5日(土)は日差しが届いても急に雪が降ったりと変わりやすい天気で、昼間も寒さが厳しい一日でした。
▽ 毎朝恒例の撮影は、雪が止むのを待って山清路の郷資料館の近くから、上空から山清路と宇留賀谷の風景を撮影しました。
山清路と宇留賀上空からの風景
山清路は、北アルプスの名峰槍ヶ岳を水源とする犀川が、松本平、安曇平を過ぎて善光寺平へと至る間、蛇行を繰り返しながら深い峡谷を成し、生坂村にて支流の金熊川と麻績川を合流している、このあたり延長1km区間が景勝の地「山清路」となっています。
現在の旧山清路橋は、昭和9年に架けられたもので、1960年代後半には新山清路橋が開通し、現在は県道の山清路大橋が完成し、さらに山清路を迂回する国道19号山清路防災1号トンネルが貫通して、山清路を中心に橋が増え観光名所になると思います。
山清路方面を撮影すると、手前から新山清路橋、旧山清路橋、山清路大橋と3橋は一枚の写真に入るのは、この地の交通の歴史を感じる風景だと感じます。
宇留賀谷の風景は、里山と集落と川の山紫水明の風景が日本の原風景を感じさせますね。
宇留賀の金熊川沿いには、江戸時代から用水路があって、米を作り米のご飯を食べられたが、近くの村々では米が作れなかったので、「花の宇留賀は銀の飯」と威張っていたと言われています。
こちらの用水路も、県営中山間総合整備事業により改修され、ここの水田は用水を心配することなく、江戸時代からの稲作が続けられると思います。