信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成26年度生坂農業懇談会 小立野区の開催報告

2014年10月21日 | 生坂村の懇談会
 20日(月)午後7時から、今年度の懇談会は小立野公民館を皮切りに始まりました。
 最初に私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされるJA松本ハイランドの理事・職員、農政課・農業改良普及センターの職員、農業委員会長・地元委員、農業公社理事長・事務局、担当部署の職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録をするために同席して行われました。



 我々からの説明要旨は、「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議してきた「地域農業の今後の振興及び農地保全について」、「新たな農業・農村政策の実施について」と今年度からJA松本ハイランド生坂支所にお願いしています「生鮮食品の販売及び宅配サービスについて」等をそれぞれ説明させていただきました。



 小立野区は、集落有志で組織する営農組織「楽笑会」等があり、遊休農地の再生、農地保全、環境保全を積極的に行っていただいております。今後は組織体制の整備や収益率の高い作物体系の研究など、法人化も視野に入れた検討を進め、組織力の強化に向けた支援を行っていきたいと考えております。
 また、小立野区の中山間地域総合整備事業の農業用用水路の改修について、具体的な意見をいただき、地元の事業推進組合と現地調査により協議をし、その内容を取り入れた実施計画を作成することになりました。
中山間地域直接支払制度と多面的機能支払交付金を有効に活用して、小立野区全体で組織化し、農業振興、農地の保全、水利費の軽減等を進めていくことにもなりました。



 生鮮食品等の買い物は、明科方面に一番近い区ですので、今までと変わらず困っていない様でして、今後の直売施設の建設については、中央から南の方への建設要望がありました。
 野生獣の被害については、防止柵とオリの設置などで対策をされた方が、今年は被害が無かったとのことであり、その対策を有害鳥獣対策の参考にもしたいと考えております。



 それぞれの課題に対して提案と指摘をいただき、今後、人・農地プランに反映させながら、これからも小立野区の皆さんと行政機関等で、農業振興・農地保全の対策を講じていくことを確認しました。
皆さん、お仕事等でお疲れのところ遅くまで真剣なご協議をありがとうございました。