自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

少し早い春

2021-02-24 21:01:30 | Weblog
 2月17日 堂々川ホタル同好会は定例会の日だった。
16人が参加、4つの班に分かれて作業を始めた。
猪防御はピンクのリボンで周囲を囲んだ。


彼岸花球根を日干しに
荒らされた場所へリボンを数100m張り巡らせた


昨年から松枯れが増えてきた。登録有形文化財の砂留が見劣りするので
伐採をして細かく切断した。県には口頭で許可申請済み。


高校3年生の仲良し3人は基本的には今日が最後


しかし東京へ行っても「長期休みには帰って来て参加する」と
嬉しい言葉。ありがとう


もう一つの仕事が10数年前の不法投棄
ロープをたらして10数mを降りてごみを拾い上げる


リーダーは堂々川NO.1の景勝を誇る砂留の草木を切る。
今年は暖かいので早めに切っておく。


山登りスタイル
ボランティアでこれだけの装備をそろえるのは大変


この山を2つ越えれば絶滅危惧の生き物だ棲んでいる。


セトウチサンショウウオ 全長11cm


水たまりにはニホンアカガエルが卵を産み始めた。


日本赤ガエルの卵
赤い水は花崗岩の鉄を食べる細菌が造った仕業


山奥の池でもヌートリアが生息している。外来悪生物。


今日のテーマからは外れたが近くまで来たので撮影


そこの近くにはテング様が飛んでいる。
春を先取りしたテング蝶が数匹舞う。


飛んでるときは綺麗と思うが止まると並の蝶だった


キイロ系統の花が咲きだした。


福寿草かな

クロッカス

キンポーゲ?ヒメリュウキンカ



雪割草もきれいに咲いた。
砂留女子候補の小学生のお祖母ちゃんから頂いた花


最後は昨日の事
もう年度の終わりが近いから総会を行う団体がある。
このびんご自然栽培研究会の監査を仰せつかっているから参加した。
無農薬・無肥料でお米をはじめ色いろな野菜や山野草、レンコン、まがり竹
フキノトウやシイタケ迄作っている。
このお米が15kgで7500円とか。安すぎると言ってもあまり気にしない。


フキノトウ


どこからかコンニャクイモを調達し




うまい事こんにゃくを作っている
食べたら美味しかった。お店で売っているものはもう食べられない


コメ麹を作っていたのは知っていたが甘酒も作っていた。


お代わりOKというからついつい手が出て3杯も飲んでしまった。


アルコールは含んでいないが気が大きくなり
つい薬草教室でも開いて会員を増やそうと提案してしまった。

まだまだ仕事はたくさんあり、このブログでさえ20日も遅れての更新
10数年前の専門用語はもう使えないものが多い。
2006年頃にはお隣の県の登録専門家になっていたのにやめて5年
ブレーキをかけるのが遅すぎた。
今更できないとも言えない。少し早い勇み足だった。