日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

福祉という名の搾取

2007-09-09 | つれづれ
弊社の顧問先に人材派遣会社があります。
ここの所、コムスンやフルキャストなど人材派遣会社の不祥事が発覚し
人材派遣業の難しさを感じています。

また、職業柄社会福祉関係の企業、団体と顔を合わせることもあり
コムスンの介護事業譲渡などは大きな問題として捉えています。

このような状況下、コムスンの介護事業譲渡先の企業の事が気になって仕方がありません。
その企業は、「彼氏は時々裏切るけれど、資格は一生裏切らない」
なんてCMを打っていたりしますが
その資格で苦労している人を何人も見ているからです。

その資格とは医療事務です。
医療事務の資格は民間資格なので別にどこで勉強をしても構わないのですが
なぜかその企業が業界ナンバーワンのようです。
医療事務の仕事に就きたいなら
先ずは資格が無いといけないといって資格を取らせる。

資格を取るために授業料を取るこれは当たり前です。
しかし、その後仕事を紹介して欲しいなら入会金を払わないといけない
といって法外な入会金を徴収すると聞いています。

そして、紹介された先の医療機関は・・・・。

医療機関は、その企業からの派遣社員を雇っているケースが多々見られるようです。

資格を取らせ
就職先紹介のために登録料を取り
紹介された先は給料が安い

搾取のためのシステムとしか言い様の無い現状
それでも雰囲気の良いCMで人を集め
また苦労をさせる。

福祉は互助の精神、ボランティアの精神が無ければ出来ない仕事です。
本来は株式会社の論理が入り込んではいけないもののように感じます。
少なくともサイドビジネスで無い限りは・・・・。
福祉を本業にして利益を出そうとするから
その周辺の医療などでも利益を上げるシステム作りに奔走するのです。

コムスンから事業譲渡をされる先が
医療事務で搾取している企業であることを耳にするたびに
本当に福祉の精神で事業をやって行くのか不安になってしまいます。

福祉で利益は上がらないものなのです。
無理に上げようとするから違反をしなければならなくなるのです。
老人や介助が必要な人たちが被害に遭わないことを祈ります。


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良い塩梅

2007-09-09 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
良い塩梅(あんばい)とは、ほど良い味加減のことをいいます。
ほど良い加減である按排(あんばい)とは元々意味を異にしていたようです。

いつの間にか塩梅(えんばい)と按排(あんばい)が混同され
塩梅という文字が主流になってきているようです。

能登のおいしいお塩を作っている会社さん(のり*しおさん)の事は何度か話題にしてきたかと思います。
何故かのり*しおさんのお塩を舐めると、
この「良い塩梅」という言葉が浮かんでくるのです。

甘くてコクのあるおいしいお塩
最初はお塩がしょっぱいのではなく
甘みがあるなんて信じられませんでした。

お魚に塩をして焼き魚にする
お吸い物にする
天婦羅にチョッとつけて食べる
野菜にチョッとふり掛けて食べる
お豆腐にチョッとつけて食べる
お奨めはステーキです。
お肉の脂味とお塩の甘味が融合してなんともいえないおいしさを醸し出します。

良い塩梅
こんなお塩を試してみたい方はのり*しおさんに購入方法を聞いてみてくださいね。


のり*しおさんのブログへは左のブックマークからお越しくださいね。
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『恥かしい』がわからない

2007-09-09 | 経営改善
言葉の意味が分からない人がいます。
また、見たままにしか認識できない人がいます。

紙屑が落ちています。
ゴミです。
ゴミは屑籠に捨てなければならないものです。
なぜなら、ゴミは汚いもの、みっともない物だからです。

このように感じ、ゴミを拾って捨てる人
これとは逆に、他人がしたゴミだから拾わない人
この二つに分かれます。

これに対し
紙屑が落ちています。
ゴミです。
・・・・

ゴミという認識はできるものの
それが汚いものとか捨てなければいけないものという認識を持たない人がいます。

更に
紙屑が落ちています。
・・・・

ゴミと認識できない人もいます。

どれも私たちの周りにはいる人のパターンです。

最初の思考を持つ人から見ると
紙屑をゴミと認識できない人など信じられないかもしれません。
しかし、最近では紙屑をゴミと認識できない人が多く見られるようになって来ました。

これがゴミならず
我々の色々な生活のシーンで同様に見られるようになってしまいました。

最近は、多様化の時代とも言われます。
そのせいか、人としての常識
日本人としての常識、
社会人としての常識、
親としての常識、
子供としての常識がなくなってきているのかもしれません。

常識がないということは恥かしいことです。
その恥かしい筈の常識を持たないということが恥かしいこと
という認識が出来なくなってしまっている事に危機感を持たなければなりません。

『恥かしい』がわからない・・・・
恥かしいことです。


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第一工場は畑です

2007-09-09 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
「当社の第一工場は生産者の畑です。」
これは株式会社カゴメの喜岡浩二社長が汐留EYEという番組で語っていた言葉です。
カゴメという会社の真摯さが出ている言葉だと感じます。

また、食の安全が叫ばれて久しい今日
カゴメはジュースのパッケージに生産者の顔を載せているそうです。
その理由は、お客様が口にする食べ物は
先ずは原材料から吟味すべきとの拘りからだという事でした。

この番組の中で司会の女性がチョッと意地悪な質問をしました。
「カゴメさんの製品も時々安売りをして欲しいですね。」
この言葉に対し喜岡社長は
「安いは、決して良い事ではない。
適正な価格で高品質なものを提供し続けることが大切なのだ」と答えていました。

強い企業の発言
ブランドを固めた企業の発言といってしまえばそうなのかもしれませんが
こういった一連の食に対するこだわりが強い企業を作ったとも言えます。

私も自社の名前で勝負できるようにしたいものです。



11月7日(水)はマリアージュ金沢へ必ずお集まりください!
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