信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会社会文教常任委員会&上生坂上空からの風景

2023年09月14日 | 生坂村の会議

 14日(木)は日差しが届いたり曇ったりでしたが昼間は蒸し暑く厳しい残暑でした。

 午前9時からの議会社会文教常任委員会は、委員長、議長、私がそれぞれ挨拶して始まりました。

 審議は最初に住民課から、令和4年度生坂村歳入歳出決算の認定などの付託議案について説明をさせていただき、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要を報告いたします。

▽ 議会社会文教常任委員会で住民課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言を多岐にわたりいただきました。

 議員各位からのご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要は、

 毎年不納欠損をしている事案があるが条例改正をして徴収権利の放棄をすることについては、要綱を設定しているが要綱での決まりと条例の定めの整合性等を検討すること。

 その事案の施設を整理できない件は近隣でも多くあることについては、片付けは財源的にも難しいが研究すること。

 プラのゴミ収集などゴミの分別を村民に啓発することについては、10月の広報いくさかに掲載する予定であること。

 ゴミ収集の不用額については、収集量によって不用額が生じること。

 細かく補正をすると不用額が減らせることについては、今後対応すること。

 穗高広域施設組合の脱炭素の取組については、ゴミの燃焼による発電はクリーンエネルギーという形で提供している程度であること。

 プラ再利用などの取組のために分別を徹底することについては、構成6市町村での取組は難しいので、村単独で取り組むことだが検討すること。

 分別の仕方の啓発については、年度カレンダーに掲載しているが、更に徹底していくことなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 予算作成時に物価上昇4.5%や売上減での繰入など、諸要因の考慮が欠けていたことについては、ある程度予測し支配人や料理長とも協議したが、お客さんの利用がコロナ禍の影響で読めなかったので今後精度を高めたいこと。

 コロナ禍で使用料が少なく従業員を減らした後の再雇用については、どう募集するか苦慮しているが、どうにか従業員を確保したいこと。

 施設老朽化の改修の対応については、脱炭素事業により、省エネ化による空調関係、ZEB化による高気密・高断熱対策、浴槽ボイラーの木質バイオマス化などを取り組み、残りの改修を過疎債活用で考えていること。

 やまなみ荘の経営を圧迫しないように、喫緊と中長期を計画的に行うことについては、鉄筋造りとしては後20年ほどですので、何処まで改修するか今年度詳細に計画を作成するとともに、今アンケートをお願いしていて、今後の運営について村営か指定管理者制度かなどをしっかり検討協議していきたいこと。

 運営に関しての使用料はコロナ禍の状況的に予測が難しかったが、足を運びたくなるような取り組みをしていくこと。

 予測が付かなかったが需用費の調理材料費・光熱費などが増えたことについては、物価上昇とお客様が増えて材料費が増えたこと。

 カラオケの使用料については、機械は今までの物を使用し、経費は今回の補正で済み、お客さんは2時間5,000円でお使いいただけること。

 昼夜1組ずつだがマイクの使い捨てカバーの使用については、今までのマイクを使うので早急に用意したいこと。

 物価高騰による基本料金の改定については、9月1日から料金改定をしているが、今後も情勢によって検討することなど、ご質問・ご提言をいただきご回答をさせていただきました。

▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位に健康福祉課の課長・係長達が説明しているところです。

 午前10時50分から健康福祉課の説明に対しては、

 社会福祉総務費などの不用額の見込みの捉え方が難しいかについては、予算不足になると困るので多めに見ていて、事業関係で最大限の見込みであり、結果として不用額が生じてしまうこと。 

 誤差を少なくして上手に予算立てすることについては、可能性がある部分を積んでいることと、社会福祉総務費の繰越事業は補正できないこと。

 ある程度の期間で確認すると不用額を調整できることについては、出産祝金ですと、4月生まれ予定でも3月に生まれる可能性あり不用額が生じること。

 不用額を出さない工夫を各部署に徹底することについては、医療費など2ヶ月遅れで確定するなど難しい点があるが、3月最終補正で2月査定時に見込める不用額を計上すること。

