信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

全国過疎地域自立促進連盟 第51回定期総会&新過疎法制定実現総決起大会・及び要望活動

2020年11月20日 | 私の活動報告
 20日(金)は雨が降ったり止んだりで、傘が手放せない一日で、昼間は秋服でちょうど良い体感でした。
 午前11時30分から、東京のメルパルクホールで全国過疎地域自立促進連盟 第51回定期総会が開催されました。


▽ 全国過疎地域自立促進連盟 会長 青森県知事 三村申吾氏が過疎地域では、急速に人口減少や少子高齢化が進行しており、地域経済の振興や担い手づくりなど過疎地域を取り巻く環境は厳しさを増しており、このため地域社会や地域住民の生活に必要なサービスを行うための財源の充実確保は重要な課題となっております。私ども連盟における昨年度の要望の中で、特に必要総額の確保を求めてまいりました、過疎対策事業債については、令和2年度の地方財政計画額全体が減少する中においても、前年度と同額の4,700億円が確保されたとともに、税制面においても過疎地域のおける特例措置の適用期限が延長され、政府の地方財政対策等について私どもにとり有り難いことであり、関係国会議員の先生方や関係省庁の皆様方のご理解とご尽力に感謝を申し上げます。現行の過疎法は、令和3年3月末でもって適用期限を迎えることから、新たな過疎対策法の制定を求めることをはじめ、過疎対策事業が円滑に実施できるよう、国の財政支援を充実することを求めますなどと挨拶をされました。



▽ 来賓を代表され、総務大臣 武田良太氏からは、昭和45年から時代の要請に対応した「過疎対策法」が4次にわたり議員立法により制定され、上下水道、交通、医療、介護施設といった生活基盤の整備や産業の振興など過疎対策に取り組んだ結果、格差是正に相当の成果を上げてまいりました。一方過疎地域の現状は、著しい人口減少や少子高齢化が進み、地域の足の確保や集落の存続といった多くの課題が残されています。課題解決に向け、引き続き過疎対策を講じていくことが重要です。現行の過疎法は、来年3月で期限を迎えますが、新たな過疎対策法についても、各党各会派で議論がなされていると承知しており、政府としても過疎対策にしっかりと取り組む必要があります。菅内閣においては、自助・共助・公助、そして絆を社会像として、国民のために働く内閣として、国民の期待に応えるために取り組んでいきます。そして、ポストコロナの社会に向けた地方回帰の支援として、地域おこし協力隊の強化や関係人口の創出・拡大の取組の深化を通じて、都市から地方への人の流れを創出しますなどと祝辞を述べられました。


▽ 事業報告、報告1 令和2年7月豪雨災害に関する緊急要望、報告2 令和3年度税制改正に関する要望、第1号議案 役員の承認及び専任について、第2号議案 新たな過疎対策法の制定等に関する決議・要望については、
1 新たな過疎対策の理念の確立 2 適切な指定要件・指定単位の設定 3 過疎市町村の財政基盤の確立 4 地方創生と人口減少の克服 5 住民が安心・安全に暮らせる生活基盤の確立 6 高度情報通信等社会の恩恵を享受できるインフラの整備 7 地域資源を活用した産業の振興と雇用の創出 8 集落対策の促進と地域の活性化であり、
第3号議案 要請活動方法について、それぞれ協議し全会一致で承認されました。


▽ 午前12時からは、新過疎法制定実現総決起大会が開催されました。


▽ 引き続き同連盟会長を務める三村申吾青森県知事から、昭和45年以来、4次にわたり議員立法として制定された過疎対策法に基づき、国の各種支援策のもと、都道府県・市町村が一体となって総合的に計画的に過疎対策事業を進めてきた結果、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げてきました。しかしながら今日、多くの過疎地域において、急速な人口減少や少子高齢化の進行に伴い、地域社会の担い手である若者の流出、就業機会の不足など、地域の活力が低下しており、今だ多くの課題に直面しています。こうした中現行の過疎法は令和3年3月末で法期限を迎えますが、過疎地域がこれら多くの課題を乗り越え、住民が安らかに暮らしていくには、引き続き過疎地域の振興が図られるよう総合的な施策を強力に推進していかなければなりません。今後の過疎地域の持続的発展に向けては新たな過疎対策法の制定実現が不可欠でありますなどと決意表明をされました。


▽ 自由民主党過疎対策特別委員長 谷公一氏や我が長野県選出の公明党 過疎地に関するPT事務局長 太田昌孝衆議院議員さんはじめ各党代表の国会議員の皆さんから挨拶がありました。








