼肉、
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鰻の蒲焼、
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焼き魚、
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焼肉2,
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鍋もの、
今日の1句
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炭火爆ぜ鍋の支度を急かせらる ヤギ爺