用宗の城山でお昼の時間になった 山からは港も見える
下山して港に向かった 狭い町だ交差点を2度3度渡れば到着
魚協直営シラス売り場で食事できる所を伺うと港のどんぶりハウスを紹介した
漁船の停まっている まん前のバラック建ての建物だった その中が厨房だ
客は外のテントの下にテーブルを並べた場所で食べる
屋根はあるが壁がない吹きさらしの外と同じだが屋根で陽が当たらないだけ寒い
3月中旬まで漁はないが かま揚げシラスはある それを注文
客は少なかったが 番号札を渡された すぐに呼ばれた
風が強くて紙コップが飛びそうになった 備え付けのピッチャーのお茶を重石代わりに入れた
飲みたくても飲めばコップが風に舞う 汁椀も全部飲めば飛ばされそうだ
後から来た客は 寒いので 車の中で食べている
シラスの量は ごはんよりも多く山盛りに入っていた 醤油を数滴たらして食べた
どんぶりにごはんを入れ 刻みノリを掛け シラスを山盛りにし ねぎを散らす
これならまかないの技術はいらない 修行もいらない食べ物だ
港にはボラが群れている 帰りにまた先ほどの直売所に寄り
魚の名前を確かめた 再び寄っても買い物はしなかった
漁が始まる 生シラスの時期にまた来よう
その時のブログタイトルは 「港で食べる生シラス丼」