 新型コロナウイルス感染症が拡大し、都市への集中から地方への分散の流れの中、過疎地域が果たしている役割を評価し、新たな過疎対策の理念を確立すること、過疎地域の指定要件と指定単位については、過疎地域の特性を的確に反映したものとし、現行過疎地域を継続して指定対象とすること、地方交付税を充実し過疎市町村の財政基盤を強化するとともに、過疎対策事業債の対象事業を拡大すること、過疎地域において特に深刻な人口減少と高齢化に対処するため、産業振興、雇用拡大、子育て支援等の施策を積極的に推進すること、医療の確保、交通の確保、雇用の確保、教育環境の整備等を広域的な事業による対応も含めて積極的に推進し、住民が安心・安全に暮らせるための生活基盤を確立すること、過疎地域においても高度情報通信等社会の恩恵を享受できるよう、高度情報通信基盤、高規格幹線道路等の道路網の整備を図り、地域社会の活性化を促進すること、農地の利用、森林の管理、漁業の振興、地域資源を活用した観光及び地場産業の振興等過疎地域の環境と特性を活かした産業振興を支援し、新たな雇用を創出すること、地域運営組織の形成などの集落対策、都市との交流、多様な主体の協働による地域社会の活性化と人材の育成・活用等による総合的な集落対策を積極的に推進すること、しっかりと過疎対策法を継続していくとともに、過疎対策事業債をはじめ地域の多様なニーズに合った政府財政措置を講じること、様々に頑張っている地方を支えるために皆さまと一緒に新しい過疎対策法制定に向けて頑張っていくことなど、それぞれ各党の立場で力強くご挨拶を頂戴しました。








▽ 大会の締めくくりとして「過疎地域が果たしている役割を評価し、「過疎地域の持続的発展を新たな過疎対策の理念として確立させること」「地方交付税を充実し、過疎市町村の財政基盤を確立するとともに、過疎対策事業債の対象事業を拡大すること」など5項目を決議し、ガンバロー・コールで閉会となりました。




▽ 長野県市町村過疎地域対策協議会は2班に分かれて、地元選出国会議員に要請活動をしました。我々の班は、長野県選挙区1・2・3区関係の国会議員各位の事務所に伺い、町村会事務局がアポを取っていただいていたので、ご本人に多く会えて直接要望をさせていただきました。






▽ 自由民主党過疎対策特別委員会 事務局長 務台俊介衆議院議員さんのところでは、長野県土地改良事業団体連合会の皆さんと一緒になり、新旧の長野県町村会長さんと共にしっかりと要望でき、務台衆議院議員さんからは、過疎地域の皆さんのご意向に沿うように新たな過疎法を制定していくなどのご回答をいただきました。





▽ 毎朝恒例の写真は、引き続き東京での活動でしたので、15日(日)に撮影した下生野上空から快晴の下の風景です。

下生野上空からの風景





 その他生坂村では、小学校で6年計画休業・ALT、中学校で校長講話・2年龍翔太鼓体験、児童館でマラソンクラブ、下生野A班の皆さん元気塾、定期監査、カラットリンテレビ番組ロケ、健康づくり係会などが行われました。

令和2年度 全国治水砂防促進大会及び要望活動&生坂ダム湖の風景

2020年11月19日 | 生坂村の風景
 19日(木)は変わりやすい天気で、昼間は季節外れの暖かさとなり、汗をかくほどの陽気でした。
▽ 午前11時10分から始まりました、令和2年度 全国治水砂防促進大会の模様です。






▽ 大会の開会に当たり綿貫民輔会長さんから、本年も梅雨前線豪雨や台風により既に1,300件におよぶ土砂災害が発生し、各地で激甚な被害が発生しております。特に令和2年7月豪雨による被害は37府県という極めて広い範囲におよび、土砂災害発生件数は900件を超え甚大な被害をもたらしました。私は去る9月4日、赤羽国土交通大臣にお会いし、令和2年7月豪雨災害に関する緊急提言の実現を要請しました。その中で災害の復旧・復興には全力を挙げて取り組む必要があるが、災害を未然に防ぐためには事前防災対策をしっかり推進していくための計画的な予算確保が不可欠であると強く要請しました。我々の要請には必ず応えていただけるものと確信しております。当大会では提言を採択し関係機関に皆様とともに力強く訴えていき、近年激甚化する土砂災害から国民の命と暮らしを守るため、会員の皆様と力を合わせ、歩んでまいることをお誓いするなどと挨拶をされました。




▽ 来賓を代表され、国土交通副大臣 岩井茂樹氏からは、我が国は自然災害に対し極めて脆弱な国土条件であり、今年も7月の梅雨前線による大雨、台風10号などにより全国各地で土砂災害が発生しました。特に7月豪雨においては、これまでで最も広域となる全国37府県にわたり、約950件の土砂災害が発生し、多くの尊い命が犠牲となるとともに、地域住民の生活や経済活動に大きな支障を与えました。近年気候変動による土砂災害の激甚化にも適応しつつ、命は勿論住民の暮らしを守る土砂災害対策を推進するとともに、地域主体の自助・共助を積極的に支援することが極めて重要となっております。今後とも現場の最前線で尽力されている市町村の関係者の皆様としっかりと連携をさせていただき、被災者の皆様のお気持ちに寄り添いながら、被害を受けた地域の復旧・復興に総力を挙げて取り組むとともに、今年度まで別枠で予算を立て取り組んで来た「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」後も、内容の充実をしっかりと図り、中長期的な計画を明確にした上で、ハード・ソフト一体となった対策を講じられるよう十分な予算の確保を目指してまいりますなどと祝辞を述べられました。


