信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会総務建経常任委員会&万平集落上空からの風景

2024年03月11日 | 生坂村の会議
 3月11日(月)は晴れて穏やかな陽気で、朝は冷え込みましたが昼間は前日より気温が上がりました。
▽ 議会総務建経常任委員会連合審査会で委員長、議長、私の挨拶から始まりました。


 その後、総務課長の挨拶後、総務課関係の説明をさせていただきました。
 午前9時からの総務建経常任委員会連合審査会の総務課関係の説明に対して、議員各位の質問や提言等と回答の概要は、

 指定管理者関係で総務課が議案説明をしたが今までの住民課の所管については、指定管理は全体の流れの中で総務課が提出しているが、所管は従来通り住民課で行うこと、
 住民課長が管理していた内容や所長等の体制については、住民課で所管し補助金等の取り扱いは住民課が行い、社協が主になって各事業を行うこと、
 就労センターの財産等の管理については、財産管理の機材等は村の財産であるので、大きな修理等は、協議の上村か社協で行うことと、土地の賃借も変わりなく村との協定であること、
 センターの山﨑所長から社協に変わるかについては、会計年度任用職員から社協の職員に変わることと、社協の収入が減収し、社協の職員と人事交流して事業を行うこと、
 生坂村農作業準備休憩施設は上野農村公園であれば、農業振興やぶどうのPR等の活動に活用し、農家の皆さんによって普及啓発をして欲しいこと、

 補助事業により用途が決められている年数については、当施設は用途替えできるので、管理は指定管理で良いが、広く使用することについては、遊休施設の活用について一般質問を受けたことがあるが、農業体験ツアー、地域協働活動などで活用しているところであり、振興課に活用方法を検討するようにすること、また、生坂村農作業準備休憩施設は公社の事務所であること、
 村営バスは内容としては変わらないかについては、周回するエリアと運行方法は同じで、やまなみ荘を起終点に変更することと、池田町の車庫は使うことがあるかもしれないので条例には残してあること、
 会計年度任用職員の人数と勤務時間などについては、フルタイムは一般職と同じで、パートタイムはそれ以下の時間で働いていること、フルタイム5名、パートタイム32名であり、大好き隊19名は総務省で示している給与内で働いていること、
 パートタイムとフルタイムの仕事の違いや採用基準などについては、仕事は基本的に違いがないが、採用基準は一般職が試験によるが、保育士は資格が必要でそれぞれ面接を行っていることと、保育園の園児数や加配などの状況により募集し採用していること、
司書などはパートタイムであり正規職員になることについては、正規職員は試験を受けていただくが年齢制限があること、

 ヘルメットの補助については、新一年生には今年度予算で配布するが、来年度からヘルメットを購入していただき、安全保障証の写真や領収書をいただくこと、
 ふるさと納税の返礼品の繰入金や今年度の状況については、ふるさと納税が減ってきて、今年度6,000万円に届かないが、来年度は6,500万円を計上し、基金繰入金は今までの基金から3,000万円を繰り入れすること、
 貴重な財源が減っている原因については、競争が激しく返礼品も重なっているが、サイトを増やしている。返礼品はぶどうがメインだが、やまなみ荘の宿泊やパラグライダーの体験、160万円寄付のギターの返礼品など、寄付額が増えるように取り組んでいること、
 集落支援金報酬の区長報酬については、区長会議で事業関係が増えていて、報酬増額を区長会から要望されていたこと、
 区や常会も配布物が多いので大変であり、区や常会の差が大きく、高齢世帯も多くなり、再編や統合については、私が村長になってから村政懇談会でも問題提起してきたが、統合すると広くなり役員が大変になることなど機運が醸成できなかったこと、
 配布物が増えて大変だから大好き隊にお願いすることや役員が大変で常会に入らなくなっていること、村民に説明して理解してもらい常会に貢献していくことも大切であること、

