遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

天皇誕生日

2022-02-23 16:27:13 | 日記

令和4年2月23日(火)

天皇誕生日 : 天長節

今日2月23日は令和天皇の誕生日です。

日本の国民の祝日の一つ、

1948年(昭和23年)、「国民の祝日に関する法律に

天皇の誕生を祝う日として「天皇誕生日」を制定した。

それ迄は「天長節」と呼ばれていたが、昭和天皇の誕生日

の4月29日を「天皇誕生日」とした。

1988年(昭和63年)に昭和天皇が崩御された後、

明仁皇太子殿下が「平成天皇」を即位され、誕生日である

12月23日に変更された。

「国民の祝日に関する法律」には、「日付けが変更される」

という条項がなく、1989年(平成元年)に法律を改正し

昭和天皇の4月29日から、今上天皇(平成)の誕生日の

12月23日へ変更される。

更に、平成天皇が「生前退位」された2019年(平成30

年)4月30日に徳仁皇太子殿下がり令和天皇へ即位されたが、

この年(令和元年)の天皇誕生日は空位となり、天皇誕生日の

ない唯一の年となった。

翌2020年(令和2年)2月23日が新しい「天皇誕生日」

となったが、コロナウイルス感染拡大防止のため、皇居での

一般参賀は中止となった。 以降の令和3年、4年と続けて

コロナの影響で一般参賀は中止、皇居でのお祝い行事も縮小

(来賓・祝宴の自粛)され、首相等からの祝辞のみ執行。

この日に先立ち、天皇陛下より「お言葉」が述べられた。

「新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい亡くなられた方々

に深く哀悼の意を表します。誰もがお互いを思いやり、痛みを

分かち合い支え合う努力を続けることにより、この厳しい現状

を乗越えていくことが出来ます。

コロナの影響で国民の皆さんと広く触れ合う事が難しくなり、

残念に思います。

それでも昨年の3月、4月に東日本大震災の被災地の皆さんと

オンラインで交流出来、広く触れ合えた事を嬉しく思います。

愛子様について、

成人の行事にあたる緊張もあったと思うが、無事に終えホッと

しています。 大人の仲間入りを感慨深く思っています。

感染症が落ち着き、実り多い学生生活を送れる様願っている。

 

小室圭・眞子さんについて、

幸せな人生を歩んで欲しいと願っています。同時にこの間に

多くの方々に心配をお掛けする事になったことを心苦しく思

っています。

皇室の活動の基本は、国民の幸せを常に願い、国民と苦楽を

伴にする事。皇室を構成する一人一人がこの役割と真摯に向

き合い 一つ一つの役目を果たし、国民との交流を重ねる中

で、国民と皇室の信頼関係が築かれると同時に皇室に関する

情報をきちんと伝えていく事も大切と考えています。

週刊紙やネットの書き込みについては、自分の意思・考えを

自由に表現する権利は尊重すべきもの。

亦。他者に対して意思を述べる際には、時にその人の心や立場

を傷付ける事も在るということも常に必要な時もあります。

異なる考えを持つ人にも配慮し、尊重しあえる寛容な社会が

築かれることを願っています。

沖縄本土復帰50年について、

先の大戦で悲惨な地上戦の舞台となり、その後27年もの間

日本の施政から離れた今日まで、沖縄の人々は穏当に多くの

苦難を重ねて来た。この事を決して忘れてはならないと思う。

今まで沖縄の皆さんが辿って来た道程を今一度見つめなおし、

沖縄の地と沖縄の皆さんに心を寄せて行きたいと願って居り

ます。(令和天皇の本当に優しさ溢れるコメントです。)

 