▽ 国土交通省今井一之砂防部長には、「土砂災害の恐ろしさ 土砂災害対策の大切さ」と題して、近10年の土砂災害発生件数(年平均)は、それ以前の発生件数と比較して約1.5倍に増加している近年の土砂災害発生件数、1,282件もの令和2年全国の土砂発生状況(10月31日時点)、最大クラスの広域災害と最大クラスの土砂災害発生件数などの令和2年7月豪雨に伴う土砂災害の特徴、令和2年7月豪雨において、建設後間もない砂防堰堤が土砂災害の被害を未然に防止、自助・共助・公助の連携による警戒避難により人的被害を回避、社会・活動を支える地域の基礎的なインフラの集中保全などの土砂災害対策により地域社会の「いのち」と「くらし」を守る、流域治水、治山・森林整備との連携強化などのいのちとくらしを守る土砂災害対策推進にための取組、県が困っていることを土砂災害専門家が解決(助言)しますTEC-FORCE高度技術指導班(土砂災害専門家)の活動状況、土砂災害に関する防災教育など全国各地での砂防の取り組みなどを詳しく説明され、今後も砂防事業推進のために市町村長をはじめ砂防関係の皆さんのお力添えをお願いするなどの講演をされました。












▽ 意見発表では「丸森町における復旧・復興と砂防事業」と題して、宮城県丸森町長 保科郷雄氏が発表されました。








 宮城県の南端に位置するなどの丸森町の概要、累加雨量612mmを記録した令和元年東日本台風(台風第19号)による被災の概要、公共土木施設・農林業施設等の被害 2,904箇所、被害額376億3,284万円、住宅被害 床上908世帯、床下315世帯、避難所の設置 14箇所、避難者数545人などの被害の概要、内川・新川・五福谷川の堤防決壊など被災の状況(町内の浸水)、五福谷川の土砂・洪水氾濫、廻倉地区土石流の発生など土砂災害の被災状況、阿武隈川水系内川流域の砂防災害関連緊急事業、砂防災害関連緊急事業による施設の効果、宮城県の災害関連緊急砂防事業、職員の体制、復旧・復興計画の策定、災害公営住宅の建設、被災した町営住宅の集約・建替、発災直後と比較しての各地域の状況等の災害復旧・復興の状況などについて意見発表をされました。









 当協会理事の和歌山県田辺市長真砂充敏氏が「提言(案)」を朗読され、「土砂災害防止施設の強力な整備推進」「大規模な土砂災害が発生した地域等における土砂災害対策の推進」「社会・経済活動を支える地域の基礎的なインフラの保全」「土砂災害対策の効率的・効果的な推進」「警戒避難体制の強化」「体制及び組織・人材育成の強化」の6項目の「提言」を満場の拍手により大会決議とし、全国治水砂防促進大会は終了しました。


▽ 要望活動は、長野県治水砂防協会の会長として、全国治水砂防協会の要望に同行し、国土交通省 赤羽国土交通大臣はじめ22名の皆さんに要望書をお渡しし、今井砂防部長さんには面談要望をさせていただきました。


▽ その後長野県治水砂防協会の要望班と合流し、県関係の参議院議員の皆さんに要望書をお渡し、3か年緊急対策の継続、地方整備局等の体制強化、警戒避難体制構築の技術支援と財政措置などの要望もさせていただきました。



 新型コロナウイルス感染症の感染が危惧される中、長野県治水砂防協会の役員の皆さんと関係各位のご参加をいただき誠にありがとうございました。引き続き長野県治水砂防協会に対してご支援・ご協力をお願いいたします。


▽ 毎朝恒例の写真は、前日に撮影しました朝霧が晴れてきた生坂ダム湖の風景です。


生坂ダム湖の風景





 その他生坂村では、保育園で保小連絡会、小学校で6年生修学旅行②、中学校で人権集会、健康管理センターで離乳食教室、生坂おとこ塾、大町麻績インター千曲線整備促進期成同盟会幹事会、少年少女サッカー教室などが行われました。

長野県治水砂防協会犀川支部の要望活動&県町村会役員会及び県への要望活動

2020年11月18日 | 私の活動報告
 18日(水)午後1時30分から、長野県庁建設部の部長室に行き、犀川砂防事務所の耐震化対策等機能強化について、田下建設部長さん、田中技監さんはじめ各課長さん方に犀川支部の要望をさせていただきました。

 長野県治水砂防協会犀川支部の構成市町村の高野麻績村長さん、関川筑北村長さん、甕池田町長さん、安曇野市坪田都市建設部長さん、松本市前澤建設総務課長さん、大町市牛越八坂支所長さんはじめ関係者と支部長の私で一緒に要望をさせていただきました。


 犀川砂防事務所の所管である当地域は、急峻な地形であることに加え、糸魚川静岡構造線のすぐ東側に位置し、地質がきわめて複雑かつ、風化崩壊しやすい状態にあり、古くから地すべり等が多発しております。
 直近では令和元年東日本台風や令和2年7月豪雨においても土石流や地すべり災害が複数発生しましたが、犀川砂防事務所の迅速かつ、きめ細かな対応により、被害を最小限に抑えていただき、住民の安全安心が確保されたところです。
 また、土砂災害警戒避難体制の支援、ハザードマップ作成支援などソフト対策にも積極的に取り組むなど、住民と顔の見える関係を構築いただき、厚い信頼が寄せられております。


