伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

IIILZ in Cabinetでモーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩」を聴く。

2017年10月20日 | クラシック音楽・オーディオ

最近急に寒く?なり始めた、半袖から薄手のジャケット?夏から冬です・・・体調に悪いですね!

この時期には遅く咲き出したパッションフルーツの花が可哀想に見える。

実家の妹より早出しの「みかん」が届く、未だ所々青みがある、早速頂くと 口が曲がりそう

酸っぱいみかんです。

幾ら蒲郡みかんと言えど、少し熟さないと食べることはできないようです。(笑)

 最近筆者のサブパワーシステムをじっくり聴いている、TANNOYYIIILZ in Cabinet

AUREXSC-M15/SC-M15K2BTLモノラルでノイマンRCAケーブルにWestern Electric16GA

撚り線single(緑)のシステムにて各ケーブル等の馴染みもあると思い、色々聴いてみた。

此のアンプは以前聴いて来たが、少し白痴美人的に特に高域が綺麗に鳴り過ぎ

本物らしさが何か失われた感じに聞こえたが、ノイマンRCAケーブルに変更しじっくり聴くと

実に良い鳴りっぷりを発揮した。特に声と弦が好くなりTANNOYの本領発揮したかのようだ!

今回は弦楽四重奏曲をじっくり味わってみた。

弦楽四重奏曲第17番変ホ長調K.458『狩』は、モーツアルトによって、1784年に作曲された。

ハイドン・セット全6曲中の第4作。

昔から好きだったモーツァルト:弦楽四重奏曲第17番≪狩≫&15番です。

 

しかし今新しいオーディオ再生装置又録音方法もかなり進歩して来たが、不思議な事にスピーカ

ーは余り進歩していない?例えば筆者の所にあるかなり癖のあるTANNOYIIILZ in Cabinetだが

40年前の物だが、今もある程度の音楽再生には満足させられる。

筆者がTANNOYYIIILZ in Cabinetが好きな点は、ピアノで音の立ちあがりや切れ込みの鋭さを好

む人の装置では、

ほとんどの場合、弦楽合奏の再生は無理である(その音は冷たく金属的に響きすぎて、馬の尻尾で

弦をこする感じには鳴りにくい)。

その辺りはこのIILZ in Cabinetはあり程度のピアノ音も、ヴァイオリンの演奏も程々に聴けるのが

良いのかも知らない。

アンプもやはり価格も手頃の火屋の温もりを感じたい、前から欲しかったサンバレーのアンプを観る。

JAZZBossa Novaも好きな筆者も流石最近はコンサート会場の程よい席で聴く感じの楽しみなっ

ている。例えばアルテックの音のシャワーに浴びサッパリした感覚は無いが、だから熊手でドラムを

擦る音などは出ない、又オーケストラの圧倒的なパワーは全くお手上げだが、小編成の音楽には誠に、

塩梅よく鳴ってくれる。最近も久々にオーディオショップに除きB&W等色々聴いたが、どれも五十歩

百歩で余り代わり映えは感じなかった。

但し金額が桁が一桁違いその様は再生装置を揃えると、建物まで変える必要が・・・と思う、貧困老人

には到底無理の世界である。アキュレットな聴き方をする方はやはり今のの機種に軍配が上がるが、で

も筆者は、人間、バッハ、ベートーベン等の恩恵を受けたく、

音源の悪いランドフスカ、クナッパーズブッシュ、アルフレッド・コルトー、ジャック・ティボー等の音

に感動をし、何度も聴き入っているための装置は、少し癖のあるTANNOYIIILZ in Cabinet十分かも知れ

ないと思う。

戦前のSP時代は勿論、蓄音機で聴いていた時代は弦楽四重奏団程度のアンサンブルが工合よく聴こえたの

かも知れない。

音楽性からいえば、フルオーケストラで奏でる交響曲、オペラ等がより音楽性は素晴らしい。

やはりTANNOYIIILZ in Cabinetの魅力を活かすのは、弦楽四重奏団のレコード盤です。

当時は感動したろコード盤にスメタナ弦楽四重奏団モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩」があります。

此の1枚は未だにレコード盤を保存しています。当時、それまでの弦楽四重奏団のレコードは音源が遠く感じ

たがこのレコードに至っては目の前で演奏しているかの様に聴こえ、デジタル録音なるものに感激した。

今から45年以上前に日本コロムビアは1972年にPCM(デジタル)録音機を開発し、

4月に青山タワーホールでスメタナ四重奏団によるモーツァルトの弦楽四重奏曲《狩》、KV421を録音し、

同年10月第1PCM録音レコードとして発売された。その時の記念するれコード盤です

このレコードは彼らの演奏の素晴しさもあり、「音が透明で、メンバーの息遣いまでも生々しく聞こえる。」

とデジタル録音の優秀さを世に認識させ、商業的にも成功を収めたようだ。

此後筆者も日本コロムビアPCM録音盤を購入したが、音は良いが演奏の良いものが無く

未だ此のレコード盤のみ残り、後は数枚処分した記憶がある。

 

