「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

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太鼓の曲創り

2021年06月28日 09時37分43秒 | 日常のこと&写真
 仕事が意外と捗って明日の最終ゲラがFAXされてくるまで時間が空いた。
いろいろやることがあるが、11月の芸能ファンタジーの舞台で演じる曲目選びと所要時間の確認までは大まかに終えているが、30秒の時間ロスも許されないことから、冒頭に演じる曲の編曲作業をすることにした。
 この曲は大河淀川にそそぐ3つの川、「木津川」「宇治川」「桂川」を太鼓の音色で表現し、それぞれの流れがやがて一つの「淀川」になって海原へと。
そんなイメージの曲だが、これを通しで演じると8分ほどかかる。というのもそれぞれの川の源流から大河になっていく過程を音の強弱やリズムの早さで表現するため、三つの川をそれぞれ分担を決めて順番に叩き、それを合わせて1本の大河になってクライマックスへとつなぐと、アマチュア太鼓の曲としては8分は長編。
これを3分弱に縮める編曲を手掛けるのだ。難しいが楽しい。

 併せてメンバーの一人である大学生の男性が、再来年成人式を迎えることから、自分の成人式で自分の太鼓で祝賀させることから、これまでも成人として送り出してきた子たちには、晴れ舞台で「ソロ」演奏をさせてきた。式場に集まってくる成人のなかに同級生たちも多くいることから、「うぁぉーーー」と声が上がる。
そん驚きでどよめく中、1分ほどだが曲と曲のつなぎにソロを演じさせてきた。
前回は櫓太鼓で合いの手を私がやり堂々と太バチで男らしく演じさせ大きな拍手が沸き起こった。
今回は小柄な男の子なので櫓太鼓は見栄えがしないことから、セット太鼓か担ぎ桶太鼓でソロをやらせるつもりだ。
本人には芸能ファンタジーの舞台が終わるまでに選択するように伝えてある。夏休みの間に自主練習をして自分をより良く見せるはどちらかを考えさせるつもり。
そのため、セット太鼓(長胴太鼓と締太鼓を組んでセットにする)の曲と、担ぎ桶太鼓の曲を作曲することにしている。
担ぎ桶太鼓曲はほぼ出来上がっているが、セット太鼓はこれからだ。夏休みまで1カ月足らず、それまでに創っておかねば。
 我が太鼓チームの持ち曲は、伝統太鼓6曲と私の創作曲8曲、合わせて14曲あるが、舞台で演奏するときは伝統太鼓2曲とオリジナル3曲の計5曲が定番となっている。
中でも最も長編が「饗宴」という曲目で、合奏とソロを組み合わせたものだが、長いこともあり舞台演奏する機会は少ない。わが町の夏祭りや商店会のフェステなどでしか演じていない。というのも出前演奏の場合持ち時間15分程度が多いことから、この曲を演じると2曲しか演奏できないからだ。お年寄りたちの施設では分かり易く楽しい曲目がよいので3曲か4曲を短くつないで演じ、ラスト曲の合間にお年寄りの方々と共に太鼓を叩く「触れ合い太鼓」の時間を設けてある。これが大変喜ばれていて毎年オファーを受けるが、ここ2年コロナ禍で中止が続いている。来年こそは・・・。







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