茶塾講座の修了式があった 記念講演は 岸本浩志さん
茶業ではないので存じ上げていないが関係者では著名な方
茶の種類 歴史 消費構造の変化 輸出など諸々の話
茶の種類は 不発酵茶 半発酵茶 発酵茶 後発酵茶にわけられる
普通煎茶や深蒸し煎茶は蒸し製不発酵 釜炒り製も不発酵
半発酵は包種茶やウーロン茶など 発酵茶は紅茶
後発酵はクアル茶 碁石茶 泡茶 中国黒茶など
お茶は低迷と言われているが世界では景気が良い
自分が好きなものを作っても売れない
蒸し製にこだわらずに客の求めているものを生産することだ
贈答に利用すべきだが 自分の作ったものを送るのは失礼だ
という 生産者の中にはある考えを変える
宣伝も全面的ではなく 個々の客を絞って効果を上げるようにする
毎年安定したものを送れないのが欠点 品質よりも安定を心がける
共同製茶工場が品質を上げたが これからは
そこから一段高いところに抜け出る良質のお茶を作ることだ
茶の品評会を批判する人もいるが宣伝効果は大きい
続けていくことが大事だ
生産後継者がいなくなるが茶園所有者に関係なく
作りやすい茶園を把握して残し継続していかなければならない
講義の後は 品評会入賞の高級茶を試飲した
終了証書は茶染めの和紙 記念品は茶香炉を町長より頂いた