最近まで、紅葉の情報が飛び変わっていましたが、もう最終月の年末。
庭の木々も紅葉も最終段階でいま色づいた紅葉が落ちようとしています、
写真もPS補修すれば良り立体的に見えるのか?少し補修してみました。
そのような光景に筆者の好きな曲に此の曲があります。
バッハの深遠な世界へようこそ
ヴァイオリンと鍵盤楽器のためのソナタというジャンルはモーツァルトをはじめとして古典派以降たくさんある。
その昔聴いた時のイメージで、ヴァイオリンとチェンバロの楽しげな合奏が始まるのかなー、
などと思って聴き始めると、いきなりとまどってしまう。
冒頭は厳しい雰囲気のチェンバロ独創、そこにス~〜っとヴァイオリンが長い音価で入ってくる。
ソナタといっても無伴奏と同じく緩急緩急という教会ソナタと同じ楽章構成になっているのであった。
iTunesでよく聞く、演奏者にヴィクトリア・ムローヴァ(Viktoria Yurievna Mullova)の
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲)
BWV.1014~1019wpよく聴きます。
バッハがヴァイオリンのために書いた音楽といえば,
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)が有名ですが,
このヴァイオリンとチェンバロのためのソナタも重要な作品です。
筆者はむしろ無伴奏より此のソナタを聴く事が好きなんです。
バロック時代のソナタには独奏楽器を支える通奏低音が必ず入っており,
演奏者の裁量に任される部分が多かったのですが,バッハ自身は,
チェンバロのパートを重視することを好んでおり,
この曲でも通常の通奏低音だけにはとどめない扱いがされています。
そういう意味では,近代的な二重ソナタへの橋渡しをしている曲と言えます。
曲の構成は,6曲中5曲が「緩-急-緩-急」という教会ソナタの形式となっています。
遅い楽章ではチェンバロは和音的な形を取っていますが,
速い楽章ではチェンバロの両手が独立して動き独奏ヴァイオリンとあわせて
「2人でトリオ・ソナタ」的な作りになっています。
舞曲形式の曲はありませんが,
リトルネッロ形式やフォルテとピアノを対比させたエコー効果などイタリア音楽の影響も見られます。
その他,当時としては珍しいくらいに速度指定に神経を使っている点も特徴となっています。
6曲のパターンを表にすると次のようになります。
第4番と第5番については,深い憂愁が漂っていますが, これには,
この年の妻との死別が関係していると言われています。
また,第1番については前年に亡くなった4男の死と関係しているもかもしれません。
尚この曲はYouTubeでの配信がありませんので曲はきけませんが・・・
此の曲は是非オールドタンノイで聴きたい曲なんですが・・・・・・・
最近筆者が思うは、
幾ら懐古主義者だと言われてもやはり
もう一度は火屋を眺めながらながら聴いてみたい。
オールドタンノイを真空管アンプで楽しむ・・・・・
真空管アンプは大きく重い。重量の大半は電源トランスと出力トランス。
やはり再度機材の事を調べ直す必要があるようです。
でも此のアンプはオールドタンノイオールドファンからもかなり賞賛されているようです。
これはキット屋の製品で、電力増幅管に300Bを用いたシングルアンプ(2004年製)
300BはWEではなくエレクトロ・ハーモニックス製。
メーカーによれば、’96年発売のアドバンスM-501の改良機となっています。
300Bは直熱管なので直流点火でないとハム音が出やすいのです。
このため当機を含め多くの300Bアンプは、ヒーターが直流点火で、
B電源にチョークコイルを採用しています。
しかし、本当の300Bの味は交流点火でなければ出てこないものらしいです。
ヒーターが暖まるまではB電圧がかからないようにする遅延回路が内蔵されています。
スイッチを入れて約45秒後に、カチンという音とともにメーターが振れてプレート電流が流れ出します。
尚出力は8W×2程ですが、家庭で楽しむには十分だと思います。
メーカーではケースを販売していませんので、真空管を保護する何らかのカバーが必要に思います。
むき出しの300Bを見るたびに何か落下物が当たったらと考えてしまいます。
それと後は今まで余りMCトランスの事は考えていなく、
昔、御茶ノ水の某電気店で購入の物を 使用していましたが、
レコードを聴くには真剣にトランスの事も考えなくてはなりません。
オルトフォンに合うトランスをネットで調べると
Western Electric 618B INPUT見た目には全くのガラクタです。
でも色々ネット等で探して見ると只者では無いような代物のようです。
最大の欠点は高額なんです、60万円もするそうです??
此れに変わるトランスが未だに無いというのですから此の世界の不可思議なところのようです。
紹介記事引用
Western Electric社の618B INPUTトランスオリジナルです。 灰色モデルです。
WE社の技術の高さを証明するMCカートリッジ用 昇圧トランスです。
618Bは1940年から製造されていて、
70年以上経過した 現在の技術をもっても足本以下とは本当に情けない話です。
すべてのオーディオ製品は、技術革新の情報だけで退化はあっても進歩は無い ように思います。
WEのトランスも古い方が良いのかもしれません。
古美術的な言い方をすれば、古いモノほど、その材料がいいのです。
鉄や硯、その他のモノも、地表に近い材料ほどいいのだそうです。
もしかすると、WEに使われている鉄類は、 その鉄鉱石からして採掘現場が違い、
高級品だったのではないでしょうか。
WEのみならず、アメリカの数々のメーカーのトランス類も、総じて優秀なのは、
その設計だけではなく、素材そのものが優れていた可能性があるとおもいます。
その中で、特にWE社が使った鉄鉱石は、純度の高い最高のモノだった可能性があるとおもいます。
あるいは、技術の粋を集め、鉄鉱石から素材にするまでの間に、
何やら秘密めいた操作があったのかもしれません。
もし、そうであるならば、WE社は単に技術に頼るだけでなく、
美術芸術的なアプローチをオーディオに施したことになります。
こうした行為は、何もWE社だけではないでしょうが、
「WE社は力の入れ方が他社とは比較にならなかった」 ということかもしれません。
聞くところによると、618Bは、
オルトフォンのカートリッジを使っている人々に特に評価が高いのだそうです。
形もこぢんまりとしていて、いい音が出そうなムードです。
一方、285は618Bよりも形が大きく、ですから当然コアーも大きい。
「大けりゃーいい」というものでもないでしょうが、
その結果、618Bよりも中低域がよく出て、 EMTのカートリッジには、こちらの方が合うのだそうです。
一度WE社の音を聴いてみたい衝動に駆られている最近です。
年代物なので果たして良い製品があるのか心配です。
果たして『言い音、言い音楽』とはなんであろうか?益々不思議の世界です?
筆者の機材のメンテナンスは何時までに出来るのでしょうかね?
CD,プリメインアンプ、レコードプレイヤー先は長いようです。
苦しみが楽しみか、SMか?そのプロセスが楽しみか?趣味の世界は深いようです。