信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

地区の防災安心応援事業「第4回 生坂村の防災を考える住民懇談会」

2014年10月28日 | 生坂村の懇談会
 28日(火)午後7時から村民会館講堂で行われました。昨年度に続き今年度残り5区の皆さんに、「土砂災害から犠牲者ゼロを目指して」ということで、地域防災のあり方と今後の取組について進めていただくために4回目の懇談会を開催しました。


△ 私が今年、日本で発生した災害を教訓に、平時の際の防災・減災の意識の向上等をお願いしました。

 今回も群馬大学広域首都圏防災研究センターと長野県建設部犀川砂防事務所の方々からご指導等をお願いし、11月には全村的に避難訓練を実施するため、今回は全10区の皆さんと一緒に「避難訓練の事前打ち合わせ」をしていただきました。


△ 川東研究員さんからワンカップ雨量計のことも教えながら、訓練全体の流れを詳しく説明していただきました。

 昨年度実施した5区と、今年度の5区が3回の懇談会で決めていただいた「自主避難計画」(防災マップ)と「訓練全体の流れ」に沿って、土砂災害を想定した避難訓練について実施概要の説明をしていただきました。
 雨量計測開始として、「訓練開始の連絡」の確認、ワンカップ雨量計を外へ出すなどし、警戒開始として、「警戒開始の情報」の確認、自宅周辺の危険箇所を中心に異常現象の確認などの手順で行っていきます。
 そして、自主避難開始として、「自主避難開始の情報」の確認、最寄りの避難場所(比較的安全と思われる場所や建物)に避難して、避難・誘導担当が点呼をし、区長へ報告して自主避難完了となります。


△ 全10区の皆さんと運営スタッフの皆さんが、大勢出席いただきしっかり説明を聞いていただきました。

 多くの区民の皆さんに参加していただき、各世帯→部落長→区長、区長→部落長→各世帯の区内の連絡や、部落長→区長→生坂村、生坂村から防災行政無線で放送や消防団に連絡など通報訓練もしっかり行い、自宅周辺の危険箇所を注意する訓練も重要であるとのことでした。


△ 訓練の流れや準備のポイントの最終確認をしていただきました。

 区の役員の皆さん、職員各位等の運営スタッフへの説明として、水入れや予兆現象看板の設置をするなどの人員配置、それぞれの地区に行く配車イメージ、地図上に記載されている各ポイント等の訓練前現場確認事項、正確な水入れや避難の様子を撮影するなどの訓練時作業分担を詳細に説明していただきました。


△ 区の役員の皆さん、職員各位等の運営スタッフへ、訓練前現場確認事項、訓練時作業分担等を説明していただきました。

 11月9日(日)に「土砂災害を想定した避難訓練」を実施しますので、多くの村民の皆さんにご参加いただき、「災害に強い生坂村」の実現を目指したいと考えておりますので、区長さん、運営スタッフなど関係各位のご協力・ご支援をお願いする次第です。出席された皆さん、本日はお疲れ様でした。