伝統文化地域交流公演で 昨日見た 放下おどり
放下おどりは新城市一帯に伝われていたが今では大海地区だけになった
執着を捨て去ることを放下(ほうげ)というらしいが
おどりは(ほうか)といっていた 意味は同じことだろう
背にした 3メートルの大団扇で執着心を吹き飛ばしてくれる
笛の音に鐘や太鼓で時に静かにまた荒く舞う
太鼓のばちは短くて たたくとは言わずに突くという
邪心を太鼓の中に突きいれるのだそうだ
お盆に寺の境内から新盆の家を回って精霊供養をするが
めでたい席での舞いもあるようだ
源平争乱の時代 都の出来事などを地方へ伝えた
大道芸人のような存在だった放下僧がことの始まりだとか
それにしても大団扇は野外では風の影響も受ける
腹の太鼓も重い 若者でなければできない過酷な民俗芸能だ