自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

お も て な し

2013-09-21 21:11:11 | Weblog
9月20日 3年連続となる中南米諸国7ケ国8名の公務員の皆さまが排水処理技術コースの
研修の場として堂々川へ来訪。環境保全対策に必要な知識と技能の習得を目的とされていた。
研修の場を提供した堂々川ホタル同好会は最善の「おもてなし」をする予定だがお金はない。
知恵と行動でおもてなしをすることにして「草刈り」「清掃」「環境保全」をここ1週間続けてきた。
15日の定例会では雨の中咲きはじめたヒガンバナ周辺の手入れ、道路脇の清掃等を実施。
また堂々川最大の見せ場、日本一の砂留6番砂留の整備を3日間実施した。
言いわけになるが昨年は砂留修理で我々は草取りをしていないので草の伸び方は半端ではない。


6番砂留 全長55.8m
高さ13.2m
基礎部は1770年代から築造されている


30度越えの炎天下、そばに水があるといっても楽ではない。




来訪当日の午前中でなんとか格好がついた


このような出来事を表無しと云い裏の仕事があると云う。
また当日のぎりぎりでもハプニング。
待ち合わせ場所へ向かっている途中ゴミを捨てた人がおりそれを拾っている時
バスが後ろからやってきて我が車の前で止まる。
我々の裏がすべてばれてしまった。とんだおもてなしだ。



約束の14時より少し前から堂々川の副会長より今回の訪問に対してのお礼と我が会の説明
続いて御野小学校校長先生のホタル同好会とのかかわり合いと



共同作業などの説明を写真入りパネルで説明
事務局長が本日の説明役であるが
○ボランティア活動について
○環境保護・ゴミ拾い
○子供たちの授業の中まで入り込んだ学習
を事例として先に話された。


子供たちがヒガンバナを植え
花が咲いたのを確認している様子なども話題には入る


昨年の来訪が10月3日その時もヒガンバナが満開であった。
今年、2週間も早い日に変わっているがヒガンバナが満開。
花咲き娘が来訪者の中に紛れ込んでいたのだろうか!まるで奇跡だ。


満開を過ぎた花

3色そろい踏みの赤白黄色


同好会から先に提出したテキストがスペイン語訳されているから気楽に説明できた。
説明を始めたらなんで猪がここに出るのか?
テキストの終わりに猪が入っていた。
まさか冗談で4x4=16で入れたともいえず檻と耕した跡を見せたら納得。

昨年もそうであったが、美人は花が好き。花に寄り添うそうた姿を撮影。



5番砂留の川原ではイナゴバッタが女の子の胸に附く。研修の場は和やかになる。





日本一の砂留をバックに記念撮影。砂留の役割の説明。
急流を留め、流れを緩くして砂を川底へ留める。急流は石積みで滝にする。
砂が堆積すれば嵩上げをする。

約1時間半歩いて堂々公園の木陰で質疑応答の時間


人なっこい娘さん?だ
副会長の肩に手がいっている


ボランテァの問題
会の運営の仕方と人数
事務局長を技術者かと聞く
事務系のサラリーマンと話すと拍手!
水・風に関する機械メーカーで浄化槽も作ったことがあると云うとなお驚いた。

最後になってニカラグアからの研修員より我々は海岸のごみ収集をボランテァで行っている。
整備した所が綺麗になるとそこには青の旗を掲げていると話された。

意見交換はためになると云うことを実感した。

同好会から嬉しい感想として約4kmの小さな川のボランテァがこのように皆さんと
意見交換し中南米に堂々川の名が伝わることは世界規模の川になったんだ。うれしいと締めた。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
彼岸花とレディー (縄文人)
2013-09-22 09:49:39
何時もボレンティや活動ご苦労さんです。
   おもてなしの心で・・・。

  ☆ おもてなし
        何時から使う
             何をどう

今年の流行語大賞候補
         「じぇじぇじぇ」
         「アベノミクス」
         「おもてなし」
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おもてなし (かなこ)
2013-09-22 11:53:39
自然を尋ねる人さん今日は。
裏表無いおもてなし・・大成功でしたね。
実は裏方さんたちはこの1週間 黒子になりきっての草刈作業と 当日までの草取りとゴミ拾い 本当にお疲れ様でした。

いらしてくださった方々の笑顔が素敵ですね。
堂々川からボランテイア活動の連鎖が 広島を飛び出して世界に広がって行っている様子に拍手喝采です。
地球はひとつ良い方向にゴー。