 しかしながら、現事務所は昭和38年3月に現在地に建築されてから57年が経過し、県が平成30年に実施した耐震診断では倒壊の可能性が高いとされ、気候変動により激甚化、
頻発化する自然災害を前に、業務の継続が危惧される環境にあると認識しております。
 つきましては、災害に強い地域づくりの継続とともに、県、市町村、住民が一体となり推進する「逃げ遅れゼロ」を実現するため、今後も犀川砂防事務所が地域の防災拠点としての役割を十分に果たせるよう、下記の理由により、現地において耐震化対策等機能強化を早急に実施していただきたく強く要望させていただきました。


1 砂防事務所は、土砂災害などが発生した際に、迅速かつ機敏に、災害発生箇所の調査、センサーの設置などの応急対応をとり、長期間のきめ細かい対応により二次的な災害を防止する現地機関としての重要な役割があるため、災害現場に近接して配置される必要があること。
2 管内は、松本市四賀地区、生坂村・大町市八坂地区、麻績村・筑北村、池田町が四つの谷に分かれて所在しており、砂防事務所は開設以来、それらの谷の入口にあたる安曇野市明科地区に設置されている。
仮に、犀川や高瀬川の河畔が浸水するような事態が発生しても、現事務所から各谷へ迅速にアクセスできるなど、災害時の初動体制や通常の防災業務の現場管理において最も効率性が確保され、かつ住民の安全安心に直結する場所であること。
3 現事務所の隣には安曇野市明科支所があり、またJR明科駅も徒歩で5分の位置にあるため、現在地が地域住民の利便性が最も高い場所であること。
4 全国各地で土砂災害が頻発するなか、地域住民は、砂防事務所が身近な距離にあることを、大変心強く、頼りとしており、その信頼に応えるうえで、職員が安心して職務に専念できる職場環境の早期整備は不可欠であること。


 上記の件は私から要望し、構成市町村の皆さんからも、しっかりと犀川砂防事務所の現地での機能強化等について要望していただきました。
 田下建設部長さんは、昨今の地球温暖化による豪雨災害や、糸静線による地震発生確率が高い地域であり、甚大な災害がいつ発生するか分からない状況にある中、防災・減災、災害対応の砂防事務所の重要性と、職員が安心して職務に専念できる環境の早期整備の必要性は十分認識されており、現在、土尻川砂防事務所の改修工事の業者が決まり、姫川砂防事務所は設計が済み、改修工事を実施する予定でありますので、今後は、犀川砂防事務所の設計・施工と進めていきたいとのことでした。


 本日は大変お忙しい中、田下建設部長さんはじめ関係の皆さんには、我々の要望活動にご対応いただきありがとうございました。また、構成市町村の高野麻績村長さん、関川筑北村長さん、甕町長さんはじめ関係各位には、要望活動にご参加いただき感謝申し上げます。


 午後2時40分からは長野県町村会役員会が開催されました。役員会の主な協議事項は、知事への要望、町村長会議、12月役員会等日程等について協議し、原案通り承認されました。

 報告事項としては、長野県後期高齢者医療広域連合への職員派遣、新型コロナウイルス感染症に対する本会の対応等、第20回県と市町村との協議の場における確認事項、長野県市町村過疎地域対策協議会の要望、東筑摩郡村議会議長会からの要請、新型コロナウイルス感染症の状況、インフルエンザ流行に備えた診療・検査体制などについて報告がありました。




 午後4時からの知事への提案・要望は、県町村会 羽田会長さんと県町村議長会 下平会長さんから阿部知事さんに要望書を手渡してから始まりました。






▽ 最初に県町村会 羽田会長さんから、町村会で協議して提案する23項目の中、重点提案8項目の内「大規模災害からの復興と災害に備えた公共事業の推進」「安心・安全な住民の暮らしの確保」「医療等の人材確保と地域医療の充実」「国民健康保険及び介護保険制度の円滑な実施」の4項目に対して説明されながら要望いたしました。


 次に、県町村議長会 下平会長さんからの提案・要望については、重点項目の「農業・農村対策の推進」「森林・林業対策の推進」「道路等交通網の整備促進及びインフラ老朽化対策の充実」「河川・砂防施設の整備促進」の4項目に対して説明され要望しました。


▽ 阿部知事さんからは、新型コロナウイルス感染症の対策について、今月に入って新規の陽性者が増えている状況ですが、更なる増大がないように感染防止策を徹底してもらいたいこと、しかし過度の自粛はせずに社会経済活動はしっかり行っていかなければならないこと、基本的には手洗い、マスクの着用、距離を取る、3密を避けるための換気をすること、冬場の加湿を心がけ、ガイドラインの徹底、自分が感染を避けること、長野市の保健所との連携や観光事業でも様々な対策を取って、経済が疲弊しないように、県としてしっかり取り組んでいきたいこと、単なる自粛ムードにならないようにしたいこと、来年度予算の基本的な考え方は、積極的な財政出動をするために、一般財源を確保しながら、厳しい財政の中でもしっかりと新型コロナ対策、災害対応、防災・減災対策、地方回帰の対応、デジタル化・DX化、2050年ゼロカーボンに向けた取組などをしっかりと進めていきたいなどと挨拶をされました。



