日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

上手い時間の使い方

2007-09-24 | 経営改善
経営資源の中でどの企業にもどの社員にも平等に与えられているのが時間です。
この時間を如何に有効に使うかという事に経営者は頭を悩ませなければなりません。

原則として一日の就労時間は8時間です。
この8時間を使って如何に密度の高い行動をさせるかがポイントになります。

以前、従業員一人当たり年間160時間も物を探すのに使うという事を書いたと思います。
この探し物を無くすというのが大切な時間の有効利用に繋がります。

他には無いでしょうか?
移動時間が当て嵌まります。
どんなに儲けを出してくれるお客様でも一日がかりで往復するようなお客様だと訪問10分、移動8時間なんてことになりかねませんね。

他には無いでしょうか?
不良品の排除も当て嵌まります。
不良品の発生は正常品の何倍もの時間浪費を誘発させます。

他には無いでしょうか?
・・・・

このようにして、自分たちの仕事を時間で細分化していくと
意外や意外、こんなに浪費している時間があったかと思うくらい時間を無駄に使っています。

先ずは自分の仕事を時間でたな卸ししてみたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言いぐさ

2007-09-24 | 経営改善
同じ内容の事を言っているのに言われた人の反発を買う言い方をする人がいます。
そのような人はどうも人に嫌われる言動をしてしまう傾向があります。

「いいぐさ」という言葉があります。
「言い草」とか「言い種」と書きます。
話し方や話す内容、言いがかりなどを指す言葉です。

例えば自分が一生懸命に練った企画が採用されなかった時に、
上司に向かって言う言い方として
「僕が一生懸命にやったのに、なんで採用されなかったんですかっ!」という言い方と
「僕の企画の甘かった部分を教えていただいて宜しいでしょうか。
次こそもっと良い内容の企画を立てたいと思います。」

どうでしょうか?
前者と後者、自分はいつもどちらの言動をしているでしょうか?
会社の中で上司に向かい
同僚に向かい
部下に向かい
その話し方は千差万別、たくさんのものの言い方が有ります。
しかし、同じ内容のことを口から放つのに
わざわざ嫌われるような言い方をする必要は有りません。
そのような言い方や言葉使いをしても
誰もありがたいと思っては聞かないのですから・・・。

自分の口から出る言葉が単なる『言い草』と取られないように
言葉の使い方には注意をしたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死ぬなら先生の手で死にたい!

2007-09-24 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
あるテレビ番組を見ていた時にドキッとさせられる一言がありました。

確かガン患者だったかと思いますが
その手術が難航を極める事が歴然としている大手術であり、
一歩間違うと手術中に命を落としかねないという状況の時に
その患者さんが執刀医に言った一言です。

私は生きたい
生きられる望みがあるなら手術を受けたい
もしその手術が難しい手術で命を落とす可能性があるのなら
私は先生の手で死にたい

鳥肌が立ちました。
患者さんの命に対する執着心に対してではなく
その執刀医への信頼の厚さにです。
この先生と決めた時の潔さにです。

同時に自分自身にそれを当てはめてみて
何人のクライアントさんが
私の指導の下で経営をやって行きたいと
言って頂けるのだろうかという不安にも駆られました。

多くの実績と患者さんを生かそうとする意欲が
患者さんにその一言を言わせたのだろうと思います。

私もその執刀医の執念に負けない執念を持ち続けたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする