自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ままならぬ春

2021-04-05 21:38:10 | Weblog
 4月ソメイヨシノや山桜が咲き路傍の石脇には菫が花を付けている。

ソメイヨシノ

山のサクラ


いつもは綺麗とは思わないのに綺麗と思った。


スミレ


ソメイヨシノの指標木が咲いて最初の雨が降る夜、
ホタルが水から陸へ光りながら登る。


崖を光ったり、光るのをやめる繰り返しの軌跡

ホタルの幼虫


地上では銀木犀の木にイボタガが止まっていた。


見つけるのが難しい蛾


スクープみたいなのが撮れても我が腰は立ってもシャガンでも
いすに座っても痛みはある。


シャガの花



イスノ樹の花


我が家にあるシャガの花とイスノ樹(ヒョンノ木)が
元気を出せよと美を見せても痛みは治まらない。

猪はタケノコが好きだ。
我が畑も3月中旬から2~3匹が竹藪を掘り起こしてくれた。
運よくここ1週間は出張って来ないのでタケノコが顔を出してくれた。


孟宗竹のタケノコ


堂々川では会員が刈り取った斜面にわらびが頭を覗かしている。
会員ではない人が沢山収穫している。
公共の場所だから採集しても文句は言えないが私は会員の人に採ってもらう予定だった。

会員になってごみ拾いを手伝ってと言うつもりで近づいたが
相手のご婦人の逃げ足の速い事。


声もかけていないのに悪いと感じたのだろうか?


逃げた夫人達に魅力はないが捨てられたゴミ袋が気になっていたら
そこへ越冬蝶のルリタテハがやってきて止まる。


ルリタテハ


わざわざ捨てられた白い袋にとまって瑠璃が来たよと
傷ついた翅を見せびらかさなくっても良いものを!
ままならない春が堂々川あたりをうろついているのがよく分かった。