令和4年12月20日(火)
実南天 : 南天の実

南天はメギ科の常緑低木。
中国大陸原産で西日本の暖地に自生、また観賞用に植栽される。

高さは2~3mで、葉は羽状複葉。
小葉な披針形で先端が少し突き出し、葉身は革質で深緑色をして
やや艶がある、葉柄の基部は膨らみ茎を抱く。
冬に葉の色が赤くなる品種のものもある。

初夏に白色の小さな6弁の花を総状に咲かせる。
晩秋から冬にかけて球形の直径6~7mmの実が結実する。

茎の先に群がり、赤熟した実を連ねた房が緑色の葉と伴に揺れる
様子は冬の風景としてかかせない。


白い南天の実
白、黄色、紫等の実もあるが、雪景色の中では紅色が映える。
古くから、「難を転ずる木」として正月の生花に重宝される。
南天の実は乾燥させて薬用として利用され、解熱・咳止めに
効能があるとされる。
南天には殺菌効果があるとされ、厠の近くに植えられた。
また、赤飯にも添えられている。


カミさんが通う「ばあば工房」では今年も「ミニ門松」を作る
ようで、「門松に利用する、南天の実が欲しいんだけど、?」
早速ご近所の庭を覗き、南天の在るお宅を訪ねる、、、、
ミニ門松でもそれなりに、青竹3本、南天、笹、雄松、雌松を
配して作るようだ、、、、。

今日の1句
南天の実の赤々と朝ぼらけ ヤギ爺
1,2日 所要につき、「ブログ」お休みします。