信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

日岐上空からの風景&村政懇談会の説明のICN録画撮り

2021年05月13日 | 生坂村の報告
 13日(木)は一日中雲が多めの空で、日差しが乏しくても暖かな陽気でした。

 今年度の村政懇談会は、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、ICNで説明をさせていただき、今月27日(木)に村民会館講堂において午後2時からの昼の部と午後7時からの夜の部を開催し、初めてWeb会議システムのZoom でも参加していただく予定です。
 「いくさか村づくり計画」の新規事業などの変更点を中心に、私、教育長、各課長、村づくり推進室長が担当部署の説明をICNでさせていただくために録画撮りをしました。


 私は、午前11時から撮影をしていただき、例年の当初予算概要と「福祉の村づくり事業」「子育て支援事業」「産業振興事業」「地域活性化対策等事業」の4つの重点事業の概要などを、各担当職員と内容がダブらないよう下記の内容で挨拶とさせていただきました。

   令和3年度村政懇談会の挨拶


 村民の皆さん、本日は「いくさか村づくり計画」についてのご説明をご覧いただきありがとうございます。日頃は、村政運営に対しましてそれぞれの立場でご支援、ご協力いただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
 
 今年度の村政懇談会は、新型コロナウイルス感染防止対策のために、まずICNで説明をさせていただき、今月27日木曜日に村民会館講堂において、昼と夜の部を開催し、Web会議システムのZoom でも参加していただく予定でございます。

 そして、村民の皆さんのご理解とご協力のお陰で、当村は新型コロナウイルス感染症の影響は少ないと感じているところでございますが、まだ予断を許さない状況ですので、「新しい生活様式」に沿って感染予防の取り組みを引き続きお願いいたします。
 また、新型コロナウイルスワクチン接種は、今月14日より65歳以上の方の接種が始まり、7月中旬には65歳以上の方の接種を終了し、引き続き基礎疾患のある方、一般の方の順で接種を行っていく予定でございます。

 それでは、当村の令和3年度の当初予算は、「生坂村第6次総合計画」を根幹に、「いくさか村づくり計画」を実行計画として、4つの重点事業であります「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」を継続的に取り組むための予算編成を行いました。

 また、新型コロナウイルス感染症から村民の皆さんの生活を守るための経済対策を新たに加え、行政課題に対応する予算は、出産祝金、定住促進住宅の建設等の継続や出産費助成などの新規事業を行い、「人口減少対策」に最大限の効果が発揮できるよう努めてまいります。
 令和3年度一般会計予算案の総額は 20億 9,700 万円、前年度比 1 億 8,400 万円の増となっております。主な増額要因は、ふるさと納税業務1億円、B&G海洋センタープール改修工事 7,815万円、村道改良事業6,150万円などでございます。

 一般会計の歳入は、自主財源であります村税については、前年度比 664万円増の1億5,758 万円、地方交付税は、1,000万円減の9億8,000万円を計上しております。交付税の算定基礎となる人口は、昨年の国勢調査における数値を用いることとなりますので、現在の自然減少を加味しますと引き続き財政運営は厳しい状況が予測されます。

 村債の過疎対策事業債のハード事業では、平成27年度より実施しています県営中山間総合整備事業負担金として3,300万円を計上するほか、村道改良事業及び定住促進住宅建設事業の継続と、B&G海洋センタープール改修事業、特定地域づくり事業などの新規を合わせて9事業の借入れを予定しております。

 過疎対策事業債のソフト事業は発行限度額の3,500万円を計上し、一般会計の村債は、全体では2億4,910万円で前年度比4,080万円の減額となりました。

 基金の繰入金では、令和2年度は多くの方々のご支援をいただきました「ふるさといくさか応援基金」から3,406万円増の4,950万円の繰入を行う一方、財源補填分を合わせた全体では1億4,951万円で、前年度よりも3,406万円の増額となっております。

 歳出では、限られた一般財源を有効に投資できるように事業実施には、国や県の財源を積極的に活用しております。
 また、コンビニエンスストアや電子マネーで税金、各種料金等の支払いができるようにキャッシュレス決裁システムを導入して、村民の皆さんの利便性の向上を図るなど、今年度も4つの重点事業を柱として、これまでの事業を引き継ぎ推進しますとともに、新規事業や事業の拡充などを行い、最大限の効果が発揮できますように努めることによりまして、その相乗効果を引き出し、課題解決や方向付けをしてまいります。

