信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

松本地域振興局現地調査

2020年11月17日 | 生坂村の報告
 17日(火)午後3時からは、松本地域振興局の草間局長さんはじめ6名の皆さんにお越しいただき、長野県の「地域発 元気づくり支援金」を活用して行っている事業、県営中山間総合整備事業の南平地区の現地調査をしていただきました。

▽ 最初に私から、新型コロナウイルス感染症の対応など大変お忙しい中、例年の現地調査と元気づくり支援金の支援などに対して御礼を申し上げ、今後も小さな村も元気を出して頑張っている各事業などにご指導、ご支援をお願いするなどの挨拶をさせていただきました。




▽ 振興課 井上主事から、元気づくり支援金を活用して行っています「Let's enjoyいくさかを五感で感じる観光事業」について説明をさせていただきました。
 村観光案内看板や屋外休憩スペースを道の駅いくさかの郷に設けることにより、道の駅を核とした村内周遊観光の促進を図るための施設整備を行うとともに、歴史ある観光名所のひとつである山清路公園の観光地名称看板の改修を行うことで、観光客へ配慮した整備及び国道従来者へ向けた観光地PRの促進を図る。


 また、生坂村の観光地を象ったピンバッチを作成し、村を訪れた観光客へ配布するキャンペーンを昨年度に引き続き第2弾として実施、過去に作成した観光VR動画を活用した道の駅等におけるVR体験会の開催により、生坂村の魅力を広くPRするとともに、観光客の増加につなげていく。
 これらにより、道の駅を核とした村内周遊観光の促進を図り、観光客の滞在時間を延ばすとともに、道の駅や村内事業者、施設の経済効果の増加を目指します。


 道の駅いくさかの郷の農林水産物直売所も視察していただき、生坂村産の野菜や果物などと、かあさん家の加工食品を見ていただき、地域発 元気づくり支援金を活用して、ビニールハウスの貸与により、冬場も野菜を栽培して出荷されていることや、かあさん家商品のパッケージがリニューアルできて、売上増につながっていることなども説明させていただきました。




▽ 続いて、村づくり推進室 藤澤室長といくさか大好き隊 小野隊員から、元気づくり支援金を活用して行っています「来て、見て、触って、やってみて、生坂リノベーション塾」の現地調査をしていただきました。




 村内には多くの空き家があるものの、村空き家バンクへの登録件数が少ないことは、状態が悪い物件が多く、改修・補修費用が掛かることが考えられます。改修・補修を要する空き家物件を、所有者や購入者が自らの手で最低限の状態まで回復させることで、放置状態の空き家の活用につなげていくことができると考えました。
 しかし、未経験者が実際に作業を行うことは難しく不安もあるため、未経験者が作業を行う場を提供し、未経験者でもできるという実例をつくることが必要でした。




 そのため、村有の未使用となっていた旧教員住宅を活用し、未経験者による改修・補修を実際に行うことで、経験者をつくる活動をPRしていくことで空き家の活用につなげていくことできると実施しました。
 塾と塾の間に、講師といくさか大好き隊員で専門技術が必要な行程や次の塾で行う作業準備を行ったため、塾がスムーズに進められ、ほぼ完成した空き家を現地調査していただき、その出来映えに高評価を頂戴しました。




▽ 最後に、農業公社の岩間理事長と藤澤事務局次長から、県営中山間総合整備事業で約5haをぶどう畑に圃場整備しました、大日向南平地区において、新規就農研修制度や新規就農者が農業に取り組んでいる状況などを説明していただきました。




 研修事業の実績として、23家族が研修を修了し、現在19家族が、地域で農家として自立しており、南平地区では、新規就農者4家族がすでに入植しており、子どもさんも増えて賑やかで嬉しいとのことでした。
 また現在は、男性2名と農業女子2名が研修中であり、来年4月からは2名が就農研修を受ける予定になっており、今後村内でぶどうや野菜栽培などによる就農を目指しています。


 本日は、大変お忙しい中、松本地域振興局 草間局長さん、井上副局長さんはじめ企画振興課の皆さんには、当村の様々な取組の現地調査と協議をしていただき御礼を申し上げますとともに、今後とも生坂村の行財政運営にご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。

税務行政に協力した納税者等の表彰に係る感謝状伝達式簡易水道有収率対策プロジェクト会議

2020年11月17日 | 生坂村の報告
 17日(火)は晴れて青空が広がり、朝晩は冷え込みましたが、昼間の日向では温もりを感じました。
 午前10時30分からは、税務行政に協力した納税者等の表彰に係る感謝状伝達式が、松本合同庁舎で行われ、生坂村が団体表彰をいただきました。


 功績として、生坂村は村民と役場職員との関係が近く、法律の基づく滞納処分を執行しにくい地域性がある中で、個人住民税を中心とした村税の未収金の縮減を図るために、機動力ある滞納整理を推進した。


 具体的には、切れ目のない粘り強い催告と納税折衝、過年度から継続する分納誓約者に対する適切な履行管理、庁内各部署との横の連携を密にとりながら情報の共有を図り、一体的な徴収を行うなど、収入未済額を減らしてきた。
 また、これまで手の行き届きにくかった村外転出者に対する滞納整理にも力を入れた。
 併任協定を締結している県税事務所とも連携し、県外転出した滞納者の預金差押を積極的に行うなど、職員の徴収スキルも向上している。


 こうした取組の結果、令和元年度の収入歩合(現年分)は99.76%と、前年度(98.28%)よりも1.48ポイント上昇し、その上昇率は全県で第3位(松本地域市村中第1位)であった。


 また、収入未済額も前年度(853,561円)から令和元年度は半分近くの49.29%、432,867円までに圧縮し、その縮減率は全県で第5位(松本地域市村中第1位)であった。
 以上のとおり、個人県民税徴収において多大な貢献があり、その功績は表彰に値するものと認められる。


 上記の内容で中信県税事務所 伊藤所長さんから知事感謝状を伝達されました。今後も、納税は国民の義務であり、各種使用料もお支払いいただくよう、各担当課と連携して滞納整理を進め、徴収困難な案件については、県税徴収対策室や長野県地方税滞納整理機構と連携を図りながら、折衝機会を増やすことによって滞納者、滞納額の減少に努めてまいります。


 午後1時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、最初に前回会議からの流れと各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1・第2配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較について説明を受けました。
 その説明を受けて、関屋、やまなみ荘前の工事着手による断水時間、牛沢の漏水調査の予定、仁礼木布設替工事の方法の検討、大町系統のトンネル工事関係の使用可否及び漏水調査の実施、小立野方面の漏水調査の予定、大日向や深夜のポンプの稼働状況の調査、大日向南平常会の使用量及び消火栓の点検時・漏水量のカウント、宇留賀の空き家の使用状況等について協議をし、それぞれ近日中に対応できるところから進めることにしました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂万平集落に行き、朝霧で真っ白な下界から上空へドローンを飛ばし、雲海の風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景





 その他生坂村では、保育園で誕生会、小学校でALT、中学校で歯科検診、なのはなでフェイスマッサージ、松本地域振興局現地調査、歩こう部、小立野・日岐の皆さんの元気塾などが行われました。