 防災無線の整備費の入札や業者設定については、メーカーは限られてメンテナンスもしていただくので、指名競争入札になるかと思うが、事業は来年度も続けて行うこと、
 役場屋上工事の様に仕様がしっかりしている入札と違うことについては、入札は公平性を保ち、事業担当課で精査していくこと、
 随意契約で理由を付けて行えるが今回の入札については、指名競争入札か一般競争入札で行う予定であること、
 アナログからデジタルにして電波が届かない可能性の調査については、調査は実施済みで込地で再送信する予定であるが、どちらにしても100%届くことは難しいこと、
 デジタルにする利点については、国の方針であり良くなる悪くなるということでないこと、
 若コミの前にある公衆電話の管理については、電話会社であること、
 若コミのトイレが汚れていることについては、確認して対応すること、
 各部署の書籍購入は総務課の許可の有無については、例規集の追録集は総務課で計上しているが、システムの使用料の値上げがあり、ネットで検索できるものや官報は回覧していたがネット検索に変更したこと、
 法律改正等の変更などの情報の提供については、今年度第一法規で講習会を開いて必要な情報は提供していることなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 お昼には金曜日から月曜日に移行して、恒例の職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食を食べました。
今日もカツ丼、中華丼、カツカレー、肉野菜炒め丼、チャーハン、野菜サラダなどの定番メニューを注文してもらいました。

 私は、お味噌汁、デザート、コーヒー、安曇野の水を持参して、親子丼を注文して食べ、味が私好みで美味しくいただきました。

 村民の皆さんも、年度末の地区の会議に仕出し料理やテイクアウトなどをご利用いただきますようお願いいたします。

 午後1時15分から引き続き、総務課関係の説明に対して、議員各位の質問や提言等と回答の概要は、
 公共施設受給管理システムのデマンドレスポンスについては、公共施設の太陽光発電や節電等により電気料金の把握がタイムリーに出来て節電の啓発が出来るようにすること、
 管理システムの運営については、村といくさかてらすで協議して行うこと、
 予算書と添付資料と関係議案説明書の整合性については、見積りなどの資料の番号を説明書に付けて説明すること、
 金額の根拠が分からなく、(株)いくさかてらすの収支や今年度の調査結果が25日に成果報告があり、村民に説明してから予算計上することについては、一般質問で答弁したように金融機関との最終調整中であり、確かな内容について説明していくのでご理解いただきたいこと、
 ペレットストーブ導入補助の381軒については、700世帯の概ね半分を目標に設定したことと、半分の家庭の契約や太陽光発電設置の民家53軒など全体的に数字を出していくことが大事であること、

 ペレット工場について調査をして、確実性があるものにして、調査ができるものは早急にして、分かった時点から数字を出すべきであることについて、数値は当初の提案の目標数字であり、手法を含めて30%の修正が出来るのでご理解をいただきたいことと、ペレットストーブに薪ストーブも含めて調整中であり、最終の目標は2030年に民生部門で二酸化炭素排出ゼロにすること、
 (株)いくさかてらすの採算ラインを取っての事業性がどうなるか、今年度の調査によっても採算ラインを出すことは必要であることについては、いくさかてらすの経営は金融機関と収支計画の採算ラインを練り上げて、今後正確な内容を精査して示していくこと、
 事業が始まったことで時間がないからと、会社の資本金や調査費の計上をし、太陽光パネルが妥当か疑問であり、マイクログリットの蓄電池を急いで買うことなど長期的な見通しについては、前から同じ様な質問をいただくが、当初予算での計上は、脱炭素先行地域づくり事業を申請し、第1回説明会後のアンケートの結果は、必要、どちらかといえば必要が61%であり、村民から当事業のご理解はいただけたと考えていることと、環境省に脱炭素先行地域に選定された内容に沿った数字であり、今まで説明してきた通り、環境省と調整しながら数字や事業費の変更はあることはご理解いただき、最終目標は2030年に民生部門でCO2排出ゼロにすることであること、