 そして、第6次総合計画の将来の姿「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく健やかに生きる村」に向けて、村民の皆さんには、引き続き協働による村づくりの継続にご理解、ご支援をお願いいたします。

 また、村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けていますので、村民の皆さんには、引き続き温かなご理解とご協力をお願いしますとともに、今回のいくさか村づくり計画などに忌憚のないご意見、ご要望をお寄せいただきますようお願いしましてご挨拶とさせていただきます。

   藤沢村づくり推進室長の説明文

 村づくり推進室長の藤沢友宏と申します。
 村づくり推進室関係について、ご説明いたします。

 各戸にお配りしました令和3年度村政懇談会資料に基づき説明をしますが、この資料は今年度の「村づくり計画」の変更点、またお知らせしたい事項等について記載をしてあり、その主な内容についてご説明いたします。
 2ページからになります。はじめに村づくりのための基本構想は、令和2年度から始まりました「第6次総合計画」による村の目指すべき将来像を示すものとなっており、第2期総合戦略と一体的に策定をしております。
 協働による村づくりの推進は、「いくさか大好き隊員」による道路整備や農地の保全など、人口の減少と高齢化により困難となってきている地域の課題に対し、地区担当職員と連携を図りながら、様々な支援を行ってきています。
 生坂大好き隊員の地域支援は、村の南部・中部・北部に各2名体制を基本として、引き続き配置をしていきます。また、隊員が生坂村に定住していけるよう、隊員ごとの取り組みも行われております。地域の情報や活動状況については、広報いくさか、ICN自主放送やインターネット等により随時情報発信に努めております。
 また、この一年で新たに採用した「いくさか大好き隊員」は、昨年10月からやまなみ荘で伝統食文化の継承業務を行っている坂爪紀子さんと、今年1月から、情報発信業務を行っている笠置克人さん、4月から児童館で子育て支援業務を行っている酒井節美さん、5月から農業公社で農業支援業務を行っている服部真司さんを含め、現在、総勢14名です。それぞれ村内において、活動しておりますので、よろしくお願いいたします。

 資料の3ページ、区と行政との連絡体系の強化と集落の活性化対策ですが、村では各区長さんを兼任の集落支援員に委嘱しています。これにより集落支援員の活動経費として各区年間25万円まで認められていますので、共同作業時の材料代や機械の燃料代等について、区長さんと相談され有効に活用してください。

 村づくり推進室の活動につきましては、空き家バンク制度による、村内へ永住を希望する方に空き家の紹介を行ってきています。令和2年度は空き家バンクでの契約成立が11件あり、空き家バンク登録数が減少してきたため、あらためて空き家物件を調査し新規登録物件の確保を進めていくこととします。調査の際は、ご協力をお願いします。
 人口減少の抑制と美しい集落環境を維持するため、村単独で実施している生坂村移住定住及び空き家対策事業補助金の補助内容は資料の表にあるとおりです。今後も空き家を活用した事業を実施し、定住や空き家対策を進めていきたいと考えておりますので、皆さんの周りでも、空き家の活用についての情報がありましたら是非ご提供をお願します。

 資料4ページですが、村独自の生坂村絆づくり支援金については、申請期限を6月末までとして受付を行っております。地域の課題解決や地域の特色を活かした事業を協働により実施する際には、ご活用をご検討いただきたいと思います。支援金の活用に関しては、村づくり推進室または地区担当職員が相談対応いたしますので、お問い合わせください。
 各部会連携事業では、移住・定住対策、村のポイント制度、松本山雅FCとの連携、新型コロナウイルス感染対策について、各部署横断的に連携して実施していきます。
 また、特定地域づくり事業協同組合では、今年度、国の制度を活用して、新たな雇用の場の創出や安定した雇用環境を整え、移住や定住促進を図っていくよう計画していきます。

 以上で、村づくり推進室からの説明といたします。

  樋口教育長の説明文

 皆さんこんにちは。教育長の樋口です。
 日頃より学校運営等にご理解・ご協力をいただいていることに、この場をお借りして厚く感謝申し上げます。
 私からは、教育部会関連の今年度新規事業や昨年度からの変更点を中心にご説明いたします。配付されているダイジェスト版資料では5ページから6ページにかけて掲載されておりますので、ご確認ください。
 
