9日(月)の成人の日は、お昼頃まで日差しが届きましたが。その後段々と雲が増えて寒い一日でした。
午後2時30分から、まつもと市民芸術館にて『2023シーズン松本山雅FC 新体制発表会』が開催され、藤澤村づくり推進室長と出席させていただきました。
同会にはファン、サポーター約1800名が駆け付け、J3優勝、J2復帰を目指す選手とスタッフに熱いエールを贈りました。
進行は松本美須々ケ丘高校放送部の皆さんが務め、最初に株式会社松本山雅 代表取締役社長 神田文之さんから「J2早期復帰、5年以内にJ1再チャレンジ」と、全社目標として昨シーズン同様に平均入場者数1万人とクラブガンズ会員1万人を目指すなどの挨拶と会社スタッフを紹介されました。
続いて、松本蟻ヶ崎高校書道部の皆さんのパフォーマンスにガンズくんも加わり、2023年のスローガン「One Soul 積小為大」が発表されました。
「One Soul積小為大(せきしょういだい)」とは、小さな積み重ねがやがて大きな山となるという意味で、「ハードワーク、球際、規律、勝利への執念というスピリットを土台に、日々研さんを積む」という覚悟を込めたとのことでした。
続いて、強化責任者の下條佳明スポーツダイレクターにより、昇格勝ち点ライン76などチームKPI(重要業績評価指標)を示され、「強い攻撃的なチームは失点も警告も少ない」として、フェアで強いチームをつくると言われました。
新加入11選手を含む全34選手とスタッフ紹介は、中山太鼓連が力強い太鼓を響かせる中、サポーターは緑色のペンライトを振って迎えました。
昨シーズンは勝ち点差1の4位でJ2復帰がかなわなかったことを振り返り、選手は悔しさを口にしながら今シーズンに向けた抱負を語りました。
「一つにまとまって、共に笑って終われるシーズンにしたい」、「強い覚悟を持って戦う。目標は笑って終わること」、「全試合の責任を背負えるシーズンにしたい。このメンバーでJ2に戻りたい」、「またこうして戦えることをうれしく思う」、「小さい頃から見ていたこのクラブに貢献したい」など、選手や霜田監督ら指導陣が一人ずつ「J 2復帰のため、山雅ために全力でプレーしますので、ファン、サポーターの皆さんの応援をお願いします!」などと決意を述べました。
喜山康平選手、菊井悠介選手、ビクトル選手、村山智彦選手が新ユニフォームに袖を通して登場し、今シーズンもクラブを支えてくださる、ユニフォームスポンサー・サプライヤーも紹介されました。
新シーズンのユニフォームコンセプトは「TEMARI」。日本で古来から行われていた蹴鞠から派生したといわれています。
松本山雅のホームタウン松本市には、幸運を呼ぶ縁起の良い飾りもの「松本てまり」として、約 200 年以上にわたり親しまれています。
その松本てまりの代表的なデザインの一つである八重菊柄から着想を得たシェプロン・ストライプを緑輝く盛夏の北アルプスの稜線のイメージに重ね合わせ、2023 シーズンのユニフォームに落とし込みました。
そして、江戸時代よりこの地域で紡がれてきた伝統的なてまりのように、これから山雅も多くの方々と共に歴史を紡ぎながら、地域の皆さまにとって誇れる存在でありつづけたいという想いが込められているとのことです。
最後に、霜田監督は「こんなにワクワクするプレシーズンはない」として、内容と結果の両方にこだわるとし、「観客が、開幕戦より最終戦の方が多くなるようなシーズンにしたい。全力を尽くすので背中を押してもらえれば」と締めくくりました。
チームは10日(火)に始動し、22日(日)からキャンプに入り、開幕戦はアウェーで奈良クラブと対戦する予定となっています。
是非、「One Soul 積小為大」の意味に込められた「ハードワーク、球際、規律、勝利への執念というスピリット」で松本山雅らしく戦い、今年こそはJ2に復帰していただき、引き続き我々の地域振興にも結び付くことを願っております。
▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路に行き、朝日が差して青空が広がってきた風景を撮影しました。
山清路の風景
その他生坂村では、中学生がアンサンブルコンテスト塩筑木曽大会、やまなみ荘で村内無料入浴日などが行われました。