ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

情けは人の為ならず

2009-11-06 23:59:59 | フォト日記


手当が支給されるので気の進まない会合だが出席している
初めてもらって驚いた パートで働いてもこれほどはもらえない

月一度分会がある 少人数だがなかなかのつわものぞろい
講師のような人ばかりいて そこに不釣り合いの私が入っている

その中に学校ボランティアで本の読み聞かせをしている人がいた
地域の学校に外部の人間が招かれ本を読んで聞かせている

私はこれがよくわからない 何のためにやるのかがいまいち理解できないのだ
生きがいのように活躍しているという人に「これって必要か?」と伺った

その人は実例を熱く語った 誇張して語ったとは言わないが そう聞こえた
聞いているうちに 自らの自己満足のようにも聞こえてきた

私は常々ボランティアは自分のためだと思っているので 
自己満足ならそれでも良い ただそのために子どもを使うのは好ましくない

地域の大人が学校に行くのは他所の大人との接触のない現代っ子のためにはよい
でも読み聞かせは 本来は親の務め また学校の担任の役目だと思う

普段子どもと接している大人が 読み聞かせてやることのほうがよいと思う
読み聞かせで学校に出向いて行くことが子どものためになっているとは思えない

地域の大人との接触は 学校に工事で入った作業員や 
配達できた宅急便のおにいさんのほうがよほど有意義だと思う

魚釣り名人や山登りの好きな人 農作物を作る人など自身の体験を語るひと
そういう人なら なおさら子どものためになると思う 

読み聞かせの人は「子どもは真剣に聞く 瞳を輝かせて聞く」といっていた 
子どもだっておとなに対して演技する・・・と素直ではない私