自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

終盤のホタル

2019-06-14 16:49:01 | Weblog
菖蒲の花が咲きだすと堂々川のホタルの飛翔も間もなく終わる。



負けられませんと地域の花も開いて勝負を始める。


カワラナデシコ

同色違い


仲間のセンノウも歴史を連れて咲きだした。


歌舞伎役者松本家の紋に似せた花
マツモトセンノウ


10年以上前に薬草研究教室を開いていたころのハーブも咲いた。


最近ではパクチーと呼ばれコリアンダーという人は減った


先日10分間で12㎜の夕立があったがホタル観賞者やカメラマンの為に
橋が埋もれているので橋の上にパレット敷いて濡れないように当座をしのいでいる。
そのパレットがなくなっている。


夜だから探すのに時間がかかった
12㎜の水はパレットを5mも下流へ流していた。


カメラ撮影の人には申し訳ないが懐中電灯で明かりを照らしながら元に戻した。
後で聞いた話だが苦情を申し込んできた人がいたとか!
安全と1人の為の撮影ポイントの綱引きは申し訳ないが安全を採用した。

ホタルも終わりが近づいた13日
堂々川約1kmの全域でホタルが舞ったと聞いた。予想がまた外れた。
福山の多くのホタルの里が少ないと嘆いているのに
堂々川だけ多く飛翔して良いのだろうか。

終盤を迎えたホタルは光る時以外は草むらで休むことが多いが


源氏ボタル

源氏ボタル 産卵を終えている

卵を産む場所を間違えたヘイケボタルは水の中


木の枝に向かって飛ぶようになる。
それを狙って木の枝に蜘蛛が巣をかける。
3匹が蜘蛛の巣の中でもがいている。


光SOSを見て助けに行った


竹笹に3匹助けて近くのサクラの看板に置いたら元気を取り戻した。



何で手で触らないのか?ホタルって結構臭いにおいを出す。
パクチー見たい!

遊歩道では子供たちが服に止まったホタルを捕まえて騒ぐ。






この兄弟、嬉しかったのだろう5分以上見守っていた。


見守りをしている同好会の役員


沢山飛んだこと、子供たちが喜んだこと、子供の親が喜んだこと
やったらその成果が出たことに誇りを持てたと言っていた。

ホタルの里は全国で1000カ所はあるだろうがこんな光景の見られる処
つまり、ホタルのお礼がもらえるのは堂々川が最高と自負している。