 羽田会長さんと下平会長さんから説明されました重点提案・要望書について、それぞれ担当の部長さん方から詳しく回答をしていただきました。



 重点提案・要望やそれ以外の要望項目についての意見交換では、中山間地の抱えている課題として農地の維持が厳しいから日本型直接支払制度の要件の緩和、コロナ禍で各補助事業が不透明であること、果樹共済の加入促進は市町村の補助もあり、県と連携してPRすること、大北地方は地域規格道路の早期完成、防災・減災、国土強靱化の五ヵ年の延長、松食い虫対策の樹種転換では松は守れないこと、米の生産調整、米の転作で農家の所得を確保し、お米の値段が下がらないようにすること、東日本台風の災害復旧はほぼ完成したが、県道の堤防嵩上げによる高低差を対岸住民に説明すること、トンパックなどを両岸で積む、土嚢合戦のようで、国の直轄堤防の整備方針を説明すること、リニア中央新幹線に関連する工事の二次交通を含めて議論すること、市町村の所有でない避難所の環境整備を緊急防災・減災事業債の対象にすることなどの意見が出され、それぞれご回答をいただきました。




 長野県町村会は4つの部会で時間を掛けて協議をし、23項目の提案・要望をしていますので、今後とも阿部知事さんはじめ関係部署の皆さんのご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。

若者定住促進住宅竣工検査&日岐上空からの風景

2020年11月18日 | 生坂村の報告
 18日(水)は晴れて昼間はポカポカ陽気になり、朝は冷え込んで一日の寒暖差が大きな一日でした。
 午前10時からは、道の駅いくさかの郷前の石原団地に昨年度から建設しています若者定住促進住宅が、今年度完成した3号棟に続き、4号棟の竣工検査を行いました。




 この石原団地は、生坂村の一等地に道の駅いくさかの郷がオープンして、昨年度に若者定住促進住宅2棟を建設し、今年度2棟が建設され、計画では全部で若者定住促進住宅として8棟を建設する予定になっています。


 今年度も設計会社をお願いして外見・間取り等が同じ住宅を2棟建てました。設計士さんから説明を受けていると、昨年度と同じく細かなところまで住みやすい気配りが感じられました。


 この住宅も希望者には12年後に払い下げを考えていますし、今年度完成の2棟もエコキュート・IHクッキングヒーターなどのオール電化で省エネルギー対策が講じられていて、とても住みやすいです。




 今年度の2棟の若者定住促進住宅は、すでに1棟の入居者が決まり、残り1棟を募集しています。4LDKで家賃は45,000円です。お問い合わせは役場振興課(電話 0263-69-3112)までご連絡をお願いいたします。



▽ 毎朝出勤前恒例の画像は、ノーマイカーデーでしたので、我が家からドローンを日岐上空へ飛ばして撮影した風景です。

日岐上空からの風景







 その他生坂村では、小学校で6年生修学旅行①、中学校で生徒会立会演説会・選挙、児童館でしょうぎ教室、ノーマイカーデー、ビニールハウス栽培土壌診断結果報告会、県治水砂防協会犀川支部県要望などが行われました。

松本地域振興局現地調査

2020年11月17日 | 生坂村の報告
 17日(火)午後3時からは、松本地域振興局の草間局長さんはじめ6名の皆さんにお越しいただき、長野県の「地域発 元気づくり支援金」を活用して行っている事業、県営中山間総合整備事業の南平地区の現地調査をしていただきました。

▽ 最初に私から、新型コロナウイルス感染症の対応など大変お忙しい中、例年の現地調査と元気づくり支援金の支援などに対して御礼を申し上げ、今後も小さな村も元気を出して頑張っている各事業などにご指導、ご支援をお願いするなどの挨拶をさせていただきました。




▽ 振興課 井上主事から、元気づくり支援金を活用して行っています「Let's enjoyいくさかを五感で感じる観光事業」について説明をさせていただきました。
 村観光案内看板や屋外休憩スペースを道の駅いくさかの郷に設けることにより、道の駅を核とした村内周遊観光の促進を図るための施設整備を行うとともに、歴史ある観光名所のひとつである山清路公園の観光地名称看板の改修を行うことで、観光客へ配慮した整備及び国道従来者へ向けた観光地PRの促進を図る。


 また、生坂村の観光地を象ったピンバッチを作成し、村を訪れた観光客へ配布するキャンペーンを昨年度に引き続き第2弾として実施、過去に作成した観光VR動画を活用した道の駅等におけるVR体験会の開催により、生坂村の魅力を広くPRするとともに、観光客の増加につなげていく。
 これらにより、道の駅を核とした村内周遊観光の促進を図り、観光客の滞在時間を延ばすとともに、道の駅や村内事業者、施設の経済効果の増加を目指します。


 道の駅いくさかの郷の農林水産物直売所も視察していただき、生坂村産の野菜や果物などと、かあさん家の加工食品を見ていただき、地域発 元気づくり支援金を活用して、ビニールハウスの貸与により、冬場も野菜を栽培して出荷されていることや、かあさん家商品のパッケージがリニューアルできて、売上増につながっていることなども説明させていただきました。




▽ 続いて、村づくり推進室 藤澤室長といくさか大好き隊 小野隊員から、元気づくり支援金を活用して行っています「来て、見て、触って、やってみて、生坂リノベーション塾」の現地調査をしていただきました。