 国保税の収納率は89.8%で1割以上が未納で、国保は減免もあり、50~100万円の滞納をどの様に徴収するかについては、世帯主への課税で滞納額が増えているが、今も分納をお願いしていることと、複雑な家庭事情があり、相談業務で実情が分かっていて、躊躇している状況があり、生活していくために水道料、家賃の支払後に国保税となり、家庭の事情が改善してから分納をお願いしていくこと。

 不平等であり低所得者は住民税免除、国保税の減免、コロナ禍で補助金をいただいて、納税は義務であることについては、滞納者には村補助金は交付していないが、国の補助金は差押ができないので、お話しして出来る限り払っていただいていること。

 健康診断の受診者が減り委託料の不用額が生じているので、受診者に得点を付けることについては、193ポイントで受診者には10ポイントを付与しているなど、5年程前から取り組んでいること。

 受診率を上げるための啓発については、保健師からの電話、葉書、特定保健指導時などに受診勧奨をしていること。

 新型コロナワクチン接種日程については、デイサービスでの接種を10月27日から始め、一般接種は11月から行い、終了は12月中旬予定であること。

 前回の接種率については、キャンセルしないで来なかった人など全体としては下がってきていること。

 余ったワクチンについては、近隣市村と融通しているが、今回のワクチン供給量の全容が分かっていないことで、接種の始まりは遅れるが、終了は県の指導どおりになることなど、ご質問・ご提言をいただきご回答をさせていただきました。

▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位からご意見・ご提言に対して、教育長、次長、児童館長、保育園長、係長達が説明しているところです。

 午後1時15分からの教育委員会の説明に対しては、

 教育総務費の需要額不用額については、車両等の緊急に修繕が必要になる場合の緊急対応分であること。

 文化財保護委員会費の需用費不用額もあり、前年度の補正を考慮して条件に合うように3月補正をすること。

 スクールバスの修繕費が21万円ほど支出しているが、児童の利用による適正化については、南回りは半分以上の乗車があるが、脱炭素事業でEV化を予定しているので、適正化を加味して導入すること。

 食料費については、20歳のつどいの折詰代であること。

 講師の不用額については、新型コロナに感染して急遽来られなくなり開催できなかったこと。

 教育振興費等の前年度対比での減額については、前年度に情報機器の購入、エアコンの設置、加藤正治先生のマンガ化の事業を行ったこと。

 備品購入費の楽器のグレードについては、当初予算の査定時に毎年度協議になり、中学生の部活のレベルでどの位のグレードが良いのか、なるべく良い楽器を使わせてやりたいが、もう一つの部活のバトミントン部との公平性も考えると頭を悩ませていること。

 需用費の学校の支障木の対応については、倒木があり調査した経緯があるが伐採後の対応の研究をすること。

 公民館教室の開催規定については、要望があると内容や人数を考慮して実施しているが、線引きは難しく、材料費は個人負担があり、文化系と運動系の先生や会場の調整をしていること。

 上生坂合唱団のような取組の公民館教室については、開催は可能であり、部活動の地域移行として、バドミントンは地域に受け皿があるが、吹奏楽では難しいので、赤とんぼフェスティバルの演奏を一緒にしてもらえる村民を広報いくさかで公募してすること。

 教育委員会と健康福祉課、社会福祉協議会で事業の融通性により、社協の新しい事業については、今年は「子どもの居場所づくり」の事業をはるかぜも利用して一緒に行い、来年度は予算化をして実施していきたいことと、社協と詰めているが就労センターの運営も調整していくこと。

 保育園のシェルターの修繕については、経年劣化でヒビが入ってしまい、設置してから10年以上が経ち同じ材質で乗せ替えること。

 経年劣化であればしっかりとした材質の物に変えることについては、しっかりした素材だと土台から変えることになるのか、変えずにしっかりとして材質の物で修繕できるか検討することなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 議会社会文教常任委員会では、付託された令和4年度生坂村歳入歳出決算の認定【関係部分】、一般会計補正予算【第3号】【関係部分】、福祉センター特別会計補正予算【第1号】につきまして、慎重にご審議いただき提出した議案通りに承認していただきました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が晴れてきて朝日が差し始めた上生坂上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で5年宿泊事前検診・児童会などが行われました。