ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

映画 エンディングノート

2015-02-08 19:48:20 | 日記


娘の撮った父親の記録映画だった 定年後に発見された胃がん
段取りを重視した営業マンは自らの手で物事を進行させたい性分

死に至るまでの段取りも自らで進行させた
ユーモアたっぷりな父親 迫る死期をも恐れが見えない

死を迎える悲しい場面も会話が明るい 
見終わっても 暗さが残らない むしろ清々しさが残る映画だった

エンディングノートは公的な効力をもたない家族への覚書
自らの延命処置や葬儀の希望 預貯金などの財産を記入

そういえば先日お話を伺った 藤枝妙好庵の庵主様は
坊さんはエンディングノートを毎年元旦に書いていると話されたっけ

映画の前には市民病院の先生などによる寸劇も披露された
増え続ける老人その老後をどう生きるか考えさせる内容だった 

施設おおるりでの映画は 映写機が片方ピンボケなので嫌だが
前日に館に電話で確かめると別の機械で写すといった

それで安心して見たが やはりいまはフィルムではなかった
デジタル映写機は1台で間に合う 以前のようにフィルムの交換がない