こんな事を言うのは本当に恐れ多いことですが、令和天皇は

本当について居ないと思われます。

即位以来、皇居での一般参賀は余儀なく全て中止され、国民

からの祝福をお受けになられていない。

にも拘わらず、絶えず国民に対する思いやりや配慮が伺えます。

コロナ過で国民が苦労していると、贅沢を慎み、自粛・倹約を

自らなされ、国民に寄りそう気持ちが伝わってきます。

対して、「秋篠宮家」の自由な教育方針は判らぬ事ではあるが、

「国民に寄り添い、国民の傷み・苦しみをお忘れになっている

様に思われてしまいます。

眞子さんにも他のお子様(宮様)にも自分の幸を優先される。

生れた時から、何不自由なくお暮しになり何でも亭に入る。

黙っていても「手当」(お金)が支給され、好きな大学に入り、

国民は、コロナ過で職を失い、その日の食事も満足に得られぬ

人、学校へ行きたくても金もなく、親の面倒を見なくてはなら

ず、懸命に歯を食いしばり生きている。生きる算段に四苦八苦

毎日必死で生きています。(眞子さん私の貯めたお金と仰るが)

秋篠宮悠仁親王の進路が決定されたとか、本当に東大を目指す?

学習院ではダメですか? 天皇の後継者(3代目)になられる

お方。今から帝王学を学ばれ、様々な御作法を勉強されて国民

に寄り添った皇室の在り方を学ばれるのを優先では、、、、、

(恐れ多くも甚だ、大変失礼な言、平にご容赦下されたく、、)

打ち首、獄門でしょうか、、、、、

 

今日の1句

慈しむ言の葉天皇誕生日   ヤギ爺


タラの芽

2022-02-22 16:39:37 | 日記

令和4年2月22日(火)

楤の芽 : うどもどき、鳥止まらず

楤は林道脇などの日当たりの良い山野に自生するウコギ科の

の落葉低木。

木の高さは2~5m、幹はあまり枝分かれせず真直ぐに立つ。

葉や茎に棘が在るので別名に「鳥止まらず」の異名がある。

春先に新芽が付く。 これを「タラの芽」という。

地方では、「タランボ」「オニノカナボウ」「タラッペ」など

と呼ばれている・

若芽は美味なので、昨今ではタラの木を栽培してその若芽を

全国に販売して居り、スーパー等で簡単に手に入る様である。

タラの芽の野生種は棘が多いが風味、香りが佳く美味である。

タラの芽の天婦羅

 

栽培種は棘の少ないものがあり、芽が大きく多く収穫出来る

風味は、野生種に比し落ちる様だが安価で手に入り易い。

楤の木は、夏(8月頃)に枝先に長さ30~50cm程ある

複総状の花序をつけ、多数の白い小さな花を咲かせる。

花が落ちると、黒色球状の果実となる。

タラの木の樹皮は生薬として利用されている。

皮を煎じて飲むと、血糖値降下、健胃、整腸、糖尿病、腎臓

病などに効能が在ると言われる。

幹は、山椒のように「擂粉木」として利用される。

 

東山植物園、東谷山フルーツパークなどを散策していると

山林の日当たりの良い場所で、タラの芽を見つける事があり、

吟行仲間から歓声があがる、、、、、。

 

今日の1句

楤の芽に句どちの眼輝けり   ヤギ爺


飯 蛸

2022-02-21 16:36:52 | 日記

令和4年2月21日(月)

飯  蛸 : コモチダコ

マダコ科の蛸、全長約25cm程の小型の蛸

北海道南部以南の日本近海に広く分布する。

両眼の間に菱形の模様がある。亦、第三腕基部付近に

輪状の金色の紋がある。

俗に頭といわれる丸い部分が胴体で、春先の産卵期に

一杯に詰まった卵(≒100個)を茹でると飯粒の様

なのでこの名が在る。

亦、食感も飯粒の様打と言われる。

別称をイシダコ、春潮魚ともいう。

飯蛸は年中出回るが、春の産卵期のものが美味と言われ

1~4月頃に大きく成長し子持ちとなるこの時期(初春)

が旬とされ、季題とされる。

胴(頭のような丸い部分)に卵がビッシリ

 