この録音の偉大なところは、最盛期のスメタナ四重奏団のアンサンブルをデジタルでとらえた点にあり

ます。

録音当初の記録の限界も、最新のリマスタリングによってリフレッシュされており、

弦のみずみずしい音色や弓に擦れる音、ホールの量感までしっかり捉えられています。

音楽用のコンパクトディスク(CD)が発売されたのが1982年ですが、その10年前に既にデジタル録音は行

われていました。

実は世界初のデジタル録音を成功させたのは日本で、会社は日本コロムビア、今のDENONでした。

此の10年後この後オランダのフィリップス社の光ディスク技術を取り入れて誕生したのがCDです。

プラハ音楽院で室内楽を学んだJ.リベンスキー(1ヴァイオリン)

L.コステツキー(2ヴァイオリン)

V.ノイマン(ヴィオラ)

A.コホウト(チェロ)4人で1943年に結成された。結成当初の名称はプラハ音楽院弦楽四重奏団である

最近の弦楽四重奏団を聴くがやはり、音質も相当向上している。

最近はハーゲン四重奏団を良く聴く。

長年に渡り室内楽の世界の中枢で注目を集めてきたオーストリアの弦楽四重奏団、ハーゲン四重奏団は、

ドイツ・グラモフォンで45枚に及ぶアルバムを制作しています。

しかし、2011年、結成30周年を記念して、彼らが新たにパートナーに選んだのは個性派エンジアでもある

シュテファン・カーゲンが確立したドイツの小さなレーベル、ミリオス(MYRIOS)でした。

激しい演奏体験を積重ね、練り上げられた合奏がありますかす大胆な音楽表現が持ち味でもあるあるハーゲ

ン四重奏団の魅力をフルに味わうには、優秀な録音技術が欠かせないが、ミリオス・レーベルばらができる

と考えられた結果としての、リリースのスターターなのかしれません。

ハイドン・セット(ハイドン四重奏曲)は、モーツアルトの作曲した6曲の弦楽四重奏曲

K.387K.421K.428K.458K.464K.465 )である。

まとめてハイドンに献呈されたので、「ハイドン・セット」または「ハイドン四重奏曲」

と呼ばれる。モーツァルトが2年あまりを費やして作曲した力作であり、古今の弦楽四重

奏曲の傑作として親しまれている。

**♪ハーゲン弦楽四重奏団 演奏会 / モーツァルト:弦楽四重奏曲第14K.387,15K421,21K.575 

 現代を代表するカルテット、兄弟4人のハーゲン四重奏団の新カットリング、モーツァルトと

ハイドンの室内楽名曲集です。「狩り」は快活な主題が狩猟を連想させるために標題が付され

た、平明快活な曲想で人気の高い作品。

「ディヴェルティメント」では18世紀の奏法を積極的に採取しての名演が展開されています弦楽四重

奏曲は、18世紀の多くの作曲家たちが大切にした音楽フォーマットですが、

特にはハイデンの作品はその完成度の高さと内容の深さで傑出しているようです。

精細なアンサンブルと豊かな響きで人間味あふれる演奏となっています。

 1.モーツァルト:弦楽四重奏曲第1 7番変ロ長調K.458「狩」

2. モーツァルト:ディヴェルティメント第1番ニ長調K.136125a

3. モーツァルト:ディヴェルティメント第2番変ロ長調K.137125b

4.モーツァルト:

ディヴェルティメント第3番ヘ長調K.138125c5.ハイドン:弦楽四重奏曲第67番ニ長調op.64-5Hob.III63「ひばり」

ハーゲン四重奏団録音時期:19885月( 5)、19903月(2-4)、19984月(1

 録音場所:ケルン(5)、ミュンヘン(2-4)、アーバーゼー(1

 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 

ハイドン/弦楽四重奏曲第1番変ロ⻑調 Op.1-1 Hob.Ⅲ:1「狩り」 

モーツァルトがウィーン時代にヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)を⾃宅に招き、

「ハイドン・セット」のニックネームでおなじみの6曲の弦楽四重奏曲を献呈したことはよく知られているが、

 ハイドンは弦楽四重奏という形態をひとつのジャンルにまで押し上げ、交響曲と同様、その基礎を築いた人物

であった。

4つの弦楽器が、和声(和音の動き)をつくるときの基本をなす4つの声部を一人ずつ担当するという編成は

とてもシンプルだが合奏としては十分完結しており、

古典派から近現代にいたるまで多くの曲が書かれるとともに、数多くの優れた弦楽四重奏団が誕生した。 

この様な話があるようです。

欧米のレコード会社や放送局のモニタールームに立ち入ればわかるが、

彼らはモニターはけっして大きな音で収録(あるいは再生した)音を聴こうとしない。

モニタースピーカーからでているのは、ほんの聞こえるか聞こえぬかの微々たる音量だ。

そのほうがヴァイオリンとヴィオラの差を的確に感知させてくれるし、つまりはモニター監視・調整の役割を

果たすことになる。

筆者の聴き方も実は音量は絞り気味で会話しても差し障りない程度の音量で聴く事が多い。

今まで難関でした弦楽四重奏曲が塩梅良くかなり満足して聴ける様になったのは実に嬉しい。

機械音痴の筆者には解りやすい本を購入して読んだが余り役にはたたないようでした。

当に弦楽四重奏曲など聴くと良く分かる、現在にシステムでは弦楽四重奏を聴くにはすこぶる相性が良い。ブラボー!