信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

村営バス運営協議会&消防委員会

2023年01月16日 | 生坂村の会議

 16日(月)午前10時からの村営バス運営協議会は、山﨑会長と私の挨拶の後、続いて山﨑会長が議事進行をされ、令和4年度の村営バスの利用状況、村営バス特別会計予算、村営バスのダイヤなどについて説明し協議をしていただきました。

 利用状況は、令和4年度12月末現在で利用者が戻り、犀川線が一日平均利用者数は約73.5人であり、実証運行を開始した平成21年度以降、平成28年度が最も多い利用者数でしたが、今年度は昨年度対比約13.4%増でして、周回デマンドバスは、一日平均約3.4人であり、昨年度の同時期と比較して増加し、26便最終デマンドバスに関しては、高校生の増減により減っている状況でした。

 最終便は高校生の人数で増減あるが、その他のバスが令和4年度は戻ったことについては、令和2・3年度はコロナ禍で高校など自粛していたが、今年度は緩和されて通勤・通学が伸びていること、26便の高校生専門でも定期を持っている大学生も良いことをどの様に周知しているかについては、学生用のチラシに学生専用と記載しているが、カレンダーにも掲載することなど話し合われました。

 次ぎに令和4年度村営バス特別会計予算及び会計状況、令和5年度予算書(案)については、使用料は地域利用者数の減少に伴い減収を見込んでいること、来年度はバスの更新を見込んでいるなどの内容を説明しました。

 主な質問や意見に対しての回答の概要は、5年度の予算計上で池坂線の負担分の燃料、人件費増で650万円ほど増えて、池田町からの協力金100万円ということについては、特別交付税で8割交付され、池坂線も地域公共交通確保維持改善事業費補助金を申請していきたいなどの協議もしました。

 JR篠ノ井線の3月のダイヤ改正によって、村営バス犀川線には影響がないので、周回デマンドバスのダイヤ改正は行う必要はないとのこと、村営バスとなる池坂線との接続をピンク色に変更したことなどを説明し、大日向の停留所の変更で地区の皆さんの意見などについては、問題はなく、助かっているという声を聞くが運転手は大変かと思うこと、雪の時にバックで回るので目視点検をして欲しいことについては、運転手に伝えること、犀川線の日曜日運行の中学生からの要望については、財政負担やどんな方法で送迎できるか来年度検討したいこと、池坂線を3ヶ月に1回使うが、法道周りは利用者がいないから、三郷まわりでやまなみ荘とあづみ病院の往復で無駄が省けないかについては、やまなみ荘から乗っている方もいて、行きは遠回りで帰りは四人峠経由だと早いので、来年度1年間は今まで通り運行することを両町村の公共交通協議会で承認していただいたので、今後利用者の声を聞くなど検証したいこと、バスの更新スケジュールはゼロカーボンを加味しどの様に考えているかについては、池坂線の車両は来年度早期に導入したいと考えているが、電動バスは国産が高くてどうするか悩んでいるが、20数人乗りバスは修繕費が嵩んでいるので、来年度1台を更新したいと考えていることなども話し合われました。

 村民の皆さんの通学、通院、買物、通勤等において、村営バスは重要な日常の移動手段でありますので、永続的に維持していかなければと考えるところですので、引き続きのご利用とご理解をお願いいたします。

 

 午後2時からの生坂村消防委員会は、竹内消防委員長と私の挨拶の後、竹内委員長の議事進行により、本年度事業報告及び消防・防災事業、新年度事業計画(案)について説明をし協議をしていただきました。

 令和4年度は、団員報と出動報酬を拡充し個人支給にし、分団運営交付金を新設して、今年度の消防・防災事業は、生坂村地域防災計画追録2号策定業務、鷺の平避難所新設事業、日岐防災公園整備事業、防災行政無線(移動系)新スプリアス対応事業、梅月防火水槽新設事業、消火栓取替工事、安全靴整備事業、高機能性防寒衣及び消防活動用ホースの整備など多くの事業を行いました。

 また、令和5年度辞令交付式は4月2日(日)、出初式は令和5年1月7日(日)に決めていただきました。

 消防施設等整備の検討については、第2分団から3箇所の要望で少ないですが、順次消火栓等の更新を行っている結果との説明も受けました。

 主な意見等については、機能別消防団員はどの様な方を想定しているかについては、火災時に初期の段階で対応するために、まずは役場職員を想定して、今後は村内の勤めている方もお願いしたいことと、既存の団員でなくOB団員であること、昨年の草尾の火災でホースが延長できなかったことから、手伝いをすることを主にしたいこと、服装やヘルメットの支給については、団員と同様に活動服等を支給すること、現状を考えると若い団員の確保は難しいので、是非機能別消防団員をお願いしたいこと、今後は条例改正や予算の計上、要綱の策定など次の段階に進めたいと説明し、消防委員会で了承されました。

 また、ポンプ車が24年で一番年数が経っていて、詰所は下生野と宇留賀が年数が経っていること、12月定例会の一般質問で、昭和電工のとせん池を消防水利として了承していただいたので消防団員の訓練については、昭和電工から回答がないが協議していきたいこと、機能別消防団が初期消火活動を迅速に行うため車両の検討をして、ポンプ車は必要性がないことについては、下の田の火災ではポンプ車で倍以上の水を上げられたので、団員の負担軽減でも必要であり、ポンプ車は昔から第2分団が頼まれていて、歴史と伝統があるので維持していきたいこと、同じ能力で規格的なものの大きさについては、免許改正などから車両の小型化、オートマの導入などを協議していきたいこと、

 火災報知器の点検は1年に1回行っているが、高齢者世帯など村の補助でお願いできないかについては、今後検討したいこと、議会で消火栓のペイント作戦をして半分近く済んでいるがLEDの点灯設備が付いているものと付いていないものについては、必要な器材であるが直ぐに痛んでしまい付けなくなったが、夜間には有効であるので研究すること、今は雪が少なくて良いが、防火水槽と消火栓の回りの雪かきについては、区長会等でお願いすること、 女性の消防団員は私と役場職員が数名であり、今後の女性の消防団員について、ジェンダーと言われる時代に今後の方向付けについては、来年度は各分団で声を掛けて女性団員を募集したいことと消防団の活動を啓発してイメージを変え、消防団の活動の重要性を知っていただき、子どもの頃から教育も大事で、松本消防協会のビデオをICNで放映することなど、多岐にわたり協議をさせていただきました。



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