 
〇 まず、学校教育関係でございます。
 今年度は、小学校児童数72名、中学校生徒数31名でスタートしております。コロナ禍がまだまだ続いておりますので、手洗い・マスクの着用・3密の回避等、基本的な感染症対策を一層徹底し、取り組んでまいります。
 今年度の事業につきましては、昨年度、国が進める「GIGAスクール構想」に基づき、児童生徒全員にタブレット端末を整備いたしましたので、この端末が有効に活用されるよう維持管理をしていくとともに、教職員の資質向上にも努めてまいりたいと考えております。
 また、学校生活に関連する施設環境整備としましては、給食センターに、アレルギー事故を防止するため、新たに専任の調理師を配置しております。今後は、小学校音楽室へのエアコン設置、中学校図書館の書架整備を行う予定にしております。

〇 次に公民館事業でございますが、こちらも新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底しながら、より多くの村民の皆様が参加できるよう開催日、時間、場所などを検討し、各種教室を実施してまいります。
 なお、非常に残念ではありますが、5月23日に開催を予定しておりました村民運動会は昨年度に引き続き中止としましたので、ご承知おきください。

〇 続きまして、歴史・文化行政関連でございます。
 今年度は、B&G財団の助成金を活用して、加藤正治先生を題材としたマンガを制作・配布する予定です。この事業によりまして、子どもたちのふるさとに対する興味・関心の向上につなげていきたいと考えております。


〇 続きまして、B&G海洋センターのプール改修についてでございます。
 プールは老朽化に伴う経年劣化が進んでおりますので、今シーズン終了後、B&G財団の助成金を活用し、プールサイド、屋根・側面等も含めた改修を実施する予定にしております。
 改修後となる来シーズン以降は、カヌー等、マリンスポーツの体験教室を開催し、一層の利用者増加を目指してまいります。

〇 最後になりますが、保育園関連でございます。
 新型コロナ対策や未満児保育のニーズに対応するため、昨年度、未満児室の増築を行いました。より安全で快適な環境と安心して過ごせる空間を目指してまいります。
 また、今年度から、3歳以上児の給食の主食として、ごはんを無償で提供しております。子どもたちは温かいごはんが食べられて喜んでおりますし、保護者の皆さまにとっても、一層の負担軽減につながっているのではないかと思っております。

 教育部会に関する説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

   藤澤総務課長の説明文

 総務課長の藤澤正司です。総務部会について説明します。村政懇談会資料の6ページをご覧ください。

◎議員活動と議員報酬については
 議員のなり手不足問題と若者の議会参加について検討を重ね、若い方が議員活動に専念できる環境を整えるため、55歳以下の議員報酬を月額30万円とする条例改正を行い、今年4月に行われた村議会議員選挙に当選した議員から適用しています。

◎ 地方交付税を含めた今後の財政見通しは
 地方交付税は自治体の様々な要件を算定基礎としており、国勢調査人口を基礎とする費目については減少が見込まれ、地方交付税総額にも影響が出てきます。その他の歳入については、それぞれの収入事業状況により試算し、歳出は予想されるすべての事務事業を細かく積み上げ、今年度から令和7年度までの財政状況をシミュレーションした結果、今後5年間は財源不足による基金の取崩しを行わず運営できる見通しですが、各年度において、大きな余剰は見込まれていないことから不測の支出、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより、基金を繰り入れることも考えられる状況となっています。今後は、第6次総合計画や第2期生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略、今年4月から始まった新たな過疎対策計画に基づき、事業を進める上で必要性や緊急性を充分に見極め、持続可能な財政運営を目指していくことが重要となっています。
 なお、財政シミュレーションに関する内容は懇談会資料18ページに添付していますのでご覧ください。

◎ICN自主放送については
 いくさか大好き隊員の採用より、週間いくさかニュースのような動画による村内の様子を紹介する放送を充実させてきます。今後も多くの方に視聴していただけるよう、放送内容の充実に努めていきます。
 また、災害時の情報提供を行うため気象情報システム、Lアラート、生坂村長Twitterとの連携をしていきます。

◎ 村営バス運行事業は
 人口の減少や免許保有率の増加等により村営バスの利用者が減っています。村営バスの運行を継続していくため、長野県地域公共交通最適化サポート事業による近隣市町村を含めた公共交通の最適化に向けた検討に参画し、地域公共交通の維持確保に取り組んでいきます。

