現在拙宅の音楽はLINNとKEFの安価なシステムで音楽を楽しんでいますが、
音楽は昨日スピーカーケーブル を変更したが、 本日休みが取れたので、
実験のつもりで,今お休み中の東芝SC-M15/SC-M15K BTL接続でモノラルパワーアンプとしての使用も可能なステレオパワーアンプ。
勿論BTLで2台をモノーラル使用にしてスピーカーケーブルを変えて、音出しをしました。
小一時間はどスイッチを入れてから音出しします・・・・・・・・
あ!音源が近づいた!高音部はより一層高く、切れ込みよく、実に良い塩梅で鳴るんです。
何か薄モヤが取れたようです、特にチェンバロの高音部がスッー出たんです。
LINNのアンプより勝っているように思えます。やはり、このアンプは只者では無い様です。
聴き比べテストしてみます、Goldberg-Variationenを聴いて見ます。
皆様はご承知かと思いますがバッハ自身による表題は、
「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」「アリアと種々の変奏」 と題されているが、
バッハが音楽を手ほどきしたヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク が不眠症に悩む
ヘルマン・カール・フォン・カイザーリンク伯爵のためにこの曲を演奏したという逸話から
「ゴルトベルク変奏曲」の俗称で知られている。しかし演奏には高度な技術が必要で、
当時ゴルトベルクは14歳の少年であったことなどから逸話については懐疑的な見方が多い。
最初はWanda Landowskaでしょう・・・・
BACH - VARIAZIONI GOLDBERG - Cembalo: Wanda Landowska (First Rec 1933)
流石に古い録音ですが、やはり基本ですかね、実に説得力がある。
安心して聴けるGustav Leonhardtの音?
前より何か鍵盤の動きが見えそう?
前もう少し高音部が欲しいと思ってましたが・・十分聴けます。
何か前聴いた時より、音源が近くなり、説得力さえ出てきたような感じです。
チェンバロという楽器は実際に叩いてみるとわかるのですが、
元来やさしい、大変音の小さな楽器です。
そのためか、はっきり音をとらえようとしてマイクを近づけて録音することもよく行われるようで、
そうなるとワタ リガラスの羽軸かデルリン樹脂かの爪で真鍮や鉄の弦を引っ掻くその構造から、
大変金属的な音に収録されてしまう ことも多いように思います。
とくに速いパッセージではガシャガシャとせわしなく、耳に痛く感じます。
しかしレオ ンハルトの使用している楽器は18世紀前半のフランドルの
製作者ドゥルケンを模した マルティン・スコウロネック 製作のものと記され、
現代ドイツのものであるにもかかわらず音は大変繊細です。
Gustav Leonhardt plays Bach Goldberg Variations BWV 988 (1/6)
Edith Picht-Axenfeldを聴くやはりいい感じします。
続いてTon Koopmanやはり安定感はあります。
そしてPierre Hantaï凄くキレがあって実に良く、音質も良く当に万人向けの演奏です。
最初のAriaの出だしの音から凄くキレッキレの音源。
確かにBELDENのスピーカーケーブルは凄いのかもしれない。
はたまたSC-M15/SC-M15Kとの相性が良いのか、
驚いた事に鍵盤の足で踏む感じも解り、可成りアキュレットな感じに聴こえる。
当分メインアンプはSC-M15/SC-M15Kで聴いてみましょう。
こうして聴いてみると解るのですが、音楽の凄さがわかります。
音じゃなく音楽なのでしょう。
Wanda Landowska、Gustav Leonhardtが格上なんです。
最後に話題の曽根 麻矢子の演奏、 でも筆者には余り良くは思えない・・・正直格下なんです。
そんな意味での音って怖いと思うこの頃です。
曽根 麻矢子
聴いてみると、しかし録音は古く音質も悪いWanda Landowskaがやはり一番ですかね?
全くオーディオとはなんでしょうネ!一体何のために苦労してるのでしょう!
又修理に出したオールドタンノイの梱包も解いてないのですが、
新年は開封して回り道して音楽を聴いていこうと思ってます。
最後にもう一度LINNのアンプにBELDENを繋、聞きましたが、
やはりJAZZ系統は断然良くなってます。次はご指摘を頂いた9497を使用して見ます。早速注文しました。
じっくり聴くとやはりLINNの良さが伺えます、スピーカーケーブルでこんなに音が違うのって?正直驚きです。
皆様良い年をお迎えください。来年も宜しくお願いします。
いい音、いい音楽 を目指します。
来年ほ釣りブロクを少しでも増やせるように出撃チャンスを伺いたいと思います。