ヒガンバナもおもてなしの一役買って凛として誇らしげに咲いていました。
お花が咲くナイスチャンスは神頼みですが ヒガンバナはお彼岸に咲く事をしっかり守ってくれて 本当に万歳サンショウでした。

いい1日でしたね。



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小さなことから (和三郎)
2013-09-22 12:14:33
オリンピックや大都市のマラソンばかりが
おもてなしの場ではない
ちいさなことからコツコツと^^
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Unknown (jugon)
2013-09-22 12:26:54
自然を尋ねる人さん、こんにちは

中南米からのお客様、たくさんの収穫があったことでしょう。
自然さんの側にも綺麗にしたところには旗を立てるなど、ちょっとしたアイディアも戴かれましたね?
ヒガンバナも早く咲いてお出迎え。
みんなの歩調が合いましたね!
このための準備もまた大変だったと思います。お疲れさまでした。
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Unknown (ななごう)
2013-09-22 12:49:54
自然さん、こんにちは。

砂留の保存、沿線の環境保護に日々携わっている事に頭が下がります。
心に思っても中々実行できないのが、人の常だと思います。
体調を崩されない様に、気を付けて下さい。
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お忙しいですね。ご自愛くださいね。 (紗真紗)
2013-09-22 20:53:56
自然を尋ねる人さま^^こんばんは~♪

さすが彼岸花です~!
咲くべき時に咲く、きちんと心得ているのですね。
それを含め同好会の方々の、おもてなしにお客様も満足だったのではと思います。

黒蝶と彼岸花、砂留と3色の彼岸花のお写真、ステキ!
そして、研修の雰囲気が、和やかでステキでした~!!

(パンフより)巾着田ですが、
昭和40年代後半に、巾着田の用地を当時の日高町が取得し、藪や竹林、葦に覆われた現地を整理したところ、
9月頃一斉に曼珠沙華が咲きそろい、それが多くの人の関心を呼ぶようになったそうです。
河川の増水等により、流れてきた漂流物の中に混じってきた球根が漂着し、根付いたものと考えられています。
かれこれ50年の間に500万本となったというのですから驚きです。。。
ちなみに、入場料は、300円でした。(#^.^#)
先ほどは、ありがとうございました~♪
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Unknown (ハナイカダ)
2013-09-22 20:56:01
自然ってホントにすごいですね!

表、うらなし、彼岸花もちゃんと咲くし、雑草も…。

以前尋ねたときは水が流れてなかったか少なかったように思うのですが…。

また暑い日が続いてて我が家の少ない庭木も水を欲しがっていますが、また台風が近づいたら豪雨になるんでしょうかね?

経済効果云々するよりも、自然の素晴らしさ、あるいは神秘、ある時は困ることもありますが、自然があっての我々の生活だとつくづく思います。
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Unknown (ディック)
2013-09-22 23:46:15
国際的なんですねぇ。中南米諸国との外交にも一役かっていらしたのでしたか…。
三色そろい踏みの写真が興味深いです。
わが家の白っぽいヒガンバナは白ではなくて、クリーム色。黄色でもない。こちらの黄色はほんとうに黄色いのですね。
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おもてなし (ひろし爺1840のGooブログ)
2013-09-23 08:30:55
!('_')!自然を訪ねる人さん、お早うございます!
今日は「秋分の日」ですね!
暑さ寒さも彼岸までと言いますが気温の変化が激しく体が付いてきてくれず風邪を引いた様です(ー_ー)!!
今日は来訪・閲覧コメントのお礼のみでまた後日ゆっくり伺わせて頂きます!
☆自然を訪ねる人さんも体調管理に気を付けられお風邪を引かれない様にお過ごしくださいね!

!追!今朝は四国霊場巡りⅡ、第13番札所を予約投稿しておりますのでご覧頂ければ幸せます!
('_')それではまたゆっくりとお伺いさせて頂きま~す!バイ・バ~ィ!!
('_')閲覧感想のコメントを楽しみにお待ちしていま~す!
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オモテナシ (比企の村びと)
2013-09-23 21:02:14
滝川クリステルの五輪招致のスピーチで有名になりました。今年の流行語大賞になるようです。
私的には広島五輪が良かったのですが世界的には却下だったでしょうね。
「オモテナシ」どういう意味だろうと調べてみました。オ=丁寧語、モテ=強調語、モテ囃ス・・なんて使う、「ナシ」=成し・・・そこまで調べて意味が分からなくなった。
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