ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

お茶会

2013-04-16 18:42:01 | フォト日記


中野和馬の器に盛られた 宝家の季節の和菓子
朝比奈宗久先生の お茶会に招かれた

扇子と懐紙は同級生のよし子先生に借りた
毛氈が敷かれ シロヤマブキの生けられた部屋

こだわりの松花堂懐石弁当を頂き お酒もいただく
「おんな泣かせ」と「越乃寒梅」飲み比べ

鉄瓶から注ぎ 漆塗りの杯でいただくと一段と旨い 
他の人より 余分に頂き 春の縁側のように心地よい

ずっとここに座って飲んでいたい気分
時間指定で次の客が来るので そうもできない

外庭を通り茶室「杉風庵」へ向かう 小さな木戸をくぐり
人間の大きさを感じながら頂く和菓子と茶湯

掛け軸 窯 茶坪 茶さじ 茶碗  
全てに命が注がれている感じ

何とも優雅な気分の時が過ぎて 会もお開き
茶室を出る時に同席の中学教師が鴨居に頭をぶつけた

「大丈夫ですか」  「鴨居は」