平成の化粧直しが始まる2日前姫路城は桜が満開だった
8時に太鼓の音と共に登閣が許された 狭い急な木の階段を登った
昔の人はよくもこれほど大きな無用の建造物を作ったものだと改めて感心した
写真はこちらにも ここ
その姫路城も昭和の大修理から45年が経ち 痛みや汚れが激しくなった
漆喰の塗り直しや 屋根瓦のふき替えなど5年がかりでお化粧する
良く見ると 鯱瓦を針金で止めてあった 漆喰も隙間ができている
この針金も45年前のものだろうか それともその後
職人が足場のない屋根に上って 止めてきたのだろうか
そうだと考えると背筋が凍るほど危険な作業だ
100件廊下も見学した
去年来た時には千姫はいなかったといっていた人がいたが この日はいた
奥の部屋で 千姫が赤い毛氈の上に貝殻を乗せて遊んでいた
パンフレットは縦横4列に並べていたが この日は丸く並べていた
猫も右から左に移り同じ恰好していた (昨日へつづく)