 村内には多くの空き家があるものの、村空き家バンクへの登録件数が少ないことは、状態が悪い物件が多く、改修・補修費用が掛かることが考えられます。改修・補修を要する空き家物件を、所有者や購入者が自らの手で最低限の状態まで回復させることで、放置状態の空き家の活用につなげていくことができると考えました。
 しかし、未経験者が実際に作業を行うことは難しく不安もあるため、未経験者が作業を行う場を提供し、未経験者でもできるという実例をつくることが必要でした。




 そのため、村有の未使用となっていた旧教員住宅を活用し、未経験者による改修・補修を実際に行うことで、経験者をつくる活動をPRしていくことで空き家の活用につなげていくことできると実施しました。
 塾と塾の間に、講師といくさか大好き隊員で専門技術が必要な行程や次の塾で行う作業準備を行ったため、塾がスムーズに進められ、ほぼ完成した空き家を現地調査していただき、その出来映えに高評価を頂戴しました。




▽ 最後に、農業公社の岩間理事長と藤澤事務局次長から、県営中山間総合整備事業で約5haをぶどう畑に圃場整備しました、大日向南平地区において、新規就農研修制度や新規就農者が農業に取り組んでいる状況などを説明していただきました。




 研修事業の実績として、23家族が研修を修了し、現在19家族が、地域で農家として自立しており、南平地区では、新規就農者4家族がすでに入植しており、子どもさんも増えて賑やかで嬉しいとのことでした。
 また現在は、男性2名と農業女子2名が研修中であり、来年4月からは2名が就農研修を受ける予定になっており、今後村内でぶどうや野菜栽培などによる就農を目指しています。


 本日は、大変お忙しい中、松本地域振興局 草間局長さん、井上副局長さんはじめ企画振興課の皆さんには、当村の様々な取組の現地調査と協議をしていただき御礼を申し上げますとともに、今後とも生坂村の行財政運営にご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。

税務行政に協力した納税者等の表彰に係る感謝状伝達式簡易水道有収率対策プロジェクト会議

2020年11月17日 | 生坂村の報告
 17日(火)は晴れて青空が広がり、朝晩は冷え込みましたが、昼間の日向では温もりを感じました。
 午前10時30分からは、税務行政に協力した納税者等の表彰に係る感謝状伝達式が、松本合同庁舎で行われ、生坂村が団体表彰をいただきました。


 功績として、生坂村は村民と役場職員との関係が近く、法律の基づく滞納処分を執行しにくい地域性がある中で、個人住民税を中心とした村税の未収金の縮減を図るために、機動力ある滞納整理を推進した。


 具体的には、切れ目のない粘り強い催告と納税折衝、過年度から継続する分納誓約者に対する適切な履行管理、庁内各部署との横の連携を密にとりながら情報の共有を図り、一体的な徴収を行うなど、収入未済額を減らしてきた。
 また、これまで手の行き届きにくかった村外転出者に対する滞納整理にも力を入れた。
 併任協定を締結している県税事務所とも連携し、県外転出した滞納者の預金差押を積極的に行うなど、職員の徴収スキルも向上している。


 こうした取組の結果、令和元年度の収入歩合(現年分)は99.76%と、前年度(98.28%)よりも1.48ポイント上昇し、その上昇率は全県で第3位(松本地域市村中第1位)であった。


 また、収入未済額も前年度(853,561円)から令和元年度は半分近くの49.29%、432,867円までに圧縮し、その縮減率は全県で第5位(松本地域市村中第1位)であった。
 以上のとおり、個人県民税徴収において多大な貢献があり、その功績は表彰に値するものと認められる。


 上記の内容で中信県税事務所 伊藤所長さんから知事感謝状を伝達されました。今後も、納税は国民の義務であり、各種使用料もお支払いいただくよう、各担当課と連携して滞納整理を進め、徴収困難な案件については、県税徴収対策室や長野県地方税滞納整理機構と連携を図りながら、折衝機会を増やすことによって滞納者、滞納額の減少に努めてまいります。


 午後1時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、最初に前回会議からの流れと各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1・第2配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較について説明を受けました。
 その説明を受けて、関屋、やまなみ荘前の工事着手による断水時間、牛沢の漏水調査の予定、仁礼木布設替工事の方法の検討、大町系統のトンネル工事関係の使用可否及び漏水調査の実施、小立野方面の漏水調査の予定、大日向や深夜のポンプの稼働状況の調査、大日向南平常会の使用量及び消火栓の点検時・漏水量のカウント、宇留賀の空き家の使用状況等について協議をし、それぞれ近日中に対応できるところから進めることにしました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂万平集落に行き、朝霧で真っ白な下界から上空へドローンを飛ばし、雲海の風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景





 その他生坂村では、保育園で誕生会、小学校でALT、中学校で歯科検診、なのはなでフェイスマッサージ、松本地域振興局現地調査、歩こう部、小立野・日岐の皆さんの元気塾などが行われました。

