「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

カラオケ “歌を忘れたカナリア”に

2021年06月03日 18時27分02秒 | 日常のこと&写真
 原稿を書いているときはBGMを流しながらワードプロを打つことが多い。
流す音楽はクラッシックが多いが、時には70年・80年代のポップス、ロックなども。ジャズは仕事の手を休めてコーヒーや緑茶を飲む気分転換の時。だいたいどんなジャンルでも好む。
 日曜日の夕食後、妻はNHKBSで「BS新日本の歌」を聴いている。妻は歌謡曲やJポップスが好み。
 先日それを聴きながら「カラオケはいつになったらいけるんだろう?」と云い、「ワクチンを打ち終えたらいけるのかしら」と・・・。
 だけどワクチンを打ったからといって安心というわけでもないが、国民のほとんどがワクチン接種を終えると大丈夫かもしれないと答えた。
 そう、カラオケには2年近く行っていない。夫婦だけで行くこともあったが、太鼓チームの新年会、慰労会などの二次会でカラオケに行っていた。

 カラオケと云えば30歳の頃、カラオケが流行り始めたころだったがナショナルで発売したホームカラオケデッキ8トラックを購入した。凝り性の自分、8トラテープを買い込んで我が家でクレージーに練習しまくった。
気が付けば8トラとカセットテープを合わせて200巻を超えていた。お陰で100曲は楽に歌えるようになっていた。
 もともと歌は得意だった。大学時代、そのころブームだった「グリークラブ」に所属し4年間頑張ったし、下宿の近所の知り合いに頼まれて町の教会の聖歌隊で指揮もとっていた。
 グリークラブ1年生の頃は発声練習ばかりで、「面白くない」と辞めていく者も多かったが、何事も基本を重要視する自分は発声こそ大切と続けた。担当はベースだったので胸に響かせる発声法だった。熱心が認められて1年生の秋にはレギュラー入りを許され合宿にも連れていかれた。黒人霊歌やロシア民謡、組曲、宗教曲ミサ、日本の唱歌、民謡等幅広かった。
 晴れ舞台といえば定期演奏会や各地方への演奏旅行の他に、運よくダークダックスと梓みちよが出演しているTBSの歌番組にグリークラブとして出演したことがある。

 卒業して金融機関に入社、事務職を経験したのち支店勤務となり転勤転勤で全国を回っているうちに、営業職の辞令が発せられ、客との付き合いや接待、そして接待を受ける立場となるなど社交が主な仕事となったため、スナック、クラブなどへも行く機会が多く、もてなしのカラオケも仕事の一つとなっていた。
 だが酒が飲めない体質だったので苦労したが多忙な日々だった。
カラオケも上達しクラブやスナックなどでもモテモテ(これ自惚れ)だった、しかし凝り性は引き潮のごとく冷めた。
プッツンと歌わなくなり、最後に覚えたのが都はるみの「千年の古都」だった。朗々とした歌い方が自分に合っていた。
・・・それから歌を忘れたカナリアとなった。
 年に1回か2回妻とカラオケハウスへ。そして太鼓チームの懇親会。
 コロナの影響もあり2年も行かないと声が出なくなっているだろう。歌えるだろうが高い音、低い音が出にくくなっていると思うし声も響かず、説得力のある歌唱ができないかもしれず自分で納得する歌い方が出来ないだろう。
 しかし、妻がカラオケに行きたがっているのでコロナが収束したあかつきには行ってみようかな・・・。



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ワクチン接種が加速

2021年06月03日 09時14分54秒 | 日常のこと&写真
 わが市の体制づくりはスムーズだった。65歳以上の高齢者の半数以上は1回目の接種を終え、2回目が始まっている。
全国的にみても1038万人分の接種実績、15%以上が1回目の接種を済ませた。うち高齢者は547万人。
ワクチン入手が遅い、接種する医師・看護師が足りない、会場確保が進まない、100万回接種は疑問等々、マスコミ、評論家、世間も小うるさかった。
 ワクチンが開発され臨床が開始されると同時頃にイスラエルではいち早く人体実験とささやかれるほど早くに立ちあがっていた。
だが日本は過去のワクチンに係る苦い体験があることから治験による安全性がある程度判明するまではゴーサインが出しにくかった。
治験状況が大数の法則による安全性が見られないままに輸入していたとしたら、それこそマスコミは「人体実験」と騒ぎ立てるところだったろう。
そんなことから、より安全性が見極められるまで手を付けない、というのも衛生観念、安全神話の国、慎重な国民性、日本ならではの判断だろう。
 65歳以上の接種率が最も高いのが高知県、そして和歌山、山口、鳥取、佐賀、岡山、石川など比較的連携がとりやすい市町村の進捗が早いようだ。
これは日本人のDNAだとろうと妻に語った。
 向こう三軒両隣り意識の絆が強い日本民族、自然災害が多い我が国ならではの助け合い精神が根強いのだろう。
 戦下の消火体制であったバケツリレーもチームワーク。隣組制度もそうだろう。戦中派には納得できる行動だろう。
 青写真が出来ると体制づくりの動きはスムーズにいくのが日本民族の遺伝子だ。(だが役人はお上意識が根強く残っているせいか事務手続きが遅く、そのため給付金・協力金などの支給が遅い)
 ワクチン接種が好転し始めると「よくやっている」という活字は見当たらず、ワクチンを捨てたとか、予約で混乱とか、接種会場が不便とか、マスコミは次なる粗さがしに余念がない。
 ほんの片隅のマスコミ関係者だが、届かないつぶやきを。
反対する声は大きく採り上げ、賛成の声は小さく、あるいは、よくやってるじゃないか等の声は拾わないマスコミだから。


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