 やまなみ荘の木質チップボイラーについては、発電は出来ないことと、スペックはお湯を沸かして暖房もでき、環境省の交付金対象にして入札で行うが、設計価格は明らかに出来ないこと、
 村営バスEV化のリースの補助金については、リースする会社に一括して支払い、7年分を来年度払いで、リース期間後の残価は、再リースか買取かをその時点で検討すること、
 公共施設の太陽光は公共施設24箇所、民家の太陽光設置は53軒については、100軒以上が早く付けて欲しいという申し出があるが、調査の結果により設置することと、詳しい契約内容を示した後に設置すること、
 マイクログリットの電線が倒木で停電した場合については、調査設計に基づいて上生坂は支障木等での停電がない場所に架設し、草尾はリスクの少ないところに設置すること、
 EV充放電設備の整備については、役場他公共施設は充電器と各区公民館には充放電器を再エネ電源で計画しており、道の駅を含めて計画し、民間でも充電できるように要望があり、個人は自宅にも充電器を設置すること、
 古民家脱炭素リノベーションについては、空き家の所有者と協議して、買取によるか検討し、村営の施設も計画し断熱改修する予算であること、

 エコロミがリノベーションする様で賃貸にするのかについては、1軒当たり200万円切った金額であり、7年度から一般家庭も計画し、個人でも法人でも良いと思うが環境省と調整すること、
 効果促進の普及啓発については、環境省の中でも要件が難しい件であり、来年度事業の実施内容を環境省に提案し調整中であり、設備導入しての効果を当事業に基づいて行うこと、
 松本山雅との連携事業については、効果促進事業の啓発のハードルが高く、山雅PR力を考えると今回提出して、環境省との調整により補正対応をお願いすること、
 森林整備により木をチップ化、ペレットや薪のバランス良い活用については、ご提案通りに森林整備の調査設計を進めて取り組んでいきたいこと、
 ボイラーの仕様の雇用面など安定的に運用することについては、来年度はエリアを決めて伐採をし、チップにして活用するなど森林の施業につながる様にすること、
 ペレットストーブの材の供給、設置の煙突は対象で、壁や床の補修については環境省と調整していくこと、
 村民の導入については早めに詳細を示して、多くの村民に導入していただくことなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 防災士の養成については、10名分の予算で松本大学等において資格取得のために行っていただくこと、
 防災士の受験者が挫折しない様にしていただくことについては、受講者に理解いただいて資格取得に頑張って欲しいこと、講習は2日間で講習会の前にレポート提出と講習会後に救急救命講習があり、受講者はなるべく手上げでお願いしたいこと、
 防災士仲間で地震や水害等の講習会の開催については、意見交換の場や講習会などを設けていきたいこと、
 消火栓のペイント作戦は昨秋終了したが、格納箱のメンテナンスについては、各分団が春・夏・秋と点検して、報告が上がってくると格納箱を用意して、分団で設置していただいていること、
 糸魚川の大火など初期消火が遅れて大火になり、ホースを女性やお年寄り様に軽量のホースに変えていくことについては、細いとアタッチメントを使用することになるが、消防団が駆け付けて来たときに現場での混乱が心配で、今まで通り消火活動を支えていただきたいことなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