雄の飯蛸は小ぶりで安いが、胴(頭の様な部分)に卵が

詰まった子持ちの雌蛸は旨く、人気があり高級品となる。

飯蛸は水深20m程までの浅い砂底に多く生息し、日中

は岩陰等に身を潜め、夜間に活動し甲殻類、多毛類等の

底生動物を捕食する。

飯蛸の漁は、大きな二枚貝を蛸壺とした蛸壺漁が主流で

ある。

亦、飯蛸には白いもの(二枚貝が好物)に飛びつく習性

があり、飯蛸の錯覚を利用した、「テンヤ」と呼ばれる

仕掛けを使い、蛸を釣り上げる方法もある。

日本では飯蛸の料理は様々あり、おでん・鍋物・煮物

刺身・酢味噌和え・蛸飯(炊き込み)・から揚げ等々、

茹で、

煮物、

から揚げ、

 

海外では余り蛸を食べる習慣はないが、ギリシャやトルコ

ではグリルで焼いて足を食べるようだ。

 

今日の1句

いの一番飯蛸の頭真っ二つ   ヤギ爺


蕗の薹

2022-02-20 16:29:59 | 日記

令和4年2月20日(日)

蕗の薹 : 蕗の芽

蕗はキク科の多年草、早春にいち早く地中から萌黄色の花茎

を出し、その外側は大きな鱗の様な濃赤紫色の葉で幾重にも

包まれている。 これが蕗の薹である。

ほろ苦い風味と香りが在り、蕗味噌や天婦羅などで食される。

雌雄異株で雄花は黄白色、雌花は白色。

日本の方言では蕗の薹を色々な呼び名があり、青森県の津軽

地方では「ばっけ」と言い、秋田県では「ばっけ」「ばんけ」

ばっきゃ」、山形県の庄内地方では「ばんけ」という。

亦、北海道のアイヌ語では「マカヨ」と言われるそうだ。

蕗の花期は、早春の葉が地表に出ないうちに花茎が伸びだす。

これを「蕗の薹」と呼ぶ。

蕗の薹は鱗状の苞葉で包まれて居り、茎先に散房状の多数の

頭花(筒状花)を付ける。 花茎は5~10mm程。

 

今年もまた蕗の薹が届いた。

ここ数年、岐阜の山地に出掛けることはなくなったが、

今頃になると必ず友垣から「便り」が届く。

年々、少なくなる友の近況、、、懐かしくも、寂しくも在る。

 

蕗の薹は灰汁が強く、肝毒性の強いペタシテン(アルカイド

の一種)が含まれているので、下茹でをして灰汁抜きをする

必要がある。 

重曹(塩でも良い)を加えた水を沸騰させて3分程茹でる。 

湯切りをし冷水に晒す、何度も水を替える。

後は冷蔵庫に保管して、都度、和え物・煮物・天婦羅等で

いただく。ほろ苦さと春の香が堪らなく美味しい、、、、、。

お浸し

 

天婦羅

 

 

 

今日の1句

友垣の里の便りと蕗の薹   ヤギ爺


雨 水

2022-02-19 16:39:32 | 日記

令和4年2月19日(土)

雨 水 

二十四節気の一つ、陰暦では立春の後の十五日目

陽暦では今日、2月19日にあたる。

時候としては「気雪散じて水と為る」とも、「土脉潤起」とも

いわれ「降る雪が雨に変わり、積もった雪が解けて土が潤い始

める頃」という。

草木が芽生える頃で、昔から農耕の準備を始める目安の日とさ

れて居り、「春一番が吹く頃」とも言われている。

然し本格的な春の訪ずれには未だ遠く、北日本では大雪の予報

も出されている。

亦、昔から「雨水に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれる」と

言う伝えが在ることから、この日に雛人形を飾る事がお勧めと

されているようである。

今日は、午前中は薄日も在り昨日に比し温かな土曜日となり、

公園には子供達の声も聞かれたが、、、、

午後には、予報通りに雨が降り出して慌てて帰る子等も。

3時過ぎには、帰宅する学生が雨にずぶ濡れて自転車を走らせ

て家路を急ぐ、、、、。

 

今日の1句

ずぶ濡れて子等直走る雨水の日   ヤギ爺

※ 直走る、ひたはしる。ひたすら休まずに走る。