新型コロナウイルス感染症対策本部会議&議会からの提言&やまなみ荘定例会

2020年11月16日 | 生坂村の報告
 16日(月)も引き続き晴れて穏やかな空が広がり、朝晩の冷え込みは幾分控えめで、昼間も過ごしやすい陽気になりました。
 午前8時30分からは、14日に長野圏域がレベル4、北信圏域がレベル3、その他県内全域がレベル2に引き上げられ、さっそく当村は、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。我が松本圏域はレベル2ですので、県の方針に沿うと、徹底的な感染防止策を講じつつ、社会経済活動との両立を図るために全力を尽くしていく段階とのことで、村民の皆さんには、過度に活動自粛を行うことなく、基本的な感染防止策を徹底していただくために、引き続き信州版「新たな日常のすゝめ」に沿った行動を徹底することなどを周知することと、議会にお認めいただいた感染防止対策事業を早期に完成させるように担当部署に指示しました。


 午前9時からは、平田議長、一ノ瀬副議長、議会改革検討会座長 太田議員が「活力ある村づくり推進に向け、生坂村議会に若い世代の政治参加を促進させるため」全議員の賛同による「議員報酬の一部改正が必要」とのことで提言書を提出されました。


 改正内容は、第1条 「議会の議員の議員報酬」に、特例として次の文言を追加する。「年齢満55歳以下の者の議員報酬は、月額300,000円とする。」であります。




 前回の村議会議員選挙は村政始まって以来の欠員1という結果でしたので、行政としても議員のなり手不足は村政運営上の課題と捉えていますので、今後議会と相談しまして、特別職報酬等審議会を開催するか、12月定例会において、議員発議をされるのかなど、方向付けをしたいと考えております。

▽ 議会からの提言書等と翌日の信濃毎日新聞と市民タイムスの記事です。






 午前10時からのやまなみ荘定例会は、10月の利用状況は、少し回復の兆しはありますが、前年度対比で75.5%となり、引き続き厳しい運営状況でした。
 お祝い御膳は120食(10/31迄)、海鮮丼フェアは223食(11/3迄)、おやきセット160食(10/31迄)11月から1,200円にして42食(11/15迄)、秋鮭フェアは17日迄で、秋鮭の味噌チャンコ鍋定食23食、秋鮭フライのカレードリア9食の提供でした。

▽ 現在配布しています忘新年会プラン等のチラシです。お得な商品券やクーポンもご利用いただけますので、皆さんのお越しをお待ちしております。




 11月の全戸配布の内容は、海鮮丼フェアを12月3日(木)から27日(日)までの営業日に毎日開催すること、刺身盛り皿・オードブルの予約受付、竹炭湯、テイクアウトなどの内容をお知らせすることにしました。
▽ こちらは村内用の忘新年会プラン等のチラシです。


 11月から12月も、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、美味しいお料理とおもてなしの心で、忘新年会プラン、ひすいそばの新そば、海鮮丼フェア、地酒祭りなど色々な企画により、皆さんのお越しをお待ちしております。


 午後2時からは、松本広域連合議会定例会が開催され、松本広域連合職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例、令和2年度松本広域連合一般会計補正予算(第2号)、令和元年度松本広域連合歳入歳出決算の認定について、原案通りお認めいただきました。

 松塩安筑老人福祉施設組合全員協議会及び組合議会定例会は、養護老人ホーム温心寮の現況について、長野県町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び規約の変更の専決処分について、令和2年度松塩安筑老人福祉施設組合一般会計補正予算(第1号)の専決処分について、令和2年度松塩安筑老人福祉施設組合一般会計予算(第2号)について、令和元年度松塩安筑老人福祉施設組合一般会計歳入歳出決算について、上程した議案は原案通り認められました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、曇っていてウッスラ北アルプスが見えた草尾上空からの風景を撮影しました。
草尾上空からの風景







 その他生坂村では、小・中学校でアウトメディアチャレンジデー、小学校で身体測定・視力検査(高学年)、中学校で授業参観日、小・中学校保健委員会、食改理事会、少年少女サッカー教室などが行われました。

山清路方面の風景

2020年11月15日 | 生坂村の風景
15日(日)は晴れて穏やかな天気で、昼間は日差しが暖かいものの、朝晩はヒンヤリの陽気でした。





▽ 毎朝恒例の撮影は、大町麻績インター千曲線のもうすぐ完成する「山清路大橋」と、朝霧が立ち込めている山清路方面の風景を撮影しました。

山清路方面の風景



 本日は午前10時から、地域おこし協力隊員の採用面接と新規就農研修制度の希望者の面接を行いました。今月は同じ様な面接は2回目であり、新型コロナウイルス感染症の影響で、地方回帰が進んでいることを実感しています。


 午後1時30分からは、新規採用職員の1次試験を合格した皆さんの2次試験の面接を行いました。一般事務、保育士、保健師の採用予定ですが、皆さん優秀な方々で今後採用の可否を決めたいと思っています。



 その他生坂村では、中学生がバドミントン中南信新人大会②などが行われました。

小立野乳房イチョウの風景&秋野菜の収穫

2020年11月14日 | 生坂村の風景
 14日(土)は晴れて朝晩は冷え込みましたが、昼間は気持ちの良い青空が広がり、日差しの温もりを感じた一日でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は今が見頃の小立野乳房イチョウの風景を撮影しました。今年は例年より色付きが良いとのことでした。
小立野乳房イチョウの風景