◎選挙
 公職選挙法の改正により、村でも村議会議員、村長の選挙における選挙運動費用に関し公費負担とする条例を制定しました。公費負担とする対象は選挙運動用自動車、選挙運動用ポスター、選挙運動用ビラに要する費用で、4月に行われた村議会議員選挙から適用となりました。

◎ 消防団活動では
 近年、生坂村消防団は訓練や行事及び有事の際の出動率が下がっており、災害時の消防団の活動体制が懸念されています。そのため、令和2年度より出動率が7割を超える団員に対し、村内で使える商品券「生坂村消防団応援商品券」2万円分を進呈し、団員の出動率の向上につながるよう取り組んでいます。

◎ 防災対策として 
 令和元年と2年度に元気づくり支援金を活用し、「自らの命は自らが守る」災害リスクマネジメント事業を実施し、村民の皆様のご協力により各種事業を行なってきました。
 元気づくり支援金活用3年目の今年度は、各区の防災士の育成の他、村指定避難所情報のデータベース化、要配慮者支援マニュアルの作成・全戸配布を行い、住民の防災意識を向上させ、地域防災力の高い村を確立します。
 なお、2年度に防災士の資格を9名が取得しました。今年度も村民の皆様に防災士養成研修講座に参加していただくよう計画していますが、新型コロナウイルスの影響により講座の開催は未定となっています。今後日程が決まりしだいお知らせいたしますので参加をお願いします。
 総務部会関係は以上です。

   眞島住民課長の説明文

 住民課の眞島です。住民部会についてご説明いたします。資料8ページです。

村税
 納税者の皆様には、適正な納税をしていただきありがとうございます。引き続き、納期内の納税についてご協力をお願いいたします。

後期高齢者医療制度では
 加入者の脳ドック、人間ドック受診料への助成を継続しますので、是非受診をしていただきたいと思います。

環境衛生
 昨年度、村の可燃ごみ排出量は前年度より村全体で25.34t減少しました。引き続き再利用、再資源化等により原料につながるようごみの分別にご協力をお願いします。
 今年度から飼い犬、飼い猫及び飼い主のいない猫の避妊、去勢手術費用の一部を助成します。助成額は、犬、猫ともメス1頭5,000円、オス1頭3,000円となります。ただし、営利を目的として飼育しているものは対象となりません。
 穂高広域施設組合では、今年3月から新ごみ処理施設が稼働し、今まで処理できなかった可燃性粗大ごみが有料で持ち込めるようになりました。

やまなみ荘では
 日頃、多くの皆様にご利用いただき感謝申し上げます。
 現在、やまなみ荘では新型コロナウイルス感染防止対策をとりながら営業を行っております。季節ごと旬なものを使ったお料理の提供や、仕出し弁当やテイクアウトメニューの充実、昨年10月からは灰焼きおやきの販売を行っております。
 皆様のお越しをお待ちしております。

結婚と子育て支援
 結婚祝金や、子どものいる世帯への助成等継続し、若者の定住促進、子育て世帯の経済的負担の軽減に努めて参ります。

マイナンバーカード
 国は安全・安心で利便性の高いデジタル社会の実現と公平で効率的な行政運営をめざし、マイナンバーカードの普及促進を進めています。マイナンバーカードは公的な身分証明書として利用できるほか、確定申告等をはじめとした各種電子申請が行えます。
 また、今後は健康保険証として利用できるようになるなど、用途が広がる予定です。
マイナンバーカードの申請は個人で行っていただきますが、申請方法等がわからない場合には役場住民課へお問い合わせください。
 以上、住民部会の説明とさせていただきます。ありがとうございました。

   松沢健康福祉課長の説明文

 健康福祉課の松沢と申します。よろしくお願いします。
 それでは健康福祉部会について説明します。○ページ中段からお願いします。
 高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」は、全16室を完備する施設で、入居者を募集しています。現在11室ご利用いただいています。

 介護保険・介護予防事業については、介護認定を受けなくても、保健師が調査を行い、該当の方に「介護予防住宅改修」「福祉用具レンタル助成事業」「月6回までのデイサービス利用」等の、サービス提供が行われています。介護保険給付費は横ばいで推移していますが、65歳以上の人口の減少により一人あたりの負担額が増えています。そのため今年度から介護保険料の基礎額を1000円引き上げ、月額6700円となります。

