17日(月)午後2時からの歯科診療所運営委員会は、昭津区長の小山会長と私の挨拶で始まりました。
協議事項は、令和4年度運営状況について、新型コロナウイルス感染症の影響が引き続きあったものの、一日平均来患数と調停額はほぼ横ばいで、前年度対比では歳入も歳出も若干の減額の状況などの説明をしていただきました。
委員各位からの意見と先生からの回答内容などは、技工士代が増額していることは、歯の治療に使う金属が高騰して、技工所に出しても金額的に変わりないので、金属を購入しない分医薬品衛生材料費が減額して技工士代が増額していること、歳入歳出の差額が平成30年度から令和3年度で450万円から今年度は120万円ほど減っているが、コロナの補助金がなくなっているので減額していること、差額が報酬であるから大変だと思うし、賃金を引き上げは必要であることについては、収入が上がらないので賃金を上げることは難しいこと、日本は先進国の中で賃金が上がらない状況で、最低賃金を全国一律にと言っているが、実情は厳しいこと、この報酬だと運営できないと思うが如何かは、先生と話し合っていきたいこと、検診の通知は半年ごとを村の事業としては如何かについては、先生と協議していきたいこと、来年度はパソコンの更新をしたいこと、マイナ保険証の対応については、機器が間に合わないので待っていること、違いは顔認証ができることで1ヶ月の確認や薬局での対応がスムーズになると思うが、暗証番号を3回間違えるとブロックされることなどを協議し、行政としては引き続き先生と話し合いながら対応できることは支援させていただき、歯科診療所がしっかり運営できるように進めてまいります。
午後3時からの社会就労センター運営委員会は、草尾区長の五十嵐会長と私の挨拶で始まりました。
協議事項は、令和4年度の社会就労センター運営状況、今後の運営等について、山﨑所長から説明し協議をしていただきました。
運営状況では、作業内容と作業員数、施設利用状況、施設授産事務費、商社別取引状況などについて説明を受けました。
主な意見や質問に対しての回答内容の概要は、作業員の資格は村長が認めたものや生活保護法の対象者であるが、ある程度高齢者に通所をお願いすることについては、相談して広報に載せているが問い合わせがないことと、民生委員の皆さんにもお願いしたが難しいこと、県支出金の認定者は6名で、人件費や公課費を賄うには認定者が増やして県支出金を増えること、人件費や消耗品を賄うには認定者を増やすことだが、探せないので教えていただきたいこと、業務内容は運営が厳しく経費等の歳出で700万円ほどが赤字であること、利用者の福祉の面から大切な事業であるが、採算が取れないと何らかの処置をとることが必要で運営委員会において検討するべきであること、予算査定時に一般会計からの繰入金などを査定していて、認定者が少ないと指導員を絞るなどの対応をしていること、まずは認定者を増やすことと5人の指導員が必要か、現状を見て人数を検討することや運営委員会で指導員数なども協議すること、通所者はなかなか一日中まともに仕事ができない方がいること、設置基準は20名に何名、障がい者に対して何名と決まっているのでなるべく仕事量を増やすこと、施設利用者を生活保護以外の方もお願いして仕事を確保すると収入が増えること、コロナ禍でのクラスターの対応で納期的なトラブルについては、就労センターはタイプBであり、業者が対応していただく契約書も交わしていることと、なるべく迷惑を掛けないように指導員が手伝っていること、ホダ木の用意などを気軽に声を掛けていただきたいことなど様々なことに対して話し合いました。
▽ 毎朝恒例の写真は、放射冷却で冷え込んだ日岐上空からの寒々した風景です。