 小立野乳房イチョウは、長野県の天然記念物に指定されていて、樹齢800年以上のイチョウの木であり、イチョウの小枝を煎じて飲めば母乳の出がよくなるということで、妊婦さんや出産後の女性が祈願に来たとのことです。






 毎朝の撮影後は、母と妻と息子と孫で大根・長ネギ・白菜、唐芋の収穫と、少し遅くなりましたがニンニクの植え付けを行いました。天気が良く、コロナ禍を忘れるような畑仕事に清々しさを感じました。







 その他生坂村では、中学生がバドミントン中南信新人大会①、少年少女サッカー教室、地域未来塾、少年少女バドミントン教室、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

小舟上空からの風景&長野県町村会国への要望活動

2020年11月13日 | 生坂村の風景
 13日(金)の朝晩は冷えましたが、昼間は晴れて日差しが暖かく感じられた一日でした。

▽ 毎朝恒例の写真は、引き続き東京出張ですので、9日(月)早朝に撮影した小舟集落上空からの風景です。
小舟上空からの風景






 午前7時30分からの県関係国会議員11名の皆さんへの面談の提案・要望は、最初に県町村会 羽田会長さんから、町村会で協議して提案する24項目の内、重点提案9項目の「大規模災害からの復興と災害に備えた公共事業の推進」「安心・安全な住民の暮らしの確保」「町村財政基盤の強化」「医療等の人材確保と地域医療の充実」「国民健康保険及び介護保険制度の円滑な実施」「農業・農村対策の推進」の6項目に対して説明されながら要望いたしました。


 次に、県町村議長会 下平会長さんからは、町村議会の関係の要望「議会の機能強化」「議員のなり手確保」と、「森林・林業対策の推進」「道路等交通網の整備促進及びインフラ老朽化対策の充実」「河川・砂防施設の整備促進」の5項目に対して説明され要望しました。


 それぞれの県関係国会議員11名の皆さんから、提案・要望事項に対しての回答、新型コロナウイルス感染症の感染予防と社会経済の再生、防災・減災、国土強靱化の5年間の計画、種苗法の改正、東日本台風の復旧・復興、雇用調整助成金の延期、地方創生臨時交付金3次分、一級河川の中抜け区間の一元管理化、地方交付税の総額確保、緊急浚渫推進事業債における個別計画作製等要件の簡略化、水稲の転作、2050年カーボンニュートラル、地方との交流促進、デジタル化の推進、議員のなり手不足、道路整備・インフラの老朽化、一般財源の確保、過疎法の制定、農山漁村の体験、農業の担い手育成、地方への移住、農業・林業の推進、ベーシックインカム、リモートの推進等々についてお話を伺いました。




 我々からは、米の生産調整をしないこと、地方交付税の総額を確保すること、地方分権を進める上で自由度のある一括交付金も交付すること、災害対応を強化すること、議員のなり手不足による兼業の禁止の緩和をすること、過疎法・過疎債を継続すること、空き家の除去に対する支援の拡充と経過処置をすること、農振法の抜本的な改正をすること、自然エネルギーへの新規参入を緩和すること、過疎債総額の減額をしないこと、野沢菜等の伝統野菜を育成すること、農業用河川改修のため土地改良予算の拡充などについて意見交換をさせていただきました。 


 県関係国会議員への面談要望後、私は建設部会長として、青木監事さん、富井理事さん、議長会の下平会長さん、堀内理事さん、関理事さん達と一緒に、農林水産省、林野庁、国土交通省へ要望に行きました。今年度は新型コロナウイルス感染防止対応で、それぞれ2箇所ずつの要望活動になりました。

▽ 林野庁次長 浅川京子氏に「森林環境譲与税の譲与基準について、私有林人工林面積の割合を大きくするとともに、私有林天然林面積も加味するよう見直しを行うこと。また、森林・林業を支える山村が多面的な機能を発揮するため、植栽、育成、伐採等の全ての活動に対して財政支援の拡充を図ること」などを要望しました。




▽ 面談要望の後、林野庁長官 本郷浩二氏にもお会いでき、要望書をお渡しして記念写真を撮り、短い時間でしたが同様の要望をさせていただきました。


▽ 国土交通省 技術総括審議官 浅輪宇充氏に「国土強靱化基本計画及び計画に位置付けられた防災・減災、国土強靱化のための3ヵ年緊急対策が最終年度を迎えるにあたり、引き続き頻発・激甚化する災害に対応するため、恒久化と拡充を図ること。また、地域応じた防災・減災対策が柔軟かつ確実に取り組めるよう、令和2年度で期限切れとなる緊急防災・減災事業債の延長・恒久化を図ること」などを要望しました。




 コロナ禍の中で予定の要望活動はできましたので、要望の実現に向けてそれぞれの立場で、要望内容の活動を出来る範囲で実施しなければならないと感じました。今後も町村等で防災・減災、災害に強い地域づくりにより、住民の安全安心な生活を守るために頑張ってまいりましょう。皆さん、お疲れ様でした。



 その他生坂村では、保育園で避難訓練・園庭開放、小学校で身体測定・視力検査(低学年)・ALT、歴史探訪教室、管内保健師研修会、フレイル予防映像撮影などが行われました。