▽ 議会総務建経常任委員会での振興課関係の説明の前に、振興課長が挨拶をしているところです。

 振興課関係の説明に対して、議員各位の質問や提言等と回答の概要は、
 いくさかの郷の耐火金庫を購入は良く、ハンガリー村としての取組については、4月27日(土)に5周年イベントを企画していて、ハンガリー大使が交代されたので、新たにハンガリー村の認定証を授与されるセレモニーも行う予定であること、
 大豆ブームスプレイヤーの購入については、補助金で支出し、農業公社で入札を経て公社で導入してもらうこと、
 松食い虫対策委託料の県補助金は枯れた木を伐採出来るかについては、この補助金の中で枯損木の伐採処理にも当てていること、ボイラーのチップにも使えるが、60数%は空中散布に賛成であったので継続したいこと、
 バルコニーの修繕は良いが駐車場スペースの拡幅工事や薪、カセットコンロ、着火剤等の小物を売店で販売することについては、今後検討したいこと、
 カワウの駆除は漁業組合で1羽2,000円、安曇野市5,000円とのことだが、生坂村も被害があるので報奨金を考えたら如何かについては、今後検討したいこと、
 いくさかマル得商品券は今年度3回の追加販売であったので上限を上げることなどについては、3,000セットで申込制にしているが、来年度は検討したいこと、

 歯科診療所でのマル得商品券の支払により高額医療で返金があることについては、高額医療対象の場合は受けたらない様に検討すること、
 マル得商品券の販売時期については、今までお盆と年末年始に使えるように販売したが、年度末と年度初めは繰越明許など会計的に困難であること、
 村営住宅建設予定の用地取得については、保育園、小・中学校が近くで子育てしやすい環境の良い場所を選定したこと、
 山清路公園の駐車場の場所については、村道に移管した場所で落石が心配なので工事を行うこと、

 旧山清路橋の補修については、塩カルの影響で剥離やひびがあり、全体的にはつってコンクリートで張ることと、法定検査による修繕計画により実施すること、
 上生坂の住宅建設は東京の一極集中に感じ、他の地区でも田畑や竹林の問題があり、古民家リノベーションで住んでいただくことについては、空き家バンクで移住された人は地区の協働作業等に参加していただくなどお願いしているが、参加していただく方としない方がいること、
落石防止用の工事の色々な方法については、山清路の今までの落石による状況を鑑みて専門家と相談して決めたことなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 次に振興課関係の生坂村簡易水道事業会計予算と生坂村下水道事業会計予算の2事業会計の説明に対しては、
 減価償却費については、資金期末残高で計上し、年度末に残ることで、通帳の預入は会計監査的に通帳を分けることについては、コンサルとも相談したが、通帳を分けることはハードルが高く一つにしたいこと、
 監査上残金があるか調べなければならないことについては、預金残高は残していくように、エクセル上で管理して残高把握を毎日することと、一般会計から操り出しが多くなると会計上の日計表を付けるなど大変であること、
 大久保常会は生活している人がいるかについては、こちらに住所がなくて生活している人、契約している人で2軒あること、

 今までの上下水道の人件費で簡易水道の人件費だけで下水道には人件費ないことについては、企業債償還金が多く、かなり前から人件費は簡易水道にまとめてあり、正常だったら人件費を割り振りたいのでコンサルにも相談し、事業料の按分もしくは一人ずつの人件費にするかなど今後は検討したいこと、
 農集施設と合併浄化槽の使用料の差については、使用料はほぼ同じですが、合併浄化槽の汲み取り料、水道料金、電気料が掛かっていること、
 農集施設は高コストでどの様に事業を実施したかについては、事業当初は人口密集が多いところは合併浄化槽では臭いが発生するため農集で行ったこと、
 家庭雑排水を垂れ流しして地下浸透し村道のコンクリートのひび割れや衛生管理上の指導については、家庭雑排水は処理して放流していただくこと、
 上水道は犀川の水を昔飲んでいたが、県からの指導のもと近隣市から供給をお願いしていることなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 議会総務建経常任委員会は、付託された事件案4件、条例案6件、予算案4件について、午後6時30分過ぎまで慎重審議をしていただき、多くのご提言を賜りました結果、原案の通り承認していただきました。

万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、放射冷却で冷え込み、朝霧が残っていた万平集落上空からの風景を撮影しました。。

 その他生坂村では、中学校で同窓会入会式・SC訪問、児童館でおはなしひろばなどが行われました。




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