 健康づくりについては、健康応援隊で保健師、社会福祉士、管理栄養士が地区に出向き、食生活改善推進員、健康推進員と協力して、認知症サポーター養成講座又は、体の中を動かす体操講座を実施します。多くの皆様の参加をお待ちしております。

 母子保健・育児支援では、産後4ヶ月未満の育児に不安のあるお母さんと乳児を対象に、病院や助産院に宿泊して授乳相談や育児指導、お母さんの心理的ケア等を行います。また、1歳未満の児童をもつお母さんも日帰りで同様のサービスが受けられるようになりました。

 次に、国民健康保険事業、後期高齢者健康診査事業と連携し、検診受診率向上を目指して、集団検診を早朝や夕方に実施するなど、様々な受診機会を設けます。また、人間ドック助成や通院治療者検診、40歳と50歳の方の検診無料等を実施し、医療費の削減に繋がるよう啓発していきます。
 最後に、3市5村医療救護訓練を総合防災訓練と同時に実施します。
 支え合いマップ等より、要援護者の情報を収集し、医療スタッフの迅速な対応ができるよう努めます。
 以上健康福祉課からの説明とさせて頂きます。ありがとうございました。

   中山振興課長の説明文

 振興課の中山です。振興部会について説明いたします。 
 13ページからになります。
 まず、村道の維持補修及び軽微な改良につきましては、危険性・緊急性・必要性を考慮しながら実施してまいります。
 道路改良では、社会資本整備総合交付金事業を導入し、北平の橋梁改修工事を令和2年度に行いました。今後も計画的に実施してまいります。

 治水関係では、千曲川工事事務所により下生野地区の堤防整備事業が令和2年度から事業着手されました。また、今年度より雨水の有効利用と流出の抑制、災害時の生活用水確保等を目的に雨水貯留施設の設置に対して、補助を新設いたしました。容量が100ℓから500ℓ未満のもの、又は500ℓ以上のものを設置した場合、対象経費の半額を補助するもので、それぞれ上限額が25,000円又は50,000円となります。詳しくはお問い合わせください。

 住宅関係では、若者定住促進住宅を上生坂石原団地に令和元年度と令和2年度に2棟ずつ建設し、今年度も2棟の建設を計画しています。また、リフォーム補助では、令和2年度からリフォーム等補助の一部補助率の引上げと、UIJターン型に子育て世帯への補助を加え、より充実した内容としていますので、ぜひご活用ください。

 商工振興では、新型コロナウイルス感染の影響による村民の生活支援と商工業者を継続的に支援するため、今年度も全村民に1万円分の商品券を配布する生活応援商品券の実施や、7月にはいくさかマル得商品券スーパープレミアムの発行に向けて補助を予定しています。
 赤とんぼフェスティバルは、令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため中止としましたが、現時点では例年どおり10月に開催を予定しています。

 県営中山間総合整備事業につきましては、今年度は農業用用排水施設整備で下生野工区・日岐工区、ほ場整備で会工区、道路工事で日岐工区・小舟工区、その他今後予定の工区の測量設計を行う予定です。本事業は予算確保が難しく計画が遅れておりますが、順次実施してまいりますので、ご協力をお願いいたします。

 有害鳥獣対策では被害が拡大しているため、令和2年度より狩猟免許の取得更新費用の一部助成や、防除機具等設置事業では複数人で共同設置する場合も支援の対象とする制度を設け支援策を拡充しておりますので、被害にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 最後に、村では令和2年度より、農林水産省の山村活性化対策事業を活用し、道の駅いくさかの郷を農業振興、地域活性化の拠点として、観光資源を生かした取組みや情報発信、特産品開発や6次産業化の推進などを進め、村内農産物の生産量及び販売額の向上や人材育成、移住定住につながるよう取り組んでいます。今後も皆様方のご理解・ご協力をお願いいたします。

 説明は以上です。よろしくお願いいたします。

 今日予定通り録画撮りは終わり、今後編集をして20日(木)から放映する予定ですので、是非ご覧いただき、忌憚のないご意見、ご要望をお寄せいただきますようお願いいたします。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ノーマイカーデーでしたので、日岐方面にドローンを飛ばして上空からの風景を撮影しました。
日岐上空からの風景



 その他生坂村では、保育園で保育園献立会、小学校で児童総会、小・中学校で尿検査①、なのはなでお誕生会、少年少女